アンドレ・リリーニ監督はアラン・モソと一緒になって、メンタル面の側面に取り組むことを保証する
PUMASのこの試合における敗戦は、アンドレ・リリーニ監督のハートを傷つけた。敗戦するに値する試合内容であったことを認めたが、試合のほぼフルタイムに近い時間帯で数的不利だったにもかかわらず、彼のチームの精神的な強さと努力を強調した。
「選手たちは、多大な努力をしてみせた。選手たちがその期待に応えてくれるので、この連敗による危機感はない。それは結果が伴っていないだけのことであり、その努力は隠されていない。我々はこの負担を負わなければならないし、それは困難な状況だ。」と。彼は始めた。
前半37分のアラン・モソの一発レッドカードによる退場で困難な状況に陥ったことについて、監督は彼がそれ以前にクラブ内の内部統制を乱したことによるペナルティーを課せられたばかりであることを思い出したので、このレフェリーによる判定が厳格であったかどうかをあえて指摘しなかった。
「最初ボールに対してスライディングをしたが、その後そのタックルが危険行為であると見做されたのは、非常に複雑な状況となった。彼は謹慎期間だった12日後にチームへ戻り、そしてその後にスタメン起用させた。これらは、それが他のどの選手であったとしても難しい状況だ。」と、彼はコメントした。
そして彼は、チームが別の側面を見せなければならないことを受け入れた。
「試合の多くの部分でプレーの精度が不足しているということは、ライバルがそれに乗じて攻め込んでくることを意味する。規律正しさがないと、ボールは自陣の方へ行ってしまう。 サッカーの基本はパスとそのレシーブであり、我々のそれらは非常に不安定だ。よって、チームは敵陣へ到達出来なかった。各選手たちの努力は、良くされている。今日は数的不利で試合を回復するための努力がされたが、それがない場合はプレーのクオリティーを上げなければならず、そこから敵陣へ攻め入ってゴールを決めるのは難しいだろう」と語った。
「自分はチームの指導者として、その状況の責任を負う。昨シーズンはリギージャ(プレーオフ)の決勝まで勝ち上がったので順風満帆だったが、今は立ち上がってこの状況を解決し、強く団結してプレーのクオリティーを向上させる必要がある。これまでチームが行ってきたたこととその団結力の強さで、この状況を解決するためにも全員で立ち向かわなければならない。」と、彼は受け入れた。
彼はチームにとって他に選択肢がなく、CFモンテレイが彼らを上回ったことを強調した。
「前半最初の15分間で試合を落ち着くかせるために、非常に手こずった。これはもともとある程度試合前に想定しあるいは言及していたものだったが、そのまま引き続き苦労した。CFモンテレイはゴールキーパー:アルフレード・タラベラを持ってすれば対抗し得る2、3度の得点チャンスを得たが、数的不利になってからは厳しい状況となった。そしてCFモンテレイは試合のほぼ全ての時間帯において我々の自陣でプレーをし、それに抵抗することが出来なかった。後半に入ってからはよく守備をし、相手チームのチャージに耐えてよく走り、多大な努力をした。サッカーの試合は得点を挙げた方が勝つスポーツだが、我々にはそれが無かったでので困難だった。メキシコサッカー1部リーグ随一の陣容を持つライバルチームを相手に多大な努力をしながらよく戦ったが、この敗戦で首を垂れずに前を向いて立ち上がらなければならない。」と、締め括った。