Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ 2022年グリッタ前期 第7節 プレビュー

 

最後の最後までハードワークしなければならない。レペチャヘ(敗者復活戦)進出圏外のまま終わるとは思わない:ダニエウ・アウヴェス

 


ダニエウ・アウヴェスは、前向きにチームが今シーズン終盤に向けて一生懸命ハードワークしていることに自信がある

 

ダニエウ・アウヴェスは、PUMASのサポーターによる筋金入りの応援を認めた。記者会見においてチームは今シーズンの終盤に向けてレペチャヘ進出圏外に留まることは無いと表明し、状況を変えるために取り組んでいると確信している。

「自分は常に物事を変えるために、ハードワークしている。いつも非常に前向きで、物事は変わると思っている。最後の最後まで、ハードワークしなければならないと強く思っている。我々がレペチャヘ進出圏外に留まることはないと思う。しかしながら、それがそうならなくても人生は続いていく。」

 

 

「勝つことに執着している。 そして、今までの自分のキャリアにおいてこれほど長い間勝てずにいたことは一度もなかったので、自分にとって状況は快適ではない。 でも一生懸命ハードワークすることは、それができる人のためのものだ。 自分に課せられた使命は、その点でメンタリティを少し変えようとすることだ。その代償は、日々懸命にハードワークすることによって報われる。」


同様にして、次のように述べた。

「PUMASに移籍したのは、自分に出来るベストを尽くすことやハードワークをするため、そして期待に応えようとするためだ。数ヶ月前から言い続けてきた:(ブラジル)代表チームにおける自分の歩みは、もし代表選手選考陣が望むなら自分を招集するだろう。 PUMASや他のクラブにいるという事実ではない。 自分の基盤は歴史であって、それは自分の管理下に無い。 自分はあくまでも自分の仕事をしている。」

 

 

「チームにおいて、自分はチームメイトと日々気分が良くなり、彼らをよりよく知り、彼らが経験競争するために必要なスピリッツをもたらすためにどのように機能するかを理解するようにしている。しかしながらそれは過程にあって、その道のりは非常にハードで困難だ。怖くはないが、やらなければならないことに集中しなければ、欲しいものや計画したものがさらに難しくなる。」

 

「PUMASで自分がしていることは、これまでの人生の中で故郷の町からバルセロナFCに至るまで、あらゆる場所で行なってきたことだ。要するに、みんなが自分自身を追い込む健康的な職場環境を作り出すことであって これはグループだからだ。」

 

 

同様に、彼はファンのサポートに感謝した。

「チームがうまくいっているときは、ライバルチームの選手たちまでもがやってきてハグしてくれる。 サポーターという言葉の意味、彼らはそれについて非常に明確だ。 我々選手たちをサポートする以上に、チームそしてPUMASのために。 サポートは自分のためではなく、PUMASという彼らのチームのためだ。我々は各選手たちが望むものではなく、PUMASというクラブが望むものを守ろうとする。 それは常にクラブと共にあり、クラブを守っている。 勝ったときは『困ったときに助けてくれた』と言ってもらえるので、きっともっと楽しめる。 ファンの意味するものはPUMASだ。」

 

彼がメキシコサッカー1部リーグで見たレベルについて、次のようにコメントしている。

「どんな瞬間であっても、色んなことが起き得る。リーグデビューした週は理解するのが少し難しかったが、その結果このスポーツをこよなく愛する自分たちにとって、自分がどの立ち位置にいるのかを非常に簡単に見つけられるようになった。」

 

 

「自分は常にメキシコサッカー1部リーグのレベルは非常に素晴らしく強くて良く、強烈だと言ってきたが、ほんの僅かな人以外には信じてもらえていない。母国ブラジルではメキシコサッカー1部リーグのレベルは高くないと言われているが、2021年2月7日開催の2020年FIFAクラブワールドカップにおいてブラジルで最高のチーム(SEパルメイラス=2020年コパ・リベルタドーレス優勝)が最近メキシコのチーム(UANLティグレス=2020年CONCACAFチャンピオンズリーグ優勝)と対戦し、クラブワールドカップの決勝戦に出場出来なかった(準決勝0-1)。 漸く、人々が分かってきているような気がする。」

