Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ2017年後期 第10節 Atlas 1-1 UNAM

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PUMASがCFアトラスと引き分け、リギージャ(プレーオフ)進出圏内を維持

 

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審判団によるストライキによって順延されていた第10節の試合の中でも最も好ゲームの1つであったCFアトラス対PUMAS戦は、ハリスコスタジアム全体を興奮に包んだ。

 

PUMASが心配の種であったクリフォード・アボアジェとマティアス・アルスティサの2TOPによる攻撃開始に対してプレッシャーを与えようとしたにも関わらず、CFアトラスは2017年後期ステージで維持している素晴らしい形を示した。

 

前半14分、ペナルティーエリア内のリバウンドを利用して、ずれたマークによってアントニオ・ガルシアとの背面の競り合いに勝ったクリフォード・アボアジェが先制点を挙げた。

 

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これに目を覚ましたPUMASはマティアス・ブリトスがゴールに向かって攻撃可能なように徐々にスペースを作り始め、前半29分にアラン・メンドーサによるセンタリングをニアサイドから同点弾を決めた。

 

さらにPUMASは逆転を狙ったがCFアトラスのほうがより得点チャンスを作り、アルフレッド・サルディヴァルによるセーブによって窮地を救われた。

 

後半に入り両チームともオープンに試合を進め得点チャンスを作ったが、決定弾を挙げるまでには至らなかった。後半27分にハビエル・サラスが鋭くゴールに迫ったが、惜しくもアルフレッド・サルディヴァルのセーブに防がれた。

 

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後半30分にはGK:ミゲル・フラガがセンタリングをカットしようと下手な飛び出しをしたのに対して、ヘスス・ガジャルドがヘディングシュートで狙ったもののボールがポスト直撃で決勝ゴールを決め損ねた。

 

その6分後には逆にCFアトラスが同じようにチャンスを作り、パブロ・ハケスのマークを外しクロス気味にミドルシュートを放ったマティアス・アルスティサであったが、惜しくもボールはポスト脇をかすめていった。

 

この試合の結果、CFアトラスは勝ち点19で順位表第7位。対するPUMASは勝ち点18で第9位となり、第8位のパチューカFCに勝ち点1で追っている。

 

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スタメン: 

CFアトラス:30-ミゲル・フラガ、27-ホセ・マドゥエーニャ、3-レイトン・ヒメネス、5-ガディ・アギーレ、14-リカルド・レジェス(後半33分、10-ハイル・バラサ)、15-ブライアン・ガルニカ、20-クリフォード・アボアジェ、11-マティアス・アルスティサ、28-マルティン・バラガン(後半24分、9-フィデル・マルティネス)、監督:ホセ・グアダルペ・クルス

 

PUMAS:13-アルフレッド・サルディヴァル、18-アントニオ・ガルシア、89-パブロ・ハケス、4-ダリオ・ヴェロン、5-アラン・メンドーサ、10-アブラハム・ゴンザレス、6-ケヴィン・エスカミージャ(後半46分、2-ホセカルロス・ヴァンランキン)、7-ハヴィエル・コルテス、17-ヘスス・ガジャルド、11-ブライアン・ラベージョ、20-マティアス・ブリトス、監督:ファン・フランシスコ・パレンシア


主審:ロベルト・リオス・ハコメ、副審:ファン・カルロス・サリナス、ホセ・デ・ヘスス・バーニョス、第4審:ジョナサン・エルナンデス

 

警告:PUMAS 前半30分、パブロ・ハケス

 

メキシコリーグ2017年後期 第13節 UNAM 0-1 Toluca

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トルーカFCが、大学都市において首位を取り返す:PUMASはリギージャ(プレーオフ)進出圏から脱落

 

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大学都市において0-1と対クラブ・アメリカ戦に続きホーム2敗目を喫したことで、トルーカFCが順位表の首位に返り咲き、PUMASはリギージャ(プレーオフ)進出圏外へ落ちた。

 

前半27分、アルフレッド・サルディヴァルとダリオ・ヴェロンによるミスで先制点を失い、勝ち点3を挙げ再び今トーメントの首位となった。まだ先の話ではあるが、今週引退をほのめかしたベテランとキーパーとの間でこぼれ落ちたボールをカルロス・エスキヴェルがさらってとても遠い位置からロングシートを放ち、この試合唯一の得点を得た。

 

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PUMASは何度も先制点やそれを相手チームに奪われた後の追い付くチャンスを得たが、相手キーパー:アルフレッド・タラベラが全ての攻撃を封じてこの試合のヒーローとなった。全ての攻撃の中でもとても明確であったのは、ヘスス・ガジャルドが試合開始直後に、また後半のマティアス・ブリトスがペナルティーエリア内でフリーになったところをシュートしたがとても低いボールであったために、タラベラが反応するのに十分であった。

 

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今回パレンシア監督は交代枠を温存し、ケヴィン・エスカミージャを交代させてハヴィエル・コルテスを投入。またパブロ・バレラを下げて、下部組織出身選手として今シーズン3人目の青年:アレハンドロ・サムーディオを後半40分に1部リーグデビューさせた。またヘラルド・アルコバが負傷したのに対して、パブロ・ハケスに出場する機会を与えた。それにもかかわらずチームは引き分けることが出来ず、ニコラス・カスティージョの欠場が大きく響いた。

