Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

2022年グリッタ前期ステージ プレシーズンマッチ UNAM 5-1 Tlaxcala FC

 

PUMASは2022年前期ステージ開幕戦のトライをしてみせた

 

 

PUMASはプレシーズンマッチを3連勝、今回は対トラスカラFC(メキシコサッカー2部リーグ) 戦。PUMASのユースアカデミー第1グラウンドで行われた。30分ハーフの4回戦方式で、最初の2ハーフはスタメン候補組、残りの2ハーフは、控え組。

 

 

(あくまでもこのメンバーは流動的であるが)、前半のスタメンは、ゴールキーパー:フリオ・ゴンザレス、両サイドバックにパブロ・ベンデンノとオリベル・ペレス、両センターバックにホセ・カイセドとニコラス・フレイレ(アルトゥーロ・オルティスは、恥骨部の疼痛のため、別メニューでトレーニング。全治期間は、診察次第。)。中盤がレオネル・ロペスとファビオ・アルバレス(守備的)、両サイドハーフにカルロス・グティエレスとホルヘ・ルバルカバ、フォワードがファン・ディネンノとグスタボ・デル・プレテ。

 

 

先制点は、グスタボ・デル・プレテによるポジショニングのおかげで生まれた。ファン・ディネンノがニアサイドからシュート、このリバウンドをファーサイドから押し込んだ。カルロス・グティエレスは骨折負傷前のコンスタントなリズムはまだ取り戻していないものの、毎回多くのアクティビティを見せつつ右サイドでチャンスを創出する役割を果たした。一方でホルヘ・ルバルカバは1対1の局面を生かせなかったものの、両者共に許容範囲の内容であった。軽微な問題ではないのはピッチ中盤の役割で、レオネル・ロペスとファビオ・アルバレスが中盤の安定感をもたらした。攻守において重要な存在であり、多くのボール支配率を持った。このエリアでスタメンだったイゴール・メリタオとのチーム内競争が激化するだろう。

 

 

後半のスタメンは、ゴールキーパー:ヒル・アルカラ、両サイドバックがヘスス・リバスとアドリアン・アルドレテ、両センターバックがホセ・リカルド・ガリンドとエフライン・ベラルデ。中盤がイゴール・メリタオとサンティアゴ・トリゴス、フォワードがセサル・ウエルタとエマヌエル・モンテハーノ。セサル・ウエルタは序盤には左サイドにポジショニングしたが、存在感が無かった。一番出来が良かったのはTOP下に入った時で、ホセ・ナバーロが交代出場した際であった。

 

 

マルコ・ガルシアは右サイドでオープンにプレーをしたが、センタリングを上手く供給し、このサイドのサイドバックであるヘスス・リバスをフォローした。一方でアドリアン・アルドレテは攻撃面ではあまり参加しなかったが、守備面では良い主部を見せた。エフライン・ベラルデとホセ・リカルド・ガリンドについて少し触れるとすれば、相手チームの攻撃を止めるのにあまり問題は無かった。