Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ 2023年後期 第1節 裏話-2

 

 

この試合のチーム主将はニコラス・フレイレが出場停止のため、ファン・ディネンノ。

ちなみに、この試合前に昨年末の12月29日に逝去されたペレのトリビュートが行われました。(選手たちのユニフォームは特別バージョン)

 



さて、ここからは試合の内容について触れていきたいと思います。

 

 

ラファエル・プエンテ新監督が開幕戦にスタメン起用したのは、上記11名。フォーメーションは、4−2−3−1でした。

セバスティアン・ソサ、アルトゥーロ・オルティス、ホセ・リカルド・ガリンド(ニコラス・フレイレが昨シーズン最終戦で退場処分のため、1試合出場停止)、パブロ・ベネベンノ(後半1分、ダニエウ・アウヴェス)、アドリアン・アルドレテ(後半33分、ジオゴ・デ・オリヴェイラ)、エドガー・アラフィタ後半13分、マルコ・ガルシア)、ウリセス・リバス(後半1分、アレク・アルバレス)ホセ・ゴンザレス後半1分、ホルヘ・ルバルカバ)、グスタボ・デル・プレテ、エドゥアルド・サルビオ、ファン・ディネンノ。(太字の2名はメキシコサッカー1部リーグデビュー)

 

 

オフェンス面では、サイドバック(このチームの場合、パブロ・ベネベンノとアドリアン・アルドレテ)、サイドハーフ(このチームの場合、ホセ・ゴンザレスとエドゥアルド・サルビオ)によるサイドアタックがメインになり、サイドハーフは縦への直線的な突破やセンタリング、中へ絞ってのシュートが有効。サイドバックとサイドハーフによる連携でサイドを攻略できれば、非常にバランスの良い戦術と言えます。フォワードが1枚で孤立することを避けるためにも、サイドハーフ、トップ下のポジションは積極的に前線に飛び出すことが必要となりますが、サイドバックの加入が急務だと書いたのは両サイドバックが全くサイドアタックを出来ていなかったからです。

 

 

ディフェンス面では、中盤での積極的なプレッシングでボールを奪取し、ショートカウンターを仕掛けることが有効。サイドハーフが下がることでディフェンス時の人数も十分に確保できるため、より安全にゲームを進めることが出来る。ただし攻められて押し込まれる展開が続くと、前線へのボール運びが難しくなり、攻撃が停滞してしまうリスクが有ります。この点で実際の試合では、中盤におけるプレッシングは掛かっていませんでした

 

 

この上記の2項目が理由で、ラファエル・プエンテ新監督が試合後の記者会見で語っていた「前半はこれまでやってきたことに対して非常にかけ離れたものとなった」訳です。ウリセス・リバス(後半1分、アレク・アルバレス)の交代に関してだけ言えば、本来であればイゴール・メリタオでしょうし、この試合(もっと言えば、昨年末のプレシーズンマッチもそうでしたが)に出場しなかった、セサル・ウエルタやブライアン・フィゲロア昨日の2部リーグPumasタバスコ戦に先発出場、先制点)、そして新補強選手であるヘスス・モリーナらが揃って来れば、もう少し主導権を握って前半から攻勢に出れていたかも知れません。

 

 

試合のスタッツを見ても分かる通り、ボール支配率が70%と30%。攻撃のメインは先制点を挙げたエドゥアルド・サルビオがいた右サイドが圧倒的でした。ホルへ・ルバルカバには、次節以降にもっと攻撃に絡めるようなプレーを改めて期待したいところ。いずれにしても第2節以降は、これらの部分を改善していけるかどうか?が鍵となっていくでしょう。そしてこのチームが持っているポテンシャルが100%発揮出来るようになるには、何だかんだ行っても遅くとも第5節までは時間が掛かるのではないかと個人的に判断しています。