Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ2020年後期ステージ 選手紹介(DF編)

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1.アレフレッド・サルディバル(キーパー)※主将

身長:183cm 体重:78kg

1990年2月9日生まれ(29歳)

デビュー:2010年8月14日

タイトル:2011年後期ステージ

クラブ近年最後のタイトル獲得を経験している下部組織出身。近年のPUMAS黄金期を支えたピコリン(アレハンドロ・パラシオス)がチームから去った後、正GKの座をしっかりと確保。特にホームゲームのペナルティキック阻止率には定評がある。しかしメキシコ代表へ招集されないのは、安定したレベルでパフォーマンスが出来ない証拠。3シーズン前のリギージャ(プレーオフ)準決勝アウェイゲームの2ndレグでは試合をぶっ壊してしまい、全くと言っていいほどらしさを見せられなかった。そういった背景からも、一昨シーズン終了後に首脳陣から移籍者リストへ載せられたほど。しかしながら、昨シーズンは不甲斐ない守備陣の最後の砦として何度も危ない場面を救った。

 

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2.アラン・モソ(右サイドバック)

身長:175cm 体重:71kg

1997年4月5日生まれ(22歳)

デビュー:2015年2月4日

下部組織出身。3シーズン前の第2節ホームゲームで、近年の黄金期を支えた先輩:ハヴィエル・コルテスが2011年後期ステージ・リギージャ(プレーオフ)決勝戦の対モナルカス・モレリア戦で見せたのと似たようなゴラッソを決め、自身が持っているポテンシャルを改めて誇示してみせた。主にカップ戦を中心に出場していたが、一昨シーズンはリーグ戦でも右サイドバックとして、スタメンにすっかり定着。特にチームが劣勢に立たされているときに、イレブンを鼓舞するようなガッツ溢れるプレーをするようになった。アンダー22メキシコ代表へも招集されており、昨シーズンは念願であったメキシコA代表(ネーションズリーグ・北中米カリブ海地域予選)にも招集された。前述のようなゴラッソを再びコンスタントに決められるぐらいの活躍を改めて期待したい。

 

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4.ルイス・キンターナ(センターバック)

身長:180m 体重:75kg

1992年2月3日生まれ(27歳)

デビュー:2013年5月5日

タイトル:なし

下部組織出身。メキシコ1部リーグデビューして4年以上が経過。元主将ダリオ・ヴェロンの背番号を引き継ぎ、その熱烈な指導の甲斐あってか、漸く守備陣を支える活躍をするようになりつつあった。昨シーズンは途中までリーグ最優秀守備陣と囃し立てられた局面もあったが、肝心なところで失点をしてしまう原因を度重ねて作っていた。今シーズンも引き続きニコラス・フレイレとともに牽引して行って欲しいものだが、昨シーズンよりパブロ・ハケスらとのポジション争いが熾烈になると同時に、下部組織出身選手としてPUMASのスタメンに残るには限界となる年齢を迎えつつある。何よりも1部リーグでTOPレベル選手たちとも互角に渡り合えるぐらいのスピード不足。

 

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5.ホアン・フェリペ・バスケス(DF・センターバック)

身長:185cm 体重:71kg

1998年10月22日生まれ(21歳)

デビュー:2016年

経歴:2016~2018年シマロネス・デ・ソノラ(メキシコサッカー2部リーグ、25試合無得点)、2018年~現在CFモンテレイ(13試合1得点)

タイトル:2019年CONCACAFチャンピオンズリーグ、2019年メキシコリーグ前期ステージ(共にCFモンテレイ)

国際大会:2019年親善試合(対トリニダード・トバゴ戦)メキシコ代表、2019年クラブワールドカップ(CFモンテレイ)タイトル:2018年メキシコ・スーパーカップ(クルブ・ネカクサ)、CONCACAFチャンピオンズリーグ(CDグアダラハラ)
2017年前期ステージメキシコ杯第3節、2018年後期ステージメキシコリーグ第13節、2018年CONCACAFチャンピオンズリーグ・ベストイレブン(CDグアダラハラ)

国際大会:2017年CONCACAF・アンダー20、ワールドカップ・アンダー20

 

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18.ニコラス・オマル・フレイレ(センターバック)

身長:187cm 体重:83kg

1994年2月18日生まれ(25歳)

経歴:2012年AAアルヘンティノス・ジュニアーズ(アルゼンチン1部リーグ、93試合出場4得点)、2017年CAトルケ(ウルグアイ1部リーグ)、PECズヴォレ(オランダ1部リーグ、21試合出場1得点)、2018年SEパルメイラス(ブラジル1部リーグ)、2019年LUDキト(エクアドル1部リーグ、13試合出場4得点)

国籍:アルゼンチン

現在のPUMASにおいて、最も欠けている重要なポジションであるセンターバックを埋めるために移籍したキャリアのある若手センターバック。ルイス・キンターナ、パブロ・ハケスらとのポジション争いで、そのポテンシャルによってレギュラー定着ならびに守備陣の中心としてのキャプテンシーを期待されると同時に、1部リーグのTOPレベルにあるライバルチームとの対戦でその実力を見てみたかったが、残念ながら昨シーズンは期待倒れの場面が少なくなかった。今シーズンこそは、最低でもチームが苦労せずにリギージャ(プレーオフ)進出可能となるような安定感が求められる。

 

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19.マヌエル・アレハンドロ・マヨルガ(DF・左サイドバック)

身長:178cm 体重:69kg

1997年5月29日生まれ(22歳)

デビュー:2017年8月5日

経歴:2017~2018年CDグアダラハラ(11試合1得点)、2018年クルブ・ネカクサ(14試合無得点)、2018~現在CDグアダラハラ(8試合無得点)