９．ファン・イグナシオ・ディネンノ（ＦＷ）
身長：１８６ｃｍ 体重：８２.６ｋｇ
１９９６年８月２９日生まれ（２６歳）
国籍：アルゼンチン
デビュー：２０１３年１０月１３日、ラシン・クラブ
経歴：２０１３～２０１４年ラシン・クラブ（アルゼンチン１部リーグ・９試合１得点）、２０１４～２０１５年ＣＡテンペルレイ（アルゼンチン２部リーグ・４６試合１０得点）、２０１６年ＣＡアルドシビ（アルゼンチン１部リーグ・１７試合１得点）、２０１７年デポルティーボ・クエンカ（エクアドル１部リーグ・４６試合２１得点）、２０１８年バルセロナＳＣ（エクアドル１部リーグ・４２試合１７得点）、２０１９年～２０２０年デポルティーボ・カリ（コロンビア１部リーグ・６０試合２８得点）、２０２０年～ＰＵＭＡＳ
チーム新加入時からその得点能力の高さを遺憾なく発揮し、１昨シーズンはチーム最多の１２得点であわやリーグ得点王という活躍ぶり。阼シーズンからそれまで２ＴＯＰを組んでいたカルロス・ゴンザレスの退団により改めてその得点力には期待がかかったものの、やはり１人に掛かる負担は大きく伸び悩んだ。ちょっとしたことでカッとなる性格で安易にイエローカードを貰ってしまう欠点には要改善。特に１試合複数ゴールを奪う点においては引き続き期待したいとともに、その長身を生かしたヘディングやトラップした後の素早いフェイントからの強烈なミドル、ロングシュートには相変わらず定評がある。
身長：１７０ｃｍ 体重：７０ｋｇ
１９９６年４月１３日生まれ（２５歳）
デビュー：２０１５年
経歴：２０１４〜２０１７年ＰＵＭＡＳ、２０１７〜２０１８年ベナードスＦＣ（メキシコ２部リーグ）、２０１９年アレブリヘス・デ・オアハカＦＣ（メキシコ２部リーグ）、２０１９〜２０２０年アトランテＦＣ（メキシコ２部リーグ）、ケレタロＦＣ、２０２１年Ｐｕｍａｓタバスコ（メキシコサッカー２部リーグ）、２０２２年ＰＵＭＡＳ
ＰＵＭＡＳ下部組織出身。２０１５年１月１１日のメキシコリーグ２０２１年後期ステージ 第１節 対ケレタロＦＣ戦で、１部リーグデビュー。その後２０１６年５月８日に行われたメキシコサッカー２部プレミアリーグ（実質３部）優勝した決勝戦でヘスス・ガジャルド（現メキシコ代表）やアンドレス・イニエストラらと出場して得点を決めたり、同年８月４日のＣＯＮＣＡＣＡＦチャンピオンズリーグ第１節対Ｗコネクション戦（アウェーで２−４で勝利）でも、アディショナルタイムにダメ押し弾をマークしている。１部リーグデビューをしてから４年間ずっと２部リーグでプレーをしていたが、１昨年リース契約で１部リーグに復帰。その後リース契約が切れた後、Ｐｕｍａｓタバスコに在籍。それまで以上に得点を記録したことで、再び１部リーグへ。今後の選手生活で、節目となる今シーズンがいきなり正念場となるだろう。
２１：ジョゼ・ロジェーリオ・ジ・オリヴェイラ・メロ（センターフォワード・左サイドハーフ）
身長：１７６ｃｍ 体重：７６.２ｋｇ
１９９０年１２月２４日生まれ（３２歳）
国籍：ブラジル
デビュー：２００９年、クルーベ・アトレチコ・ド・ポルト（ブラジル４部リーグ）
経歴：２００９～２０１０年クルーベ・アトレチコ・ド・ポルト（ブラジル４部リーグ）、２０１０年セントラルＳＣ（ブラジル４部リーグ・４試合無得点）、２０１１〜２０１５年クルーベ・ナウチコ・カピバリベ（ブラジル２部リーグ・７５試合９得点）、２０１４年ＣＣＤアルダフラ（アラブ首長国連邦・サッカー１部リーグ・８試合２得点）、２０１４年ボタフォゴＦＲ（ブラジル２部リーグ、１７試合２得点）、２０１５年ＥＣヴィトーリア（ブラジル２部リーグ、１４試合５得点）、２０１５〜２０１７年サンパウロＦＣ（ブラジル１部リーグ、１９試合５得点）、２０１６〜２０１８年スポルチ・レシフェ（ブラジル１部リーグ、５５試合５得点）、２０１９年エスポルチ・クルービ・バイア（ブラジル１部リーグ、２５試合２得点）、２０２０年セアラＳＣ、スポルチ・レシフェ、ＥＣジュベントゥージ（共にブラジル１部リーグ、１５試合無得点）、２０２１年～ＰＵＭＡＳ
タイトル：２０１１年ペルナンブーコ州選手権（クルーベ・ナウチコ・カピバリベ）、２０１７年ペルナンブーコ州選手権（スポルチ・レシフェ）、２０１９年バイーア州選手権（エスポルチ・クルービ・バイア）
