Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ 2022年グリッタ後期 第11節 UNAM 1-3 Necaxa

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PUMASには闘志もスピリッツも残されておらず、オリンピック・スタジアムで対クルブ・ネカクサ相手に敗れる
 

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PUMASは今シーズンのメキシコサッカー1部リーグ戦において3連敗を喫し、5試合続けて勝利無し
 

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CONCACAFチャンピオンズリーグニューイングランドレヴォリューション相手に0−3で1stレグで敗れ、2ndレグで逆転し準決勝へ進出という素晴らしい試合をした後に、オリンピック・スタジアムにおいて力強いクルブ・ネカクサに1−3で負けるという残念な結果を収め、今シーズンにおいてサントス・ラグーナ戦とクルス・アスル戦に続いて3連敗。その前にCFアトラス戦とクラブ・アメリカ戦のドローを含め、5試合続けて勝ち星が無い。
 

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クルブ・ネカクサの得点は前半27分と後半15分、かつてセリエAでもプレーをしていたウルグアイの元アンダー17代表:ロドリゴセバスティアン・アギーレによる2得点と、前半19分のアラン・メディナによる得点。PUMASは後半23分、ジオゴ・デ・オリヴェイラによる得点であった。この結果PUMASは勝ち点11のまま、総合順位表の第12位へ転落。クルブ・ネカクサはこの勝利で、暫定で第8位まで上昇した。PUMASはFIFA国際マッチデーのリーグ戦が一時中断する来週の日曜日に、メキシコサッカー1部リーグ2022年後期ステージ第9節順延分としてマサトランFCを迎え撃つ。
 

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PUMASは序盤に何度かの先制チャンスを迎えたものの、相手ゴールキーパー:ルイス・マラゴンのスーパーセーブの前にことごとくそれを潰した。前半の19分間は完全に試合の主導権を奪い、クルブ・ネカクサが一度もチャンスを作れないまま、PUMASのビルドアップミスを犯すまで攻撃し続けた。アラン・モソがディーター・ビジャルパンドからのプレッシャーを受けボールロストし、そのまま前線に向かって走るアラン・メディナの動きを見てスルーパス。これを受けてペナルティーエリア内で相手ゴールキーパーアルフレード・タラベラとの1対1を制し、ボールを押し込み先制。
 

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その4分後には、改めてPUMASはクルブ・ネカクサに追加点を献上してしまう。左サイドからのセンタリングのこぼれ球を反対側のコーナーでキープしたロドリゴ・アギーレから走り込んだイデケル・ドミンゲスへ。このマークに付いていたファビオ・アルバレスがもつれ込んだまま倒してしまい、これがペナルティーキックの判定。これをキッカーのロドリゴ・アギーレが右サイドポストへ直撃しながらも決め、2点目。
 

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前半最後の数分でPUMASは反撃を試みたが、クルブ・ネカクサの懸命のディフェンスの前にゴールを出来ずにハーフタイムを迎えた。後半に入ってもPUMASは引き続き何度も攻撃を仕掛けたが、単調で相手守備陣が容易に予測可能なものであったため、エリア中央でヘディングしようと左右のサイドからのセンタリングに対してクルブ・ネカクサディフェンダーらは注意深く良く守った。
 

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この間じっとその時を待っていたクルブ・ネカクサは、PUMASによる集中力不足を利用して3点目を挙げることに成功する。それまで幾度にも渡って右サイドからのセンタリングを供給していたアラン・メディナを事もあろうに完全にフリーの状態で、センタリングを上げさせてしまう。さらにこれをエリア中央で同じくフリーにしてしまったロドリゴ・アギーレがヘディングで押し込み、この日2得点目で0−3。
 

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もはやこれまでと思われた後半24分、途中出場したアレク・アルバレスがボールを奪ってそのまま左サイドをドリブルで突破。そのままファーサイドへセンタリングしたボールを、エリア後方から走り込んで高い打点のヘディングでジオゴ・デ・オリヴェイラが押し込み、1点を返した。
 

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最後は何とかもう1点取り返そうというPUMASの必死の反撃も束の間、このままのスコアで試合終了。いみじくもクルブ・ネカクサの監督はかつてここ最近のPUMAS黄金時代を牽引したOBであり、東京オリンピックのメキシコサッカー代表を率いていたハイメ・ロサーノ。試合後のインタビューでは、これまで選手として達成することが出来たことはクラブに対して借りがあり、ほんの一部であれいつの日かクラブへお返しする日があると思うとコメントした。
 
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