PUMASが、アウェーの対クラブ・ティファナ相手に一人少ない状態でドロー
PUMASは一人少ない状態で45分間を戦ったが、アウェーにおける対クラブ・ティファナ戦で勝ち点1を挙げる
PUMASはアウェーでクラブ・ティファナと戦い、勝ち点1を挙げた。ハーフタイムで一人少ない状態でプレーをしたにもかかわらず、何度か得点チャンスがあったことを考えると、決して悪い結果ではなく、むしろもっとやれたという気持ちではあるものの、結果スコアレスドローで勝ち点1を得た。この試合前PUMASは、ニコラス・フレイレ(股関節内側の内転筋損傷:全治2週間)とエドゥアルド・サルビオ(左脚のハムストリングスによる筋肉損傷:全4週間)という診断がメディカルスタッフからされたため、代わりに新補強選手として数分間プレーをしたディフェンダー:ジョナタン・サンチェスと、左サイドハーフとしてアレク・アルバレスがスタメン起用された。
PUMASは相手ゴールキーパー:アントニオ・ロドリゲスに対して明確な得点チャンスを生み出せなかったものの、良い攻撃の時間帯を維持しつつ、ストレスフリーであるかのように見えた。しかしながら、危険な攻撃を仕掛けることも出来なかった。
試合は前半40分、アルトゥーロ・オルティスが相手左サイドバック:ハイル・ディアスの太股へ足を高く上げ、安全を脅かすタックルに対する一発レッドカード掲示による退場処分で流れが変わった。その数分後、クラブ・ティファナはフェデリコ・レルトラが放ったシュートがゴールポストに直撃し、その後セバスティアン・ソサがリバウンドしたボールを搔き出した。
後半に入って、クラブ・ティファナによる攻撃はますます激しくなった。PUMASは前半にイエローカードを貰っていたリカルド・ガリンドとグスタボ・デル・プレテを下げることで攻撃の枚数を減らし、代わりにパブロ・ベネべンドとサンティアゴ・トリゴスを投入することで、ラファエル・プエンテ監督の「守りに徹する」というメッセージは明確であった。
そう、クラブ・ティファナはPUMASを追い詰め、ゴール前に攻撃を集中させた。一方でPUMASは、得点チャンスを生み出す方法がなかった。後半27分、アレク・アルバレスが左サイドを駆け上がり、ペナルティーエリアへ向かって上げたセンタリングは、右サイドからスライディングでシュートを試みたファン・ディネンノには惜しくも合わず。惜しくも、得点チャンスを逃した。
PUMASはこれで自信を取り戻しつつ、背後からは目を逸らさず特に守備面で安定したディフェンスを見せていたため、このままスコアレスドローを維持しようとする局面に入った。後半29分、カウンターアタックから抜け出したジオゴ・デ・オリヴェイラが倒されてペナルティキックかという場面があったが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)のレビュー後に、ノーファールの判定となった。
1人少ない状況という逆境にもかかわらず、苦しみに耐えるキャパシティーを示したPUMASの抵抗は完璧であった。しかし次節以降は、よりアグレッシブに得点チャンスを作る攻撃をしなければならない。