◆今レギュラーシーズン一番内容の良かったと思う試合は?
第4節のホームゲーム対CFモンテレイ戦前半と後半の1部、第6節のアウェーゲーム対UANLティグレス戦だ。理由は両相手チームの陣容が素晴らしいのに加えて前者は前半をリードして折り返し追い付かれはしたものの、それまで互角に渡り合って良い試合運びを出来たこと。後者は逆に途中から追い掛ける展開で手を焼いたが、終了間際に追い付いたからだ。
◆クラブ会長やスポーツディレクターから、来シーズンの監督続投の話はあったか?また、それに対するモチベーションの上下はあるか?
いや、まだ全く話していない。自分は下部組織の監督契約が残っており、PUMASはかつて優秀な下部組織出身選手たちをずっと輩出することで、通算7度のリーグ優勝をしてきた歴史のあるチームだ。その役割を担える事が、一番幸せだ。
◆よくアラン・モソを叱っているようだが、何か理由があるのか?またセバスチャン・サウセドは、どうしているのか?
そう、よく叱っている。何故ならばアラン・モソは信じられないようなスピードやキャパシティを持っていて、将来ヨーロッパの5大リーグでプレーをして欲しいからだ。そしてサイドバックとして守備をしながら、攻撃参加も出来るからだ。
セバスチャン・サウセドは第2節アウェイゲームの対CFアトラス戦以降、 再発した筋肉の裂傷(筋線維と腱に裂傷) とコロナウイルス感染で約3か月ほど戦列を離れていたが、漸く完治しかつてないほどの状態で復帰。 TOPチームのトレーニングに参加しており、 良いコンディションでリギージャを迎えられそうだ。
◆リギージャまでの間に、練習試合を組む予定はないのか?また、その後のスケジュールは?
アンダー17とアンダー20はそれぞれリギージャを戦っているので、4月17日にリーグ名をリーガ・デ・ エクスパンシオンと改めた2部リーグのチームであり、 6月24日からタバスコ州の州都であるビヤエルモサを本拠地とし て所属することになったPUMASタバスコとの試合を21日の土曜日に予定している。その後はコロナウィルス感染を予防する上でも、リギージャ初戦までの1週間をホテルにチーム全員で滞在する予定だ。