今シーズンのPUMASは、興奮させる!2022年の開幕戦で、デポルティーボ・トルーカに対して大量得点
PUMASはオリンピック・スタジアムにおいて、まるで漫画のようであったデポルティーボ・トルーカに対して引導を渡し、メキシコサッカー1部リーグの暫定首位に立つ
PUMASは、メキシコサッカー1部リーグ昇格60周年を盛大に祝った。ファン・ディネンノ=昨シーズンプレーオフにおける退場処分による1試合出場停止)やニコラス・フレイレ(負傷)、そしてエリック・リラ(クルス・アスルへ移籍)らの欠場者がいたにもかかわらず闘志とスピリッツを示し、プレーが緩慢でコロナウイルス感染者多数が響き、得点チャンスを作れず守備陣の大きな集中力不足であったデポルティーボ・トルーカ相手に5-0という力強い勝利を挙げた。
ジョゼ・ロジェーリオのキャリア初となる、メキシコサッカー1部リーグにおける複数得点(前半30分、後半18分)、ジオゴ・デ・オリヴェイラ(後半15分)、メキシコサッカー1部リーグデビューしたホセ・ルバルカバ(後半23分)、そしてイゴール・メリタオ(後半36分)による得点で、2022年グリッタ後期ステージの首位に立った。PUMASの次節はコレヒドーラ・スタジアムで行われる対ケレタロFC戦、そしてデポルティーボ・トルーカはネメシオ・ディエス・スタジアムで行われる対サントス・ラグーナ戦である。
ビクトル・アルフォンソ・カセレス主審によるキックオフの笛が鳴った数分後、アンドレス・リリーニ監督はジオゴ・デ・オリヴェイラによる痛恨のシュートミスに対するとてつもない怒りを示した。セバスティアン・サウセドによる、ペナルティーエリアの真ん中へ低いセンタリングを送るための左サイドからの素晴らしいドリブル突破から、相手ゴールキーパー:グスタボ・グティエレスに対して完全にフリーだったジオゴ・デ・オリヴェイラは、ゴール脇の広告塔直撃のシュートを放ち明らかな先制チャンスを逃したのである。
PUMASは受け身だったデポルティーボ・トルーカに乗じてボールの支配をし、相手ゴールへ何度も殺到した。アラン・モソはその集中力不足を活かしてジョゼ・ロジェーリオへセンタリングを送り、ハーフタイムを迎える前に先制した。
後半に入っても試合の流れは前半とほぼ同じであったが、PUMASは攻撃の手を緩めずにデポルティーボ・トルーカに対してリードを拡げていった。レオネル・ロペスが相手マークを外したマルコ・ガルシアへスルーパス、ジオゴ・デ・オリヴェイラへセンタリングしたボールを今度は容赦なく相手ゴールへ突き刺し、2点目。
グスタボ・グティエレスはチームを大量失点から何度かスーパーセーブで救おうとしたが、そこまでであった。ジョゼ・ロジェーリオは初の複数得点をマーク、ペナルティーエリア手前から素晴らしいオーバーヘッドシュートでオリンピック・スタジアムの観衆が寒さで凍えるところを沸かせた。
さらにこの試合でメキシコサッカー1部リーグデビューを果たした、ホルヘ・ルバルカバがいきなり初得点を決める。ジョゼ・ロジェーリオと交代出場してからのファーストタッチからペナルティーエリア左サイドをドリブル突破し、ゴールキーパーとの1対1からクロスシュートでいきなり初得点を決め、4点目。
最後は試合終了数分前に、同じく途中出場したイゴール・メリタオがダメ押しとなる5点目。こうしてPUMASは2022年グリッタ後期ステージのホーム開幕戦を、ここ10年で最高のスタートとなる大量得点で白星を飾った。