Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

ミゲル・メヒア・バロン副社長による緊急記者会見

 

「私は非常に心配していた。バルセロナでの結果はとてつもない打撃であり、それが結果をもたらしたと思う。それが、アンドレス・リリーニとコーチ陣に何が起こるかについて、一連の噂と不安定さ、疑問を引き起こした。何が起こるかというと、アンドレス・リリーニは我々全員のサポートの下にとどまるということだ。普段は滅多に無いことだが、今日チームの選手たちと話をした。出てきている噂に対して、すごい想像力を持った人がたくさんいるからだ。選手たちが自分にアドバイスを求めたとき、アンドレス・リリーニがこのチームにとって理想的な監督であると言った。今日自分がチームの選手たちに伝えた唯一のことは、新補強選手6人の契約がありそれらの調和を作るのは容易ではないということだ。このスポーツにはあまり時間が無い。」
 

 
「6人の選手たちが退団し、5人の選手たちが移籍して来た。ダニエウ・アウベスの合流は、悪い流れの時と一致している。マスコミはダニエウ・アウベスには契約の中にスタメンで起用するという項目がある推定している。新聞などが売れるので、何と良い論争を巻き起こす考え方なんだろう。どんなプロフェッショナルであれ、真剣に向き合う者はこの類の馬鹿げたものは受け付けないだろうと考えるべきだ。それは存在しない。監督に90分間プレーを義務付ける条項はない。ジョークのように見えるが、そういう事は言わない。大したことではないように見えるかも知れないが、自分は嘘つきや空想家になりたくはない。我々は、全力を尽くして仕事をすることを約束する。これ以上の約束は出来ない。」
 

 
「自分がアンドレス・リリーニと話し合っていることを疑わないで欲しい。自分は彼を助ける為に、自分の見方を伝える。アンドレス・リリーニは、彼の決定を下す。これらの変更は、コーチ陣による意見を基づいている。自分は何かを押し付けるようなことに慣れていない。ここ2週間に5試合が予定されている過密日程だが、これはPUMASだけに限ったことではなく、全てのチームにとって同じ状況だ。選手たちの間で、シンプルな方法で話すべきことだ。アンドレス・リリーニへの信頼は短期的なものではなく、長期的なものだ。今シーズンは、アンドレス・リリーニとそのコーチ陣と心中する予定だ。」
 

 
「チームは狼狽えている。自分が感じた感覚に最も近いものだ。多くの失点を喫している。対バルセロナFC戦は、どんなチームであれメンタリティにもひどい打撃を与えるものだった。雰囲気は最悪であって、課題は非常に複雑だ。文句を言っているつもりは無い。PUMASやメキシコサッカー1部リーグの全てのチームに対する要求は、非常に厳しいものがある。選手たちの強さとパーソナリティで、それを修正することを願っている。メキシコサッカー1部リーグで戦える若手選手たちを育成するには、チーム全体のサポートが必要だ。ここにはその価値がある選手たちがおり、エリク・リラのようにそれを実証することが出来る。安定した勝ち組にならなければならない」
 

 
「バルセロナ遠征は、物事を見る視点によって様々なことが言える。ポジティブな視点ならば挑戦になり得るし、ネガティヴな視点ならば失敗だったと言える。今シーズンが終わる頃には、その結果が出ているだろう。若手選手とベテラン勢の組み合わせが実現することを願っている。これがクラブの意図だ。アンドレス・リリーニは、ユース機関で培った経験を活かさなければならない。彼が経験したことは、全ての面において役立つだろう。全ての意見、特にサポーターからの全ての意見に最大限の敬意を払って、敢えて自分はチームが間違っていると言いたい。これを受け入れてもらうことを願っている。アンドレス・リリーニは選手たちを非常に上手く起用し、必要な際にはエネルギッシュな男だ。チーム管理は、彼の持っている資質の1つだ。」
 

 
「メキシコサッカー1部リーグに全てのチームが、リーグ優勝することを目指している。それを達成しようとしているチームがある。リーグ準優勝は万人にとって賞賛を得ない場合があるが、時にリーグ優勝するための肥やしとなる。人々に対して満足させられたら、それはとても素晴らしことだ。自分にとって危機という言葉は、恐怖を与えるものではない。もしその言葉を使わなければいけないのであれば、使わざるを得ない。危機とは人生において我々に与える試練であり、それがスランプであったり危機という言葉を使うのであれば、好きに使えば良い。それが危機であることを受け入れなければならないのであれば、その通りだ。今日この日、我々は警報が鳴っている状況だ。」