Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ 2022年グリッタ前期 第14節 レビュー

 

アンドレス・リリーニ監督:対デポルティーボ・トルーカ戦のドローについて「我々はチームの力強さを、引き続き掴めないままでいる」
 

 
PUMASの監督は、トルーカにおいて満足がいかなかった
 

 
PUMASはフリオ・ゴンザレスのヘディングシュートにより勝ち点1をもぎ取ることで、ネメシオ・ディエス・スタジアムから生きて戻って来たが、アンドレス・リリーニは勝利を挙げられると分かっていた。彼にとって、問題は同じままである。それは2022年前期ステージのPUMASが苦しんでいるのは、力強さである。
 
「未勝利が続いている相手チームとプレーをして、勝てなかったので良くなかった。前半は良い内容のサッカーをして、リードを奪った。後半10分には2度にわたって試合を決定づけるチャンスを得たが、引き続き力強さを掴めないままだ。その後2失点を喫して選手たちはスピリッツを取り戻したが、我々はその前に試合を決めなければならなかった。戦い方とチャンスを得た点において、勝つに相応しい内容だったと思う。」と、記者会見で述べた。
 

 
監督は、最も重要な瞬間に選手たちが不安になったことを認めた。それはレペチャへ(敗者復活戦)進出を勝ち取るために、すぐにでも修正しなければならないものだ。
 
「我々を不安が押し潰してしまう瞬間があるように思える。我々は3対3、もしくは4対3の状況におけるラストパスでミスを犯す。本来は、そこで落ち着かなければならないところだ。残り3試合、チームがレペチャへ進出するためには、2試合を勝たなければならない。我々は得点を挙げることによって、試合を決めなければならない。今日に関しては最後の最後まで諦めなかったことは非常に賞賛に値するが、そういった瞬間で落ち着かなければならない。」と、語った。
 

 
フリオ・ゴンザレスのミスと得点に対して、チームは攻撃においてもミスを犯したので守備のミスだけに集中しないように依頼した。
 
「フリオ・ゴンザレス試合の結果を求めて頭を悩ませているので、彼の得点は非常に賞賛に値する。もちろんサッカーにおいて彼が犯したミスはそのまま残るが、試合をもっと前に決め切っていなければ攻撃面においてミスを犯す。我々は皆平等であって、同じ責任を背負っている。時にサッカーはのちに報われることがあるが、それは報われることで価値があるというものだ。」と、説明した。
 

 
最後に今月23日にガーナ代表と、27日にチュニジア代表といずれもフランスで国際親善試合を戦うブラジル代表メンバーの26名に、ダニエウ・アウベスが招集されなかったことに対して、カタールで行われるワールドカップに出場することは間違いないと述べた。
 
「ダニエウ・アウベスと話したが、彼は自分に状況を説明した。ここだけの話だが、彼は間違いなくワールドカップに出場する。現代サッカー史上最高のサイドバックが、招集漏れになることはあり得ない。」と締め括った。
 
PUMASは2022年前期ステージにおいて勝ち点14に到達し、次節はオリンピック・スタジアムにおいてクルス・アスルを迎え撃つ。