メキシコ杯の魔法のような夜!PUMASが4-0でアトレティコ・サンルイスに圧勝
チームはソリッドに(守備の統率がとれていてスペースがなく、また一人ひとりがしっかりマークされているため、パスを出すことも、もらうこともできず、攻めることができない状態)見えたが、重要だったのは力強かったこと
PUMASにとってホームアンドアウエーのメキシコ杯において、ビジターとしてサンルイスポトシへ遠征。4-0というスコアでグループリーグ突破が決まった。
前半開始10分でホームチームは非常に激しい攻勢に出たが、PUMASは相手から自陣ゴールにダメージを受けないように完全に相手を測っていた。前半13分、ケヴィン・エスカミージャがゴール正面から放ったミドルシュートのゴラッソで先制。これで、一気に試合の流れはPUMASへと傾いた。
そのたった数分後の前半20分、今度はブライアン・フィゲロアとの素晴らしいプレーで右サイドから抜け出したマルティン・ロドリゲスが挙げたセンタリングを、フェリペ・モラがゴール左サイドからヘディングシュート。これまで今シーズン無得点だったフォワードが、これまでの不運を涙で振り払うかのようなゴールパフォーマンスで祝った。
さらにその後の前半24分、コーナーキックから再びフェリペ・モラがマルティン・バララガンが放ったシュートのこぼれ球を押し込み、この試合PUMASの3点目、自身による2点目を決めた。
これで試合は圧倒的にPUMASペースで進み、3-0というスコアのままハーフタイムを迎えた。後半に入ってアトレティコ・サンルイスは、素早い攻撃でPUMAS守備陣と対峙したが大したダメージを与えることなく、逆にPUMASによって反撃された。後半8分、フェリペ・モラによる素晴らしいパスを受けたニコラス・フレイレがダメ押しとなる4点目。
ここからPUMASが完全に試合の主導権を握り、相手チームの攻撃を巧みに交わしつつロスタイムもないまま、試合は終了。PUMASが残り1試合を残したまま、メキシコ杯決勝トーナメント進出を決めたのであった。