Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ2021年ガーディアンズステージ 第15節 プレビュー

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「残り3試合は我々にとって、シーズンでよくあるりがちな数試合ではない。我々の行方や目標を決める、3つの決勝戦だ。必死で勝ちに行かなければいけない、そしてこのクラブでプレーをしているところを見せなければならない。」とニコラス・フレイレは、レギュラーシーズンで最後の3試合について語った。その上で、こう付け加えた。「展開とダイナミズムの観点から、この3節は非常に面白いものになるだろう。我々はそれを最大限に活用し、出来る限りのことをしたという期待を持ってシーズンを締めくくることを望んでいる。集中して、最大限の激しさで望むつもりだ。毎回の得点チャンスを決定的なものにしようと思っている。」
 

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彼が常にこのスポーツにおいて、プレッシャーに晒されていることを認めた。「我々は、こういった状況に慣れている。地に足を付けてハードワークに焦点を絞り、今週末のために監督が決めるものを維持する。UANLティグレスは、オリンピック・スタジアムへ来ることをあまり快く感じていないだろう。だからこの試合は、それを最大限に活用してプレーをしようとするマインドゲームだ。」
 

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さらに「存在するチームの団結力は非常に良好であり、これまでのホームゲームの結果が我々に有利ではなかったことをさておいて、前向きな感情を持っている。チーム全員のメンタリティは、持っている最大限をピッチで発揮することで一致している。目標は、リギージャ(プレーオフ)進出だ。相手チームにとっても、間違いなく決勝戦の1試合になるだろう。我々や彼らにとってこの1戦は、プレリギージャだ。」と強調した。 
 

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かつて2年半の間チームメイトだった、フォワード:カルロス・ゴンザレスに聞かれるとこう答えた。「彼は1人の友人だったので、間違いなくとてもフレンドリーな再会になるだろう。彼はクラブにとって非常に重要な選手だったので、お互いにとってまたテレビで放送を見る人にとっても感情的なものになるだろう。彼は、ピッチ内で模範選手だった。愛された彼の退団は非常にショックだったが、これもサッカーというスポーツやコンスタントに選手の移籍を行うこのクラブの一部だ。」
 

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一方でチームが昨シーズンのように、総合順位表の上位にいないことは心が痛むと述べた。「非常に素晴らしい成績を収めた昨シーズンに我々の誰もが信じなかった決勝戦進出の後で、このクラブに相応しい順位に位置していないことは心が痛むことだ。非常に奥深い自己批評をチーム内で行ったし、チーム陣容や戦法が昨シーズンとそう変わらない今、もう1つの現実を見る思いだ。これは最後の3試合に反映されることを確認するために、外面的よりも内面的に目を向けているステップだ。」
 

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ロッカールームにおけるリーダーの1人である彼は、より若い選手たちへのアドバイスがどういうものかを強調した。「サッカー選手になるというこの夢をスタートさせて以来、我々は名声や尊厳、価値観のためにプレーをする。競争をして、成長することを信じるために。これらの段階はプロセスの一部であって、それらを理解し、消化し、受け入れて、克服する方法を知らなければならない。チームは危機にあるのではなく、時に躓く時がある。残り3試合はそれぞれが必勝であって、シーズンの素晴らしい締め括りをするために、個人とチームの両面で戦わなければならない。お互いの顔を見て『出来る限りのことをやった』と言って安心して言えるように、それがシーズンが終わった時に穏やかでいられるように。」
 

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最後にコロナウイルス対策のワクチン接種は、もう少し後に分析されることになるだろうと述べた。「我々は、シーズンの締め括りに集中している。これが終われば、それを考えることになるだろう。今は引き続き注意をしながら、対策を行いながら最大限の時間をステイホームする。その後シーズンが終わってから、ワクチン接種を考えるだろう。」