メキシコサッカー１部リーグにとって、２０１４年にロナウジーニョがケレタロＦＣに移籍した時以来の歴史的な選手移籍ということもあって、今回のダニエウ・アウヴェスがＰＵＭＡＳへ移籍するというインパクトは国内外に大きな話題を巻き起こしました。
まずは２２日（金）にブラジルからプライベートジェット機でメキシコシティ入り。空港へ詰め掛けたメディアやサポーターらを煙に巻くかのように、通常の出口からは出ずに特別な出口からそこへ待っていたこれからの移動に使用する運転手付きのバンに乗って、ＴＯＰチームの選手たちが宿泊する合宿先ホテルへ移動。その途中にメディアに出演して独占インタビューを受けた様子は、改めて明日内容をお伝えすることにします。
翌日朝にクラブアカデミー施設へ移動して、まずはメディカルチェック。
そのあと記者会見場へ移動して、正式な契約書へサイン。
そしてこれから共に戦っていくことになる、エドゥアルド・サルビオらチームメイトと初対面。
その後、明日キックオフ予定のメキシコリーグ２０２２年グリッタ前期第３節・対ＣＦパチューカ戦の最終調整として共に初トレーニング。
最終的に各メディアやサポーターが集まったクラブ・アカデミーの第１グランドにおいて、加入発表。背番号は３３に決まりました。
「多くの皆さんにとってはこの移籍は無謀なことかも知れないが、自分にとってサッカーとは単にボールを追い掛けるだけの単なるスポーツでは無い。クラブ・ウニベルシダ・ナシオナルは誰もが夢を見ることが出来る場所で、その為に戦うことが出来ると思うからＰＵＭＡＳに移籍するという挑戦を受けた。サッカーと自身のキャリアにおける成功を超えて、より若い人達が彼らの人生において戦い続けるために、色々なものを残し伝えることが好きだ。自分の出身は小さな街（ブラジル・バイーア州フアゼイロ市）の出身だが、全ての意味において豊かな人々が成功をしたいという願望を持って出て来る場所だ。来週の水曜日（メキシコリーグ２０２２年グリッタ前期第４節・対マサトランＦＣ戦＝ホームゲームのため、来場する観衆に対してお披露目の予定）に、メキシコサッカーを感じたい（プレーしたい）。そうでなければこれまでここに来るためにトレーニングしていた意味が無いが、これは自分個人だけの問題では無い（来週明けに就労ビザ取得などが予定されているため）。」
