Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ 2023年後期 第4節 プレビュー

 

PUMASには、クオリティーの高い選手がたくさんいる:ヘスス・モリーナ

 

 

チーム内競争はチームが上位を目指して戦うための衝動であって、対クラブ・ティファナ戦は、アウェーゲームで勝ち点3を挙げられるためのチームのパラメータである

 

 

先週末の日曜日にPUMASでのデビュー戦をプレーし、自身が加入したクラブがクオリティーの高い選手たちの集団であることを、記者会見において強調した

「チーム内競争は集団を強くするものであり、チームは首位争いをしている。 中盤にはレギュラー争いがあり、ウリセス・リバス、サンティアゴ・トリゴス、ホセ・カイセド、イゴール・メリタオなどのクオリティーの高い選手がたくさんいる。彼ら全員がチームを強化するために、自身の選手としての経験を貢献しようとしている。」と、コメントした。

 

 

そういった意味で、「彼ら全員がリギージャ(プレーオフ)に進出するという確固たる目標を持っている。一歩ずつ進んで行かなければなりません。 クラブ・レオンのような素晴らしいチームを相手に、ホームゲームで非常に重要な一歩を踏み出した。 それは、我々が感情的に可能な限り最高の状態にあり、次の試合に非常にうまく向き合っていることを意味する。」と、述べた。

 

 

「これは長い道のりだ。 まだまだ、トーナメントは続く。 第3節、第4節も消化せずに優勝は考えらないが、リーグ優勝をする、方向性を変えるんだという強い意志を持っている。 我々は皆、心新たにしている。我々に残された唯一のことは、サポーターが与えてくれたサポートに報いるために全てを出し尽くす。」と、付け加えた。

 

 

次節の対戦相手チーム:クラブ・ティファナについて、「彼らのホームで対戦することは、特に人工芝のピッチであるので常に非常に複雑な試合になる。我々は、試合に勝つという確固たる信念を持って遠征する。チームは限界を超え続けることに専念し、その熱意を持っている。偉大なチームと彼らのホームゲームで対戦し、勝ち点3を挙げることが出来るかどうかは、良いパラメータになるだろう。」と、コメントした。

 

 

「アウェーゲームで思うように力を発揮出来ていないことは分かっているが、それでもなお結果を出せるように取り組んでいる。我々のホームスタジアムでは強くなければならず、そして今彼らの複雑なピッチにおける試合に臨むにあたって、チームは良い方法でそれを乗り越える準備が出来ている。我々は素晴らしいチームであって、ホームであろうがアウェーであろうが、勝ちに行かなければならない。」

 

 

一方で、久しぶりにピッチへ戻ったことの満足感を強調した。

「自分自身にとって数ヶ月のプレーをしない時期を過ごした後で、メキシコサッカー1部リーグデビューに非常に近いものだったが、とても良い内容で楽しかった。チャンスを与えてくれたクラブにとても感謝している。これは非常に大きな責任を伴う約束と熱意を持って取り組むという、自分のキャリアにおけるもう 1 つの挑戦だ。足跡を残すことを熱望し、チームに貢献すること、ここでリーグ優勝をすることが出来る選手として記憶されることを意図して、このクラブへ加入した。」

 

 

そして、こう付け加えた。

「特に、怪我の問題のためによるリベンジだ。 実際に昨年はプレーをすることはなく、実質2022年からプレーをしていない。2022年後期ステージ第4節の対ファレスFC戦が最後の試合で、その後前期ステージはFIFAワールドカップ・カタール大会開催でいつもより早く終了したので、シーズンを通して欠場した。年齢と怪我で復帰は難しいとよく言われたが、そのことが自分自身を前進させ、準備し、強化し、チャンスを待つように促し、PUMASがそのチャンスを与えてくれた。クラブには感謝の言葉しかない。クラブにとって相応しい、総合順位表の上位へ持っていけるよう全てを捧げるつもりだ。」

 

 

チームの選手たちとの環境について聞かれ、こう答えた。

「新しいチームに加入すると、選手たちがどうやって自身を受け入れてくれるか?という不確実なものが生まれ、ナーバスになりがちなものだ。自分は非常に謙虚で献身的な集団にいることに気付き、彼らは初日から暖かく迎えてくれた。素晴らしい選手たちの集団だ。」

 

 

「若手選手たちのクオリティーと能力には驚かされる。 アレク・アルバレスは、非常に才能がある。サンティアゴ・トリゴス、リカルド・ガリンドらは、メキシコサッカー1部リーにおいてプレーする時間が必要で経験を積むことが出来る優れた下部組織出身たちだ。 彼らは与えられたチャンスを利用しなければならないが、自分には多くの未来が見える。 TOPチームの幾つかの試合に出場できない我々に取って代わるクオリティーと人数がある。」

 

 

最後に、若手選手たちに自分を大切にすることの重要性を植え付けようとしていると説明した。

「自分はサッカー選手が1日24時間の間、サッカー選手であることを彼らに見せようとしている。彼らは非常に実りあるキャリアであるが、非常に短いものであるが故にピッチの内外で自分自身を大切にしなければならない。 自分は怪我をして、それをさらに感謝した。 外部ケアが不可欠であるため、彼らはチャンスを活かしてプロフェッショナルであることを理解させなければならない。」と、締め括った。