Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

プレシーズンマッチ・スカイ杯第1節 レビュー

 

ラファエル・プエンテ監督の対デポルティーボ・トルーカ戦後の談話「チーム内において、競争が欠けている」

 

 

ラファエル・プエンテ監督は対デポルティーボ・トルーカ戦が1-1のドローに終わったことについて満足していたが、チームがこのプレシーズンマッチで彼のスタイルを吸収して、2023年後期ステージによりいい形で臨むことを望んでいる。

試合後の記者会見で前半は相手チームに支配され、後半は先制されてから追いかける展開となって、後半終了間際に追い付けたと語った。

「前後半は、対照的だった。前半はプレシーズンを通して取り組んできたものとかけ離れていたが、相手チームは個人的に非常に気に入っている、しっかりと植え付けられたボール支配のスタイルで攻撃してきたので複雑だった。後半はかなり大勢の選手交代によって、我々の狙い通りにチームはそれを忠実に実行し、トライをした。明確な得点チャンスがあって、正当な方法でそれを得たように思える。」と、語った。

 

 

「チーム内において競争が欠けていて、デポルティーボ・トルーカのようにボール支配をするチームは1部リーグの数少ないので、今日の対戦相手のようなチームと争うことは素晴らしいことだ。つまり、どのような試合になるか?分かっていて、実際にその通りになって、後半はチームがやりたかったサッカーを出来た。」

 

 

個人的には、オリンピック・スタジアムにおける初めての采配は特別なものであった。

「本当に楽しめる場所や仕事が出来て、自分を興奮させただけでなく、非常に高い付加価値があった場所だったので、非常に満足だった。若かりし頃選手としてこのピッチに足を踏み入れる機会があった*1ので、このスタジアムには大きな愛情を持っているし、間違いなく特別な1日だった。」

 

 

PUMASには欠場者と、新たなデビューを果たした選手がいたことを説明した。

「セバスティアン・ソサの場合は年末まで前チームとの契約があるので、起用出来なかった。ウリセス・リバスは新補強選手の1人で出場した。ジョナタン・サンチェスは負傷していたので、出場出来なかった。」と、コメントした。

 

 

そして、最後にダニエウ・アウベスについてこう付け加えた。

「彼はFIFAワールドカップ・カタール大会における出場を終えて、休暇期間を過ごしている。それは満了しなければならず、間違いなくその後チームに合流するだろう。」

 

*1:ラファエル・プエンテ監督は13歳のときからPUMASの下部組織で8年間過ごし、メキシコのユースチームにも召集され、ラファエル・マルケスやヘラルド・トラードなどの選手とプレーしていた。