Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ2021年グリッタ前期ステージ 第9節 Mazatlán FC 2-2 UNAM

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PUMASがロスタイムに勝利を逃し、対FCマサトラン戦でドロー

 

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PUMASは勝ち点3を挙げたかに見えたが、集中力不足で引き分けとなり、引き続き総合順位表の最下位

 

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PUMASは今シーズンの2勝目を挙げる寸前であったが、アディショナルタイム寸前にFCマサトランのダニエル・アマドールによって2-2の同点に追い付かれたことでぬか喜びに終わらされ、勝ち点1の総合順位表第16位(勝ち点6)でクラケン・スタジアムを後にした。PUMASの得点者はファン・ディネンノ(後半10分)、ジョセ・オリベイラ(後半40分)。FCマサトランの得点者は、先制点を決めたカミロ・サンブエソ(前半33分)。

 

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幸いなことにPUMASのゴールゲッターは最終的にゴールを決めることが出来たが、点差をもっと広げる可能性があったにも関わらずさらに得点することは出来なかった。このドローでFCマサトランは、総合順位表の第10位(勝ち点10)となった。PUMASは次節、非常に困難なUANLティグレスのホーム・スタジアムをアウェーで訪れる。FCマサトランは、最下位のクラブ・ティファナのホーム・スタジアムをアウェーで訪れる。

 

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FCマサトランのホーム・スタジアム『クラケン』で、議論を醸し出すプレーが起きた。カミロ・サンブエソはドリブル突破でボールをコントロールしながらペナルティーエリアへ侵入しようとしたが、PUMASのディフェンダー:エフライン・ベラルデがこれを阻もうと体を入れたはずみにエリア内で倒され、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)でレビュー。主審はベラルデにイエローカードを掲示し、ペナルティーキックを宣告した。ボールを取ったサンブエソは、ゴール正面に強烈なシュートを放った。PUMASのゴールキーパー:アルフレード・タラベラは左側へ横跳びしつつ辛うじてボールを触ることが出来たものの、ボールの勢いがそれを勝りFCマサトランが先制した。

 

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その後FCマサトランはPUMASにボールの支配権を握られたが、しっかりブロックを作ってその侵入を遮断した。同点に追い付くためのきっかけが見つからないまま前半33分、ワシントン・コロソが放ったシュートがゴール左ポストを直撃。このリバウンドをイゴール・メリタオがダイレクトシュートしたものの、これを大きく吹かしてアンドレス・リリーニ監督を怒らせた。同点に追い付くことを諦めなかったPUMASは、ファビオ・アルバレスがロングシュート。しかしこれをゴールキーパー:ニコラス・ビコニスが辛うじて触り、コーナーキックへと逃れた。

 

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後半に入ってもFCマサトランはPUMASに再びボールをコントロールされ、闘志とスピリッツでついにPUMASは試合を振り出しに戻すことに成功する。ファビオ・アルバレスが完全にフリーだった、ファン・ディネンノへスルーパス。これをゴール右サイドへ対角線のシュートで、PUMASベンチはすべての選手たちがリリーニ監督と抱き合って喜んだ。

 

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追いついたPUMASはFCマサトランに反撃する隙を与えず、その勢いで完全に試合を支配。コーナーキックへからジョセ・ロジェリオがヘディングシュートしたボールは、ゴールポストに直撃。試合終盤、PUMASはFCマサトランを圧倒。得点チャンスを何度も創出し、この試合素晴らしい出来だったアラン・モソがジョセ・ロジェリオへ見事なスルーパスを供給。そのままドリブル突破して、最後は完全にフリーとなり、ついに逆転に成功する。

 

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PUMASが今シーズン2勝目を挙げたかに見えたが、後半終了間際にゴールライン左サイドでディフェンダーを交わしてセンタリングからリバウンドの応酬を最後はダニエル・アマドールが、アルフレード・タラベラの守るゴールをこじ開けるシュート。アンドレス・リリーニ監督が試合後のインタビューで「敗北に近い後味」と語ったように、アディショナルタイムはPUMASにとって悲劇的な時間であった。

 

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