Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

Central de Abasto

 

メキシコの台所(セントラル・デ・アバスト)


327ヘクタールの面積を持ち、120万トン以上の食料と30万トンの販売のために分配されています。東京・築地市場の約13倍の敷地面積を持ち、メキシコシティの人口約2000万人の食を支える大市場。この市場には、国内で流通しているの野菜や果物の30%、食品や商品が3万トン集まり、一日に30万人の人が訪れると言われています。

 

 

里親であるルシア叔母さんが食料品店を営んでいた8年以上前から、居候させていただいた際にも食料品の仕入れによく行っていました。現在はエスキーテスのみを販売しているので、その材料であるトウモロコシなどを仕入れに毎週行かれています。今回は懐かしいこともあって、同行させて頂きました。

 

 

自分もイラプアトのアパートでは毎週カレーを作るので、ジャガイモや玉ねぎ、ニンジンを買いました。その価格の安いこと、1キロ10ペソ(約70円)。1キロ以下では売ってくれないので、少し荷物になってしまいますが購入することに。

 

 

メロンなどは、1個あたり50ペソ(約350円)。日本のメロンを考えたら、ムチャクチャ安く思います。もちろんマスクメロンなんかは品種改良されているので、味は全く同じという訳にはいかないでしょうが。

 

 

今度は場所を少し移動して、海鮮物市場(ラ・ビガ)の方へ。日本で言うところの築地市場みたいなイメージ。ここにはメキシコ全国から、トラックに氷詰めして様々な魚類が集まってきます。午前4時ぐらいが荷下ろしのピークなのですが、今回は午前正午ぐらいに行きました。

 

 

このセントラル・デ・アバストにおけるもう一つの楽しみが、グルメ。メキシコシティの人口約2000万人の食を支える大市場だけあって、屋台であったり立ち食いレストランなどが中にはあります。その安いのに、美味しいこと!青果市場のほうではタコスが絶品なのですが、今回は海鮮市場にあるレストランでマリスコス(海鮮料理)に舌鼓を打つことに。

 

 

自分は生で出てくるシュリンプ・カクテルなどはあえて避けて、海老スープと鮭の塩焼きを頂きました。ルシア叔母さんはやはり通だけあって、オイスター・ロックフェラー(殻付きのカキの上に、パセリやグリーンハーブなどの様々な緑色野菜、バターソースやパン粉をのせて焼く、もしくはグリルした料理)を注文されていました。なかなか出てこない(半時間ぐらい待たされた)ので、少々おカンムリでした(苦笑)。