クラブ・レオンがPUMASを制し、2020年後期ステージの暫定首位に立つ
コロナウイルスによって実施された対策のために無観客試合となったノウ・カンプ・スタジアムで、クラブ・レオンがPUMASを3−1で破る
無観客のノウ・カンプ・スタジアムでサポーターと共に喜ぶことなく、クラブ・レオンがここ4試合未勝利のPUMASを3−1で破り、メキシコサッカー1部リーグ2020年後期ステージの首位に立った。
前半12分にフェルナンド・ナバーロが、32分に42分にはペナルティキックを外したアンヘル・イスラエル・メナが、そして後半アディショナルテイムにビクトル・イスマエル・ソサが土曜日のナイターゲームに行われた試合においてそれぞれ得点を決めた。対するPUMASは、前半26分にカルロス・ゴンザレスが得点をマークした。
アルフレッド・サルディヴァルは、前節の首都ダービーでフェデリコ・ビニャスに奪われた2点目から自信を失ってしまったように見えた。その証拠に前半34分、左サイドからウィリアム・テシージョのセンタリングに対処することが出来ないまま、中央から走り込んだアンヘル・メナへ押し込まれたのである。
前半終了間際にもアンヘル・メナは、アルフレッド・サルディヴァルがフェルナンド・ナバーロを相手にペナルティエリア内で激しいタックルを受け、負傷退場せざるを得なくなったファールで得たペナルティキックをゴールバー上に吹かしてしまい、外した。後半開始した後は両チームともにボールを支配出来ず、得点チャンスを得ることがなかった。クラブ・レオンは少しずつボールタッチをし始め相手陣内で危険な場面を得たが、攻撃陣のフィニッシュが拙く得点を挙げるには至らなかった。
セバスチャン・サウセドが2枚のイエローカードを受け退場処分となった後半33分、PUMASは奇跡的に同点に追い付く機会を得たが得点することが出来ず、対するクラブ・レオンはアディショナルタイムにイスマエル・ソサがダメ押しゴールを決め試合は決定的となった。
この結果、クラブ・レオンは勝ち点21で暫定首位に立ち、日曜日のクルス・アスルの試合結果待ち。対するPUMASは勝ち点15のまま、ここ4試合で1分け3敗となった。
【メキシコサッカー1部リーグは、コロナウィルスの緊急事態で第11節以降全試合の開催を中止】