 

これまでのプレーに対する批判については

「自身のキャリアを持ってくるので、当たり前のことだ。 物事を手に入れるためには、その代償を支払わなければならない。 自分たちがこれまでに幾つものタイトルを獲得したということとは別に、それはハードワークや努力・献身に基づいて達成され、計画に従って置かなければならないものを置く。 そこで余った残りは気晴らしであって、目標を達成する妨げになる。今ここで経験していることは、サンパウロFCで経験したことと同じだ。 彼らは自分のことを批判したが、自分は2020年東京オリンピック夏季競技大会に行き、金メダルを獲得した。 大事なことは諦めずに戦いをやめず、日々その代償を払うことだ。モチベーションを持たなければならない。」

 

 

これまでに直面した最も困難なことは何かと尋ねられたとき、彼は次のように答えた。

「メキシコシティの標高(海抜2240m)だ。 しかしそれに対してフィットすることも、過程の一部だ。ボールは強くバウンドして向かって来て、ピッチは通常よりも柔らかいのでファーストタッチでプレーするのはほとんど不可能だ。併せて正午の1日で最も暑い時間帯におけるプレーをしなければならないが、それを克服しなければならない。」

 

彼はチームの監督であるアンドレス・リリーニと似ていることを強調した。

「彼は勝利への飽くなき願望を持った人物で、チームが勝てなかったり、ハードワークをしなかったり、プランに沿わなかったりすると非常に腹を立てる。自分は彼と多くのことで似ていて、自分もまた同じだ。ライバルチームを研究して、ゲームプランを立てるという歯に衣着せぬ仕事をする人がいる。それに沿えば目標を達成する可能性が高くなるし、そうでなければ彼らの仕事を尊重していないことになる。彼に対して、決して戦うことを止められないと言う。自分にとって、ハードワークがすべてだ。」

 

 

「誰がプレーするにせよ、我々はそれにもっと力を入れなければならない。 願わくばその意味が理解され、自分がそれにもっと力を入れなければならない場合は、常に共通の問題や関心を持つ人々の集団、もしくはその全体について考える。重要なことは名前ではなくこれは1つのクラブであり、その名はPUMASだ。我々は出来る限り、クラブを代表するように努める。自分自身のためではなく、PUMASのためにベストを尽くすために毎日来ている。 このクラブのジャージを身に纏う時、自分はクラブのためにベストを尽くそうとする。 自分はそのクラブをリスペクトする。」

 

彼はアトレティコ・サン・ルイスの現監督であり、2020年東京オリンピック夏季競技大会のブラジルサッカー代表に常に招集してくれた元監督であるアンドレ・ジャルディンの言葉(メキシコサッカー1部リーグに関するアドバイス)に対して感謝した。

「彼の言葉に感謝しなければならないのには理由があって、彼のことを知っていれば直接聞くことが出来る。彼は自分の事を近くで見ていてチェックしていたので、自分が何を提供出来て、チームやブラジル代表にとっての自分の重要性を知っている。もし彼のことを知らなければ、仮定の話は議論を引き起こして結局結論に至らないので憶測はそのままにしておく。」

 

 

最後に、彼はメキシコサッカー1部リーグで別のチームでプレーすることは無いと断言した。

「自分はサンパウロFCで言ったのと同じことを言うつもりだ。ブラジルでは自分のチームであるサンパウロFCのためにプレーするだけで、それは自分が引き受けた公約だからだ。 自分がメキシコを去る場合、PUMAS以外のチームにはならないことを保証する。このクラブでは、まるで我が家にいるかのようだ。みんなとても温かくて、ありのままの自分を受け止めてくれる。この場所にいること、そしてみんなと共に過ごすことを嬉しく思う。この人生で重要なことは、彼らの魂の美しさだ。」