Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ 2022年グリッタ前期 第15節 レビュー

 

アンドレス・リリーニは、PUMASの敗北に悲しみを示した「それは苦い夜だ」

 

 

PUMASの監督は、2022年前期ステージ残り2試合をプロ意識を持って臨まなければならないことを理解している

 

 

PUMASのアンドレス・リリーニ監督は、日曜日にオリンピック・スタジアムにおいてクルス・アスルに1-2で敗れた後に、苦い夜を過ごしたことを認めた。この逆境を克服するためには、レギュラーシーズンの最後に奇跡が起きることが必要である。

「サポーターに喜びを取り戻せなかったので、PUMASに今起きていることは複雑だ。チームの選手たちはすべてを出し切ってくれたが、物事は上手く行かなかった。自分にはその責任あるのでこの場にいるが、我々はこの苦しい逆境を乗り越えなければならず苦い夜だ。」

 

 

記者会見で監督はこんな土砂降りの雨の中、スタジアムまで来てチケットを購入して、ずっと応援をしてくれたサポーターに対してその期待に応えることが出来なったので、気分が悪くなった。そしてまた、チームも悲しいことを強調した。

「今シーズン我々が犯したミスが、すべて相手チームの得点へと繋がった。それらは他からの力の作用を受けない限り現在の状態が変化しない複雑なものであり、逆境を克服して前に進まなければならない。2つ犯したミスで、0-2でクルス・アスルに対して敗れた。後半は守備が固い相手チームに対してリスクを冒し、前面に押し出した。ポスト直撃のシュートやペナルティーエリア内の幾つかのボールに対して、そのうちの1つはヘディングシュートで終わりもう1つはコーナーキックやラインを割り、状況は複雑となってチームは悪い方向へ進んでいる。大人数の方が来場されてチケットを購入し、びしょ濡れになって我々を応援してくれたにもかかわらず、その期待に応えることが出来なかった。選手たちは、この状況に落胆している。」

 

 

今シーズンの締め括りにPUMASはレペチャヘ(敗者復活戦)進出するためにアウェーゲームでCFプエブラとFCフアレスに勝たなければならず、それは非常に難しいがPUMASは気を取り直してプロフェッショナルとしてそれらの試合をプレーしなければならない。

「我々はプロであって、100%の力を発揮しなければならない。決して背を向けないで最後の最後まで応援してくれる主にサポーターのおかげで、このクラブは成り立っている。リギージャ(プレーオフ)進出して前に進み競争するという公約通りに、我々は気を取り直さなければならない。残り2試合、勝つ以外ない。」

 

 

「これらの選手たちは別の元気を持っていて、状況は我々にとって非常に複雑であるので、この2試合で手ぶらで帰らないためにも立ち止まるわけにも、ボーっと突っ立っているわけにもいかず、出口を探し続けなければならない。」

PUMASの監督はチームの力強さと守備面におけるミスを改めて認めたうえで、シーズンを通して不規則な出来がすべてを複雑にしたと説明した。