PUMASがサントス・ラグーナを倒し、リギージャ(プレーオフ)進出圏内へ突入
カルロス・ゴンザレスとダヴィッド・カブレラが、ホナタン・エマヌエル・オロスコが守るゴールからPUMASの勝利に貢献する得点をし、得失点差で総合順位表の第8位へ
メキシコメキシコサッカー1部リーグにおいて何かを示すそうとする場合、スタッツが常に最良のパラメーターにはならない。どんなことでも起き得る。PUMASはサントス・ラグーナをオリンピック・スタジアムにおいて迎え撃ち、戦前不利だという予想に対して勝利を挙げた。PUMASはカルロス・ゴンザレスとダヴィッド・カブレラのゴールでリーグ首位のチームを上回り、勝ち点17に到達しリギージャ(プレーオフ)進出圏内である第8位に得失点差で返り咲いた。リーグで最も目立たない攻撃陣を持つPUMASは、ホナタン・エマヌエル・オロスコが守るゴールから得点を得るチャンスを奪った。
前半4分、左サイドからのワンツーでディフェンダー2人を置き去りにしたブリアン・ロサノがパスを直接放ったシュートは、アルフレッド・サルディヴァルが僅かに手で逸らして最初のピンチを逃れた。カルロス・ゴンザレスがそのお返しとして放ったシュートは、ホナタン・オロスコからかなり離れた位置へ逸れた。その数分後、サントス・ラグーナはアルフレッド・サルディヴァルの拙い飛び出しで先制するチャンスを掴んだが、ジェイソン・アングロがウリセス・リバスへのクリアで事なきを得た。
サントス・ラグーナが試合の主導権を握り、セカンドボールを優位に奪った。マテウス・ドリアがシュートを狙っていたコーナーキックは、ウリセス・リバスが放ったロングシュートと共にゴールエリアからゴールバー上へ外れた。PUMASは前半10分過ぎにファン・マヌエル・イトゥルベが放ったパワフルなシュートで最初のチャンスを得たが、ホナタン・オロスコにセーブされた。
前半25分、サントス・ラグーナはフリオ・セサル・フルチのセンタリングでPUMAS陣内で一定の包囲を維持したが、アルフレッド・サルディヴァルがジャンピングでそれを制した。試合は、少しずつPUMASが主導権を奪い返した。前半半ば過ぎ、パブロ・バレーラがピッチのスリークォーターから抜け出して、フリーになったヴィクトル・マルコラへパスをしたが、シュートのタイミングが合わずボールはそのままゴールポスト脇へ逸れた。前半終了間際にはファン・パブロ・ヴィゴンがヘディングシュートを放ったが、ホナタン・オロスコに抑えられた。
後半に入って、PUMASはさらにインテンシブを増した。ファン・マヌエル・イトゥルベとカルロス・ゴンザレスが相手にダメージを与えようと追い付いてフィニッシュをしようとスピードを上げたが、ボールは遠くへ外れホナタン・オロスコに抑えられた。PUMASはペナルティエリア外から強烈なシュートを放ったが、ホナタン・オロスコの素早い対応でパンチングされ、こぼれ球をカルロス・ゴンザレスがヘディングで合わせたがボールはゴールの角度に近すぎ、非常に良い攻撃であったがわずかに正確性を欠いた。
後半15分、左サイドからブリアン・ロサノがちょうど前節ファン・マヌエル・イトゥルベが対クルス・アスル戦で放ったようなループ気味のシュートを打ったが、ボールはゴールバー上を掠めていった。後半25分、PUMASは必死に抵抗を続け、漸くその報いを得た。ファン・マヌエル・イトゥルベからのパスを受けたカルロス・ゴンザレスがディフェンダーをスピードで制し、放った左足のダイレクトシュートはマークに付いていたマテウス・ドリアの足に当たって、待ち構えていたホナタン・オロスコの逆サイドに決まった。
そこからリーグ最優秀オフェンスを誇るサントス・ラグーナは攻撃が滞り、全くらしさを見せなくなった。唯一ドローにする決定機だったのは、後半40分にエドゥアルド・アギーレが左サイドからシュートを押し込もうとした場面であったが、アラン・モソの懸命な守備にによって防がれた。
PUMASは、ロスタイムにペナルティエリア内でマルティン・ロドリゲスへのタックルによってペナルティキックを獲得。これをダヴィッド・カブレラが冷静に決め、勝負あり。今節のサプライズとなった結果は、第7節以来となるリギージャ(プレーオフ)進出圏内へ返り咲いた。