連勝!良い感じ!得点しまくる!PUMASが、第2節に相手ホームグラウンドにおいてケレタロFCを破る
PUMASが今シーズン2勝目を挙げ、2022年後期ステージの首位を守る。さらにジョゼ・ロジェーリオは3得点目をマーク、得点王ランキングの首位となる
PUMASは前節の対デポルティーボ・トルーカ戦の大勝が偶然では無かったことを示し、大量の欠場者(ニコラス・フレイレ、ファビオ・アルバレス、ファン・ディネンノ)がいたにも関わらず、下部組織出身選手たちや補強選手たちがコレヒドーラ・スタジアムへ乗り込み新たにチームの神秘さを発揮し、ケレタロFC相手にレベルの違いや闘志そしてスピリッツで相手を圧倒し、1−3で試合において素晴らしい得点を我々にプレゼントした。
前半15分にレオネル・ロペス、前半44分にマルコ・ガルシア、そして後半22分に得点王争いの暫定首位に立ったジョゼ・ロジェーリオの得点、対するケレタロFCは前半3分のアンヘル・セプルベダによる得点であった。この勝利で、PUMASはアウェーゲーム6連勝となった。PUMASは勝ち点6で引き続きトーナメント首位を維持、次節には翌週の日曜日にオリンピック•スタジアムにおいてUANLティグレスを迎え撃つ。ケレタロFCは、CDグアダラハラのアクロン・スタジアムへアウェーで訪れる。
キックオフの3分後、アルゼンチンサッカー1部リーグより移籍したレオナルド・セケイラが左サイドから素晴らしい駆け上がりを見せ、ゴールラインからペナルティーエリアへセンタリング。これをタイミングバッチリで、アンヘル・セプルベダがヘディングシュート。完全にマークすることを怠っていたアラン・モソによるプレゼントで、ケレタロFCが先制した。
この得点の後PUMASはすぐさま反撃を開始したが、2013年アンダー20W杯トルコ大会で準優勝したウルグアイ代表ゴールキーパー:ワシントン・アゲーレが鉄壁の守備で対応、彼のゴールキーピングを崩すには自身のミスもしくは天才的なプレーが要求された。そこで現れたのが、ボランチのレオネル・ロペスだった。ペナルティーエリア手前でボールを受け、何度かのフェイントでマークを崩し、放ったシュートはアゲーレが届かないような位置へ突き刺さり、難なく同点に追い付いた。
前半はこのまま1対1で終わるかと思われたが、下部組織出身選手:マルコ・ガルシアが芸術的なプレーを見せた。背番号48は右サイドから上がったアラン・モソからペナルティーエリア外でパスを受け、そのまま右足一閃のクロスシュートで逆転に成功したのである。
試合の流れは後半も前半同様で、PUMASがまるで眠っているかのような相手チームが作ったスペースを再びアゲーレの守るゴールへ殺到した。ジオゴ・デ・オリヴェイラがゴール前で倒れこみながらヘディングでシュートを決め相手ゴールを揺らせたが、これはVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)でレビューされたところ、ハンドを犯しておりノーゴールの判定となった。
アラン・モソの議論を醸し出す一発退場の判定があった後、PUMASのそれまでの勢いもこれまでかと思われたが、アンドレス・リリーニ監督は途中交代で選手たちを入れ替え、逆にケレタロFCはそこで開いたスペースを利用して何とか追い付こうと試みた。1つの悪いビルドアップからボールをプレゼントしたケレタロFCは、セバスチャン・サウセドがジョゼ・ロジェーリオへの素晴らしいスルーパス。これをクロスシュートで、2022年後期ステージ3得点目を決めた。
試合の後半はケレタロFCが10人となった(マルコ・ガルシアは負傷して、交代枠を使い切った関係でそのままプレーをするも、ほぼ試合に参加せず実質9人)PUMAS相手に漸く反撃を開始し相手ゴールに迫ったが、ゴールキーパー:アルフレード・タラベラがこれらのシュートを冷静に対応。これで勝ち点6となりトーナメント首位としてメキシコシティへ凱旋、ジョゼ・ロジェーリオは得点王ランキング首位となり、PUMASはインパクトのあるシーズン序盤を飾った。