※グリッタとはスペイン語で「大声で叫ぶ」とか「悲鳴」という意味。３月に行われた東京五輪サッカー競技・北中米カリブ海地域予選で、観客から同性愛嫌悪の暴言があったとしてメキシコはＦＩＦＡから警告を受けたが、今シーズンのトーナメントではこういった暴言と戦っていくという意味で名付けられた
ニコラス・フレイレ記者会見要旨
ホアン・バスケスとアルフレード・タラベラが、今シーズン開幕の数節を欠場する件について
「その状況のために準備をして来た。良いプレシーズンを送り、親善試合の結果はかなり良かった。結果のみならず、技術的な面や戦術的な面もだ。プレシーズンを彼ら２人抜きでハードワークしてきて、チームは一致団結してきた。」
新補強選手たちとその適応について
「彼らはとても良く団結してきている。親善試合や全てのトレーニングでそれを示して来たし、人間としても優れている。それで、チームはとても満足している。サポートしてくれるだろうし、結果を出してくれるだろうから、そういう意味で満足している。彼らはクラブの陣容を優先するつもりで、開幕節からそれを実証できることを願っている。それが１つ過程であることを我々は知っている。 昨日、クリスティアン・バトッキオが到着した。彼はまだトレーニングセッションに参加していないが（労働ビザ取得中のため）、彼もまた欠かせないピースとなるだろう。プレシーズンで見たり、監督が要求するものについての理解は非常に良かった。それまでプレーをして来た場所とは違うリーグへ来ていることを理解しなければならないし、だからほぼプレシーズンを共に過ごして、彼らはそれを良い方法でやってきた。彼らは適応し続けなければならないし、ジョゼ・ロジェーリオはプレシーズン最後をコロナウイルス感染でいられなくなったが、再び適応するために戻らなければならない。しかし全般的な分析としては上手く行っており、トーナメント開幕へ間に合うことを望んでいる。」
昨日にトレーニング中にカルロス・グティエレスが負傷（左くるぶし骨折で全治約２〜３ヶ月）したことについて
「昨日カルロス・グティエレスに起きたことは、体面を傷つける不面目なことだった。なぜなら自分は彼の指導役をずっとして来ていて、ピッチの内外で驚異的なタイプだったからだ。彼は良いエネルギーを伝え、そしてまだ若い。トーナメント開幕にこのようなことが彼に起こるのは、恥ずべきことだ。これは我々が行って来ていることの一部であり、我々はこの類やそのような状況にさらされていることを意味する。それを処理する方法を知っていて、その状況にありそして何が起こるかを知っている必要がある。回復するための期間は非常に困難だが、いつものようにチーム全員からサポートしてもらえるだろうし、両手を上げて彼の復帰を待っている。」
アンドレス・リリーニ監督が着任して１年が経ち、チームを指揮する評価について
「我々にとって山あり谷ありだった。最初のシーズンにリギージャ（プレーオフ）決勝戦までたどり着いて、翌シーズンにはレペチャへ（敗者復活戦）圏外だった。我々全員にとって非常に大きな衝撃だった。なぜなら非常に高い期待を持って臨んだシーズンだったし、色々な状況によってそうなったが、間違いなく昨シーズンで起きたことを逆転させたいという渇望がある。」
オリンピック・スタジアムに観衆が戻ることについて
「メキシコシティで随分前から参加する全てのチームが観衆の前でプレーを出来ることを待っている。我々が他のスタジアムで追体験したことは衝撃的なことであり、人々の叫び、応援と再び会うことは間違いなく非常に嬉しいことだ。それはサッカーのフォークロア（古く伝わる風習・伝承など）の１部であり、恋しい。それがメキシコシティにとどまり、いつものようにほぼ満員のスタジアムでプレーすることができることを願っている。」
日曜日の試合について
「アトラスＦＣはそのスキームに関して非常に微調整されており、すでに高度に自動化されている。我々のホームスタジアムで、我々にとって慣れている時間帯でプレーをすることで、有利に作用することを狙う。アウェーのチームはこの時間帯でプレーをすることに苦労するので、我々にとって有利な状況そして結果が出るようにプレーをする。」
