Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ2021年ガーディアンズステージ 第17節 UNAM 0 - 1 América

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PUMASがゴールを失敗しまくって消耗し、クラブ・アメリカに対して敗れレペチャへ(敗者復活戦)圏外に
 

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攻撃的な努力をしたにも関わらず、PUMASは不安定なアメリカに対してシュートを決めきれず、2021年ガーディアンズステージを終える
 
 
 
 
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今シーズンのPUMASで何か見慣れていたとしたら、それは劇的な締め括りだった。 引き分けで終るかのように見えたこの試合、シーズンを通して不安定だった2021年ガーディアンズステージにおいて、土壇場の得点によって数少ない勝利を挙げられるはずだった。しかし対クラブ・アメリカ戦においては、そのようにならなかった。そして、PUMASの今シーズンは終わった。
 

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総合順位表の第11位から第15位にいた各チームの試合結果とこの試合に勝てば得失点差でレペチャへ進出が可能であったが、PUMASはここ4戦リーグ戦や北中米カリブ海地域のクラブ・ワールドカップにおいて未勝利であったクラブ・アメリカに対して勝利を収めることが出来なかった。苦しんだにも関わらず、クラブ・アメリカは総合順位表第2位でリギージャ(プレーオフ)へ向けて進出した。
 

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勝たなければ後が無いこの試合でPUMASは主導権を握り、クラブ・アメリカを脅かした。しかし明らかなゴール欠如で3試合連続無得点(1敗2分)という悪循環に悩まされ、第14節の対クルブ・ネカクサ戦の勝利(1−0)以来得点を決めることが出来なかった。
 

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まずは前半17分、ホアン・バスケスからのロングフィードからブルーノ・バルデスよりボールを奪ったファン・イグナシオ・ディネンノがペナルティーエリア内中央にいたファン・パブロ・ビゴンへパス。これをフリーであったにも関わらず、ニアポスト脇へシュートを外した。
 

 

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その後すぐの前半19分、今度は同じくロングフィードから左サイドに展開したセバスチャン・サウセドからのセンタリングを、ペナルティーエリア中央でファン・ディネンノがヘディングシュート。しかし、これもゴールポスト右脇へ逸れていった。
 

 

さらには前半26分、またもやロングフィードをホルへ・サンチェスによる拙いボール処理からガブリエル・トーレスがスチール。左サイドのセバスチャン・サウセドへ叩き、ドリブル突破から3対3の状況からミドルシュート。これは相手ゴールキーパー:ギジェルモ・オチョアにセーブされた。
 

 
そして前半35分、今度はサンティアゴ・ネベダからボールを奪ったファン・パブロ・ビゴンがそのままペナルティーエリア側までドリブルで持ち込み、直接シュート。しかしこのボールも、ゴールポスト脇を逸れていった。
 

 

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後半に入ってすぐに迎えたチャンス、ホアン・バスケスが奪ったボールを右サイドにいたガブリエル・トレースが相手ディフェンダー2人を交わして、ペナルティーエリア中央に走り込んだファン・ディネンノへスルーパス。しかしこれも相手ディフェンダーに潰され、得点出来ず。
 

 

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さらにその直後のプレーで、右サイドをドリブルで駆け上がったカルロス・グティエレスが挙げたセンタリングは、ゴールを守るギジェルモ・オチョアの頭上を越えていってあわや直接ゴールというボールは左ポストを直撃。
 

 

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加えて後半15分、ホアン・バスケスとアラン・モソが奪ったボールをファン・パブロ・ビゴンが右サイドにいたファン・ディネンノへ叩き、そのままドリブルで持ち込んでこれを追い越したガブリエル・トーレスが最後はフリーでセンタリングを受けたにも関わらず、これをイージーミス。
 

 

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終いには後半18分、ゴール前で数的優位を活かしてガブリエル・トーレスがペナルティエリア右にいたファン・パブロ・ビゴンへ叩き、このボールを正面にいたディフェンダーを交わして切り返して放った左足のシュートも、ギジェルモ・オチョアにクリアされた。
 

 

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最後に後半37分、PUMAS最大の弱点である右サイドをアラン・メディナがファクンド・ワジェルとヘロニモ・ロドリゲスを引き連れて、ゴールライン奥までドリブル突破。この折り返しをエリア内フリーで駆け込んだヘンリ・マルティンに押し込まれ、万事休す。
 

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PUMASは、総合順位表のすぐ上位にいたケレタロFCがクラブ・レオンに、マサトランFCがCFモンテレイに、さらにはクラブ・ティファナがクルス・アスルにドロー終わり、勝てば同じ勝ち点21ながら得失点差でレペチャへ進出圏内の第12位に残れるチャンスを逸し、今シーズンを終えた。
 

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