Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ 2022年グリッタ前期 第8節 裏話-2

 

前述の記事にも書いたように、パロマール(Palomar)というベンチ裏の2階席で観戦するのは2015年10月25日つまり自分がこのブログを更新するようになった2015年前期ステージの終盤に急遽日本へ帰国しなければならなくなった最後の試合以来、実に7年以上ぶりということになりました。今回3回目のメキシコ移住にあたって、サポーター仲間たちが陣取る(以前はパロマールだったのが、2017年1月に引っ越しした)北サイドスタンドでいつもは観戦していたのですが、あまりにピッチからの距離が遠く試合全体を見ずらいのことに閉口していました。よって最近は主にベンチ裏の1階席で見るようにしていたのですが、今度は逆に近過ぎて見ずらいということが判明。最終的にそれまで見ていたパロマールがベストであるということに気が付きました。

 

 

さらに幼なじみ?でもあるミルトンが今シーズンの通しチケットを、ダニエウ・アウベスが移籍してくる直前に購入。どうせなら一緒に見ようということで、彼とも最後に一緒に観戦して以来、7年ぶりとなりました。彼には15歳以上離れている妹がいるのですが、こともあろうことにクラブ・アメリカのファン。やはり子供の時以来、かなり久しぶりに兄に連れられて、オリンピック・スタジアムにやって来ました。彼はレストランを経営しているので、スタジアムでジュースやビール、おつまみなど。また試合後には洒落たメキシコ料理レストランで夕食までご馳走になり、夜風が寒いからと言ってPUMASのジャンパーまで借りることに。

 

以前の記事にも書いたように、彼らは自分が30年前に初めてメキシコへやって来て、スペイン語の学校(外国人へ英語で教える)で知り合った最初のメキシコ人女性の従兄弟に当たります。彼らたちに誘われてオリンピック・スタジアムのパロマールで観戦した後、スタジアム脇にある公園で焼肉を食べたりサッカーをした際にとても楽しかったので、今もなおPUMASを応援しているというのが自分のルーツです。

 

さて肝心な試合についてですが、PUMASは以前展開していたダイレクトパスを多用して相手チームの守備を崩すスタイルから、主に1対1で仕掛けてそれを周りがフォローするスタイルに変わっていました。もちろん今シーズン移籍してきた選手たちのレベルが高いのは理解出来ますが、球際の激しさやインテンシティの高いメキシコサッカー1部リーグでは、よほどずば抜けていない限り1対1で勝てません。よって中盤でパスを左右に展開しながらも、攻撃の手立てが無いように見受けられました。そこで正確性の欠くパスが目立ち、ボールを奪われて劣勢になるという構図。

 

特にダニエウ・アウベス中心に組み立てようとコーチ陣は試みているようですが、上手く機能していないように見えました。またエドゥアルド・サルビオやグスタボ・デル・プレテらも様々なプレーを要求されており、1つのポジションに固定されることなく本来の長所が消されている。また前線では以前から変わらずに、ファン・ディネンノが孤立している感じです。これではバルセロナFC相手ではもちろん、クラブ・アメリカでさえ守備のブロックをキッチリと固めて、カウンターアタックを仕掛ける攻撃に格好の餌食となります。

 

 

2019年2月17日以来のオリンピック・スタジアムにおけるメキシコシティダービー観戦となりましたが、このブログを更新する以前に2013年9月7日に同じくオリンピック・スタジアムで観戦した際には、今回と同じ雨季で土砂降りの雨となり、寒さに震えて家に帰ってからシャワーを浴びて危うく風邪を引くところでしたが、やはりここ近年におけるメキシコシティダービーはPUMASにとって非常に分が悪く、実力で正々堂々とライバルを打ち負かすようになるまでは、まだまだチームの実力が不足している(持っている実力を十分に発揮できていない)ということを再認識した次第です。