主にペナルティーエリアの左４５度の角度から、相手ゴールキーパー右隅へ決めるゴールが得意。ヘディングも強く、ゴール前の競り合いでも負けない。ファン・ディネンノとのコンビで相手チームのマークを軽減するだろうし、昨シーズン泣いた得点力不足を打開する為に２人で得点を量産してくれることを期待したい。時折見せるオーバーヘッドシュートなどトリッキーなプレーも多く、漸くメキシコサッカー１部リーグのスピードにも慣れてきた今シーズンは、昨シーズン以上の活躍を期待したい。
２７：エマヌエル・モンテハーノ・アロジョ（センターフォワード）
身長：１７７ｃｍ 体重：８３ｋｇ
２００１年７月１２日生まれ（２１歳）
デビュー：２０２１年１月
ＰＵＭＡＳ下部組織出身。２０２１年１月１７日のメキシコリーグ２０２１年ガーディアンズステージ 第２節 対マサトラン戦でファン・ディネンノが途中負傷で退場となった代わりに、１部リーグデビュー。後半２１分にいきなり初得点を決めた。もともと下部組織でもその得点能力を存分に発揮していて、かつてのクラブＯＢ：ウーゴ・サンチェスが見せていた宙返りをするゴールパフォーマンスがお決まりで、ゆくゆくはメキシコ代表でもその活躍が見られる日が来るかも知れない。まだまだ１部リーグのスピードに完全に慣れた訳ではなく、Ｐｕｍａｓタバスコ（メキシコサッカー２部リーグ）での試合出場もしている。
３１：ワシントン・ブライアン・コロソ（左サイドハーフ）
身長：１８０ｃｍ 体重：６６.３ｋｇ
１９９８年７月９日生まれ（２３歳）
国籍：エクアドル
デビュー：２０１５年１２月６日（インデペンディエンテ・デル・バジェ）
経歴：２０１５〜２０１９年インデペンディエンテ・デル・バジェ（エクアドル１部リーグ・６４試合６得点）、２０２０年スポルティング・クリスタルＳＡ（ペルー１部リーグ・４３試合１０得点）、２０２１年～ＰＵＭＡＳ
タイトル：２０１９年コパ・スダメリカーナ（南米クラブ選手権大会＝ＵＥＦＡヨーロッパリーグに相当、インデペンディエンテ・デル・バジェ）、２０２０年ペルー１部リーグ、２０２１年ペルー前期リーグ（共にスポルティング・クリスタルＳＡ）
エクアドル代表歴：２０１５年アンダー１７南米選手権パラグアイ大会（第３位、９試合３得点）、２０１５年アンダー１７ワールドカップ・チリ大会（準々決勝敗退、５試合２得点）、２０１７年アンダー２０南米選手権エクアドル大会（準優勝、９試合１得点）、２０１７年アンダー２０ワールドカップ・韓国大会（１次予選敗退、３試合無得点）
やや細身ではあるが、パワフルなドリブル突破や強烈なフィニッシュを兼ね備えた左サイドハーフ。１対１における強さやフリーキックを含めたミドルシュートなど、今のチームに必要なものを多く持っている。ポジション的にはセバスチャン・サウセドと被るが、彼は真ん中でトップ下でもプレーが出来るので、ファン・ディネンノを初めとしたフォワード陣へのゴールを後押しするセンタリングを供給出来る。昨シーズンは怪我が多く１年を通して安定した活躍が出来なかったが、今シーズンはメキシコサッカー１部リーグのスピードにも慣れてくるハズなので、更なる活躍を期待したいところ。
身長：１９５ｃｍ 体重：７９ｋｇ
１９９６年１２月４日生まれ（２５歳）
国籍：ブラジル
経歴：２０１９〜２０２０年ＡＡフランカーナ（ブラジル２部リーグ）、２０２０年クラブ・プラサ・デ・デポルテス・コロニア（ウルグアイ１部リーグ・３７試合９得点）２０２１年～ＰＵＭＡＳ
国際大会歴：２０２０年コパ・スダメリカーナ（クラブ・プラサ・デ・デポルテス・コロニア、２試合無得点）
タイトル：２０２１年ウルグアイ１部リーグ前期ステージ（プラサ・デ・デポルテス・コロニア）
その長身にもかかわらず、機敏な動きをするストライカー。ゴール前でポストプレーをすることも出来れば、自ら直接ゴールを奪える。加入当初はメキシコサッカー１部リーグのスピードに慣れるのに時間がかかったが、シーズン終盤では最終節の対クルス・アスル戦で大逆転を演じる立役者となった。今シーズンはファン・ディネンノとの２ＴＯＰで、さらなる得点量産を期待したい。
