Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ 2021年グリッタ前期 レペチャへ プレビュー

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レペチャへ(敗者復活戦):ファン・イグナシオ・ディネンノ「PUMASが本命だとは思わない」
 

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PUMASはすでにデポルティーボ・トルーカを制して、リギージャ(プレーオフ)準々決勝進出をすることを念頭においている。PUMASの得点王そしてアシスト王であるファン・ディネンノにとって、リーグ優勝の本命だとは考えていない。彼はあるチームが他のチームよりも本命であると想定される場合にチームがどのように見えるかを説明したが、その本命視するのはメディアと観衆によるものであることを明らかにした。チームは日曜日にネメシオディエス・スタジアムでデポルティーボ・トルーカと対戦する。
「今まで何度も言ってきたが、ある試合で一方のチームを本命視するのはメディアだ。ピッチの中では、我々はいつもその試合に勝てると感じている。我々の本命視に対する定義は、勝てると思える者が勝者だ。全てのチームが、そうやって試合に臨む。勝てると思ってプレーをするが、それはピッチで示さなければならない。もしそれをデポルティーボ・トルーカの選手たちに聞けば、同じことを言うだろう。これは1つの決勝戦であって、過去も未来も無い。自分はPUMASが本命だとは思わないが、間違いなく勝つことが出来る。」と、コメントした。
 

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チームの今シーズンにおける締め括りについての分析をすると、オリンピック・スタジアムにおける第11節対サントス・ラグーナ戦で3失点して負けたことにより順位を下げ、自身も3本放ったシュートがことごとくゴールポストに嫌われた試合を語るにあたり、一呼吸置いた。その結果に関係なくレギュラーシーズンの締め括りにおいて大きな部分を持っていたので、今リギージャ準々決勝に進出を賭けて90分間の試合を迎えようとしていると語った。
「あの試合は、サントス・ラグーナを超えるには少し厳しかった。真実はピッチの中にある。過去にもPUMASがリギージャ決勝戦へ進出した際に、まぐれで勝っていたと言われた。サントス・ラグーナ戦が終わってスタッツを見れば、200本ものパスを通してゴールへ向かって放ったシュートが我々の方が多かったのに、結果3−0で負けた。間違いなく自分たちのサッカーの質が上がったにも関わらず、不幸にも結果が伴わなかった。我々のプレーの質は良かった、それが目標であって、対デポルティーボ・トルーカ戦で同じように繰り返すことが出来る。」と、述べた。
 

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PUMAS最大のアイドルにとってピッチにおける役割が変わり、修正された。以前はペナルティーエリアの外でその姿を見ることは不可能だったが、今は特定の特性を習得しており、最も多くのゴールとアシストでレギュラーシーズンを終えた選手の1人だ。彼にとって得点しなくても、チームに貢献することでピッチで満足している。
「良い感じだよ。ピッチ内における自分のポジションや相手チームに関係なく、ベストを尽くそうとしている。最後の数節の試合では、得点を決める代わりにパスするアクションがすでにあった。チームの攻撃的なアクションに協力しているので、自分はとても幸せだ。修正の余地はまだ残っていて、日曜日に改めてそれをしようと思っている。」と、語った。
 

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彼は今シーズンの良い形で締め括りをしたのは、何が鍵であったのかを明確にして認識した。数々の試合で負けるのに相応しくない試合内容で負けたのは、今は良い流れで得点が生まれているのにそうでなかったこと(直近の数試合で言えば、対サントス・ラグーナ戦以外)である。
「サッカーはゴールを決めて勝つスポーツであるのに、開幕数試合はそれが出来なかった。もっと効果的に得点をしなければならないと集中して意識をしている。それは日々のハードワークで生まれるもので、努力の具体化が必要だったので満足している。対戦相手チームより得点チャンスがあったのに、3−0で負け、チームの機能としては実際悪くなかった。我々にとってより相手ゴールに迫って、得点をすることは良いことだ。」と、締め括った。
 

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レギュラーシーズンではデポルティーボ・トルーカに第7節で退場者2名を出し、負けている(2−1)。試合内容としては、ルベンス・オスカル・サンブエサが、PUMASにとって頭痛の種であった。彼の年齢(37歳)にもかかわらず、メキシコサッカー1部リーグの最も才能のある選手の1人との意図を表明した。
「ルベンスにような毎年攻撃の数を非常に高く維持していることを示している偉大な選手たちは、マークしなければならない選手だ。レギュラーシーズンの試合でやっつけられ、先制点を取ったにも関わらず逆転された。相手チームをゴールから遠ざけるために、チームとして我々自身が自分たちのサッカーをするすることが目的の1つだ。 そして我々はそのタイプの選手をうまく抑える必要がある。」と、結論付けた。