ＴＯＰチームのプレシーズンの締め括りは、クラブアカデミー施設における対Ｐｕｍａｓタバスコ（メキシコサッカー２部リーグ）戦でした。結果は０−０のドロー。とりあえずここまでの６試合を総括すると、
正ゴールキーパー：アルフレード・タラベラ、センターバック：ホアン・バスケスという守備の要を欠いているため、どうしても不安定なディフェンスラインを敷かざるを得ない。実際殆どの試合で相手チームに先制されたが、そこから反撃することが出来る。ニコラス・フレイレは開幕戦に間に合わないかも知れないという負傷を抱えていたが、最後の公式戦であった対ケレタロＦＣには先発出場したし、キャプテンマークを巻いていたので、このままシーズン開幕を迎える。
中盤のトライアングルを形成するのは、エリク・リラ、イゴール・メリタオ、そしてマルコ・ガルシア。ワシントン・コロソは、左サイドハーフとしてレギュラーポジションを確保しつつあり、安定した活躍を約束してくれそう。レオネル・ロペスは一時期退団するかも知れないという噂がありましたが、このプレシーズンマッチで出場が多く重要なピースとしてなるであろう。
ファン・ディネンノは昨シーズンあまり得点を挙げる機会に恵まれなかったが、このプレシーズンマッチには再びチームの得点源としての活躍を見せてくれた。改めてエマヌエル・モンテハーノとの２ＴＯＰはもちろんのこと、新補強選手であるジョゼ・ロジェーリオやガブリエル・トーレスらとのコンビネーションでさらなる得点を期待したいところ。
とにかくゴールドカップと東京五輪がある関係で、アルフレード・タラベラとホアン・バスケスがチームに正式に復帰するのと、最後の新補強選手であるクリスティアン・バトッキオが本格的に出場出来るようになるのは、第３節（８月８日の対サンルイス戦）もしくは、2021年リーグスカップ初戦（８月１１日の対ニューヨークシティ戦）あたりになるであろうと思われる。
