FCファレスとPUMASは、偉大な感動を生む試合で引き分ける
FCファレスとPUMASは、2020年後期ステージ第2節の初戦を4-4のドロー
PUMASはゴールの応酬を繰り広げた試合で、アウェイゲームで最後の勝利を挙げた昨年7月20日(対アトレティコ・サンルイス戦)からの未勝利記録を180日と更新し、苦しみながらFCファレスと勝ち点を分け合った。
2020年後期ステージ初の木曜日ナイターゲームで、PUMASはメキシコ杯2019年後期ステージ準決勝で敗北し、また昨レギュラーシーズンのリーグ戦最終節の前節でもリギージャ(プレーオフ)進出を阻まれるドローを喫した、対FCファレス戦でまたもや苦しめられた。
前半30分は、完全に相手チームのペースであった。前半11分、ディエゴ・ロランによるマウロ・フェルナンデスへの相手ゴールキーパー:アルフレッド・サルディバルを欺く奥深いボールからのセンタリングをダリオ・レスカノはファーサイドへ押し込むだけで、難なく先制。
これに対してPUMASは前半15分、1列に並べたオフェンスラインから前方へ抜け出したファン・パブロ・ヴィゴンがペナルティーエリア内で受けると、相手ゴールキーパー:イバン・バスケスの拙い飛び出しを活かして、右脚でゴール左隅へ押し込み同点に。
その2分後には、FCファレスがコーナーキックからイスラエル・ヒメネスのセンタリングをファーサイドにヘディングシュートで押し込み、再びリードを奪い返した。
FCファレスは力強く攻撃を続け、相手チームのエラーを誘発させた。アレハンドロ・マヨルガがペナルティーエリア内でディエゴ・ロランを押し倒し、主審:ビクトル・アルフォンソ・カセレスは、迷わずペナルティキックを申告。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)でレビューをしたが判定は覆らず、蹴られたボールは左サイドのポストへ当たってゴール。
PUMASは、リカバリーするのに苦労させられた。前半38分、アンドレス・イニエスタラのロングシュートは、 相手ゴールキーパー:イバン・バスケスが目測を誤る不注意で、2点目。
ハーフタイム前に再びアンドレス・イニエスタラがヘディングシュートを放ったが、惜しくもFCファレスのゴールから離れたところを通り過ぎていった。後半開始早々、PUMASはエネルギーを再び充填してピッチへ戻った。後半4分、ファビオ・アルバレスが右サイドからのセンタリングを左足でダイレクトで合わせ、同点に。
さらに10分後、パブロ・バレーラが得た右サイドからのフリーキックをペナルティーエリア内の一番左側に位置していたカルロス・ゴンザレスへのセンタリングをヘディングで押し込み、逆転。
前半30分の勢いを失っていたFCファレスは、途中交代したばかりのブリアン・ルビオが左足で合わせ、再び同点に。試合はそのままのスコアで終わり、ゴールの応酬は4点ずつとなった。