Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

CONCACAFチャンピオンズリーグ 準決勝 1st.レグ UNAM 2-1 Cruz Azul

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PUMASが、CONCACAFチャンピオンズリーグの準決勝1stレグでクルス・アスルを倒す

 

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PUMASは来週アステカ・スタジアムで行われる2ndレグへ向けて、僅かなアドバンテージを奪った

 

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CONCACAFチャンピオンズリーグの決勝進出チームは、アステカ・スタジアムにおける2ndレグの試合結果で決まることになった。闘志とスピリッツ、そして勇気のおかげでPUMASはファン・ディネンノ(前半37分、45分)の得点で勝利、クルス・アスルはクリスチャン・タボ(後半38分)の得点で、相手チーム次第ではなく自身による逆転を狙う。メキシコサッカー1部リーグで悪いサッカーの試合を行い、6試合連続未勝利の後にPUMASはオリンピック・スタジアムのピッチへ繰り出し、CONCACAFチャンピオンズリーグの決勝進出へ向けてクルス・アスルを圧倒した。

 

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キックオフの笛が鳴った後、ワシントン・コロソは左サイドのファン・エスコバルとの1対1で置き去りにしてゴールラインまで達し、相手ゴールキーパーセバスティアン・フラドの右ポスト直撃するセンタリングを見舞った。このPUMASによる激しい立ち上がりの後、オリンピック・スタジアムが一瞬の間沈黙した。ウリエル・アントゥナがサンティアゴヒメネスとの素晴らしいワンツーで抜け出し、完全にフリーな状態で相手ゴールキーパーアルフレード・タラベラと対峙。しかしこれは線審オフサイドフラッグを上げたため、サポーターによる歓声がこだました。

 

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この不注意なプレーをしたPUMASは目を覚まし、アドリアン・アルドレテによるミスからボールを奪ったアラン・モソがペナルティーエリア目掛けてセンタリング。セバスティアン・フラドがこれをパンチングで防いだが、ワシントン・コロソがこのこぼれ球を拾って、逆サイドから再びセンタリング。このリバウンドを飛び込んだファン・ディネンノがボールをゴールネットに押し込んだかのように見えたが、奇跡的なスライディングでコーナーキックへと逃れた。

 

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アラン・モソは引き続きサイドを駆け上がってセンタリングを供給し続け、ファーサイドにいたワシントン・コロソが折り返し、中央のファン・ディネンノへ合わせたが、これをスライディングでクリアしようとしたパブロ・アギラルが誤って、相手選手にぶつけてしまい最後はディネンノが押し込み、先制。

 

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前半のアディショナルタイムは4分で、試合はそのまま1-0で折り返すかと思われたが、クルス・アスル守備陣によるミスがPUMASの追加点を誘発する。再びアラン・モソが左サイドを駆け上がり、ペナルティーエリア中央へセンタリング。これをパブロ・アギラルがカットしようとしたが、今度は足を滑らせてしまい完全にフリーにしてしまったファン・ディネンノが、思いのままヘディングシュート。これで試合は、2-0となった。

 

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後半に入ってクルス・アスルは反撃を試みるために、ウリエル・アントゥナによる奥深いサイド攻撃からセンタリングを上げようとしたが、ここもアラン・モソが攻守にわたる大活躍で1対1の攻防を制し、守備陣もまたニコラス・フレイレやアルトゥーロ・オルティスの両センターバックがその役割を十分に果たした。

 

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時間が経過するにつれPUMASはボール支配率を上げ3点目を挙げるのも時間の問題かと思われたが、クルス・アスル守備陣はより注意深く得点チャンスをことごとく潰した。ファン・ディネンノのペナルティーエリア内でヘディングシュートしたボールがポスト直撃したものの、ハンドの判定でノーゴールとなった。

 

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スコアはこのままPUMASの2-0でアステカ・スタジアムにおける2ndレグへ十分なリードのまま終わるかと思われたが、後半38分のクリスチャン・タボによる得点でクルス・アスルは止めを刺されるところを救われたのであった。このアウェーゴールは只の1点ではなく、仮にスコア合計2−2で終わったとすれば決勝進出はクルス・アスルのものとなる。よってPUMASが決勝進出するためには、スコアレスドローもしくは1点差以上で勝たなければならなくなったのである。