対ケレタロFC戦の敗戦で、PUMASのリギージャ(プレーオフ)進出が複雑に
PUMASがコレヒドーラ・スタジアムで行われた、対ケレタロFC戦で3-0の大量失点
PUMASはコレヒドーラ・スタジアムで行われた、対ケレタロFC戦で3-0と苦戦し、勝ち点18のまま2019年前期ステージのリギージャ(プレーオフ)進出が複雑となった。試合開始後少しずつリズムを取り、ボール支配率を占めピッチで優位に立った。両サイドから奥深い攻撃でゴールを目指し、前半4分コーナーキックからニコラス・フレイレがこぼれ球を押し込もうとしたが、ボールはゴールバーに直撃した。
ケレタロFCの攻撃陣はすぐさまエンリケ・ロペスがヘディングシュートで応酬したが、ボールはアルフレッド・サルディヴァルが守るゴールを大きく上に外れた。前半15分、PUMASはファン・マヌエル・イトゥルベやファン・パブロ・ヴィゴンらによるシュートで攻勢に出たが、ヒル・エサウル・アルカラが守るゴールに大した危険をもたらさなかった。
試合が動いたのは前半24分、ジェイソン・アングロがペナルティエリア内でハンドを犯し、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)で見直した後に、主審:オスカル・マシアス・ロモの判定によってペナルティーキックとなり、その2分後にホルダン・スティーブン・シエラが蹴ったボールを一度はアルフレッド・サルディヴァルが弾いたものの、そのリバウンドボールを押し込まれ、ケレタロFCが先制した。
痛い打撃を受けたPUMASは巻き返すことが出来ないまま、その3分後にはアケ・アルノー・ロバがアラン・モソのマークを手で振り切り、そのプレーをVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)で見直したものの、ファールの判定とならずゴール左サイドのポストを直撃するゴールで追加点を挙げた。
その後PUMASはボールを支配し反撃を試みたが、ファン・マヌエル・イトゥルベが相手ディフェンダーとの1対1となった場面でも、ルイス・フランシスコ・ロモが間に入ってボールをカット。カルロス・ゴンザレスもまたシュートを放ったが、ボールはゴールを掠めていった。
後半に入ってミッチェル監督はよりアグレッシブに攻撃するために、ジェイソン・アングロとダヴィッド・カブレラに代えてフェリペ・モラとヴィクトル・マルコラを投入したが、大した反撃も出来ないまま逆にケレタロFCのエンリケ・トリベリオにダメ押しとなる3点目を決められ、万事休す。PUMASのリギージャ(プレーオフ)進出が遠くなる、痛い敗戦となった。