対UANLティグレス戦は、前半44分の時に終わった:ミッチェル・ゴンザレス
PUMASの監督は、主審:ホルヘ・イサク・ロハスのレフェリングに満足しなかった
ウニベルシタリオ・スタジアムにおいてPUMASは大量得点されて終わり、ミッチェル・ゴンザレスは特にアンドレ・ピエール・ジニャクの先制点に対するレフェリングに満足しなかった。彼は最初に自分のチームに有利なファウルをマークしなければならないと考えた。彼は彼らが前半にスタッツでイーブンであった20分間ボールを支配していた時に、彼らが競える方法を知っていたことを強調したが、相手ゴールにダメージを与えるための奥深い攻撃を出来なかったと述べた。
「試合は、前半44分の時に終わった。内容はイーブンでUANLティグレスが支配し始め、我々は良いポジショニングと奥深い攻撃が出来ていたが、我々に対して有利なファールを取らなかった後にペナルティーキックを取られた44分に試合は終わった。」と、言った。
「自分はレフェリングについては一度も口を挟んだことはないが、礼儀正しかったしそのスタイルが故に彼らを悩ませたりするようなことはしない。結果が出ないからだ。後半で起きたことは、ジニャクによるショーの一部だ。」と、付け加えた。アンドレ・ピエール・ジニャクによるハットトリックは、全て先制点を生んだプレーが起点となったと結果付けた。
「この敗戦で、ガッカリする必要は無い。これまで我々に起こった全てのことは、のちに前進することに直結している。ジニャクによる3得点目のダイレクトボレーシュートは、メキシコサッカーにも高度なプレーがあることを示している。」と、コメントした。
UANLティグレスのサポーターが、アンドレ・ピエール・ジニャクをヌエボレオンのキングと垂幕に称した理由
UANLティグレスは、アンドレ・ピエール・ジニャク中心のチームです。昨シーズンは前半負傷をして出遅れ、復帰したのがシーズン後半。よって1昨シーズンにリーグ優勝したものの、昨シーズンはリギージャ(プレーオフ)準々決勝でクラブ・アメリカ相手にらしさを発揮することが出来ないまま、敗退しました。鉄壁の守備陣が自慢のチームで、リカルド・フェレッティ監督は1−0で勝つのが理想としている名将。無失点で抑えれば、あとは彼が勝ち越ししてくれるというのがチームの狙いです。
2015年にオリンピック・マルセイユから移籍して以来、リーグ優勝4回。リーグ得点王4回の通算125得点を挙げている、絶対的なエースです。2008年にトゥールーズFCに在籍していた際にリーグ・アン得点王(43試合25得点)にもなりましたが、フランス代表のチームメイトであったティエリ・アンリをして「彼は必要があればボールを持つ度にゴールを狙う、少し古い時代のストライカーを思い起こさせる。練習でも始終ゴールを強く望む、凄い奴だ」と言わしめた存在。
かつてCFモンテレイに在籍していたエースフォワードのウンベルト・スアソが通算121得点をマークしていたのを前節までに超えたために、モンテレイ在住のサッカーファンは『ヌエボレオンのキング』と改めて称賛したのが、あの垂れ幕の真の理由であったという訳です。