 

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この結果、トルーカFCは勝ち点25に到達し首位をキープ。PUMASは勝ち点17の得失点差プラス2ゴールで順位表第9位に留まった。

 

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スタメン:

PUMAS:13-アルフレッド・サルディヴァル、18-アントニオ・ガルシア、3-ヘラルド・アルコバ(後半14分、89-パブロ・ハケス)、4-ダリオ・ヴェロン、5-アラン・メンドーサ、10-アブラハム・ゴンザレス、6-ケヴィン・エスカミージャ(後半1分、7-ハヴィエル・コルテス)、8-パブロ・バレラ(後半40分、91-アレハンドロ・サムーディオ)、17-ヘスス・ガジャルド、11-ブライアン・ラベージョ、20-マティアス・ブリトス、監督:ファン・フランシスコ・パレンシア

 

トルーカFC:1-アルフレッド・タラベラ、29-ロドリゴ・サリナス、4-パブロ・ダ・シルヴァ、5-オスヴァルド・ゴンザレス、2-エフライン・ヴェラルデ、15-アントニオ・リオス、25-ヘスス・メンデス、11-カルロス・エスキヴェル(後半39分、10-アントニオ・ナエルソン)7-ガブリエル・ハウチェ、24-パブロ・バリエントス(後半20分、26-エルビン・トレホ)、20-フェルナンド・ウリベ(後半43分、83-ファン・デルガディージョ)、監督:エルナン・クリスタンテ

 

主審:ホルヘ・ペレス・ドゥラン、副審:ミゲル・アンヘル・エルナンデス、ヴィクトル・ウーゴ・ロメロ、第4審:アルド・カノ

 

警告:トルーカFC 前半40分 ガブリエル・ハウチェ、後半39分 エルビン・トレホ

 

メキシコリーグ2017年後期 第13節 プレビュー2

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ホセ・アントニオ・ガルシア:首位トルーカFCを恐れず、自信を持って勝利を上げることだ

 

PUMASの下部組織出身選手であるホセ・アントニオ・ガルシアは、トルーカFCは敬意を表するが首位との対戦にあたって恐れることはなく、逆にチームのパフォーマンスを信頼している。

 

「どんな相手であっても、勝たなければならないね。(トルーカFCは)僕らより高い順位であるとともにプレーをしている偉大なライバルだけど、試合はしなければならないんだ。今までのようにプレーをし続ければ、有利な結果を得られるだろう。」と、オリンピック・スタジアムでこの火曜日に語った。

 

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目的を達成するために、彼はどんな相手であってもリギージャ(プレーオフ)進出圏内を確保するまで、PUMASはシーズンを通して同じサッカーをするだろうと述べた。

 

「非常にクレバーに、僕らが持っているベースで今までやってきたようなサッカーをしなければならないね。僕らにとっていいチャレンジだし、勝ち点3を挙げたいんだ。」と、説明した。

 

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彼の勝利に対する自信はPUMASに存在する素晴らしい内部競争が、欠場者がいることに対してチームを良いレベルを維持するのに役立っているのである。

 

「(チームの陣容には)素晴らしい選手達がいて、下部組織出身選手と外部から来た選手たちとの良い混合があるんだ。監督は、チームの全員を起用できるから穏やかなんだ。」と、コメントした。

 

 

メキシコリーグ2017年後期 第13節 プレビュー

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ヘスス・ガジャルド:毎試合ごとに僕らは良くなっていることを、トルーカFCに対して示さなければならない

 

「とても難しい試合の1つになるだろうね。でもやらなければならないことに集中して、良い試合をするんだ。監督が我々に指示するゲームプラン通りにね。この日曜日は、毎試合ごとに僕らは良くなっていることをトルーカFCに対して示さなければならないよ。」


と、PUMASの下部組織出身選手であるヘスス・ガジャルドは大学都市の第2グラウンドで行われた練習後に語った。

 

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対チアパスFC戦で2ゴール・1アシストをマークし、メキシコサッカー1部リーグ・第11節のベストイレブンに選ばれた彼は、チームにはまだ伸びしろが残っていると信じている。

 

「僕らは、とても良い感じだよ。でも、まだ100%のPUMASではないね。毎日改善しなければならないし、新しいことをマスターしなければならないんだ。」と、強調した。

 

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彼のモチベーションはメキシコサッカー代表に召集され続けることであり、それは前節の彼のプレーが示す通りである。しかし、対チアパスFC戦の活躍に満足し切ってはいない。

 

「勝利は自分の活躍というより、チームプレーや監督が指示するゲームプランの賜物さ。それらが、僕の得点に繋がったんだ。チームの機能のおかげで、結果が得られたのさ。」と、説明した。

 

 

メキシコリーグ2017年後期 第12節 Chiapas 0-3 UNAM

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PUMASはアウェイでチアパスFCを3-0で破り、リギージャ(プレーオフ)進出圏内を確保する

 

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PUMASは、この土曜日にエスタディオ・ビクトル・マヌエル・レイナにおいてアウェイでチアパスFCを3-0で破り、リギージャ(プレーオフ)進出圏内を確保した。

 

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「今日は非常に重要なバランスを保ち、無失点に抑えリードを奪った。これは満足できる試合だが、これが唯一のそういう試合ではない。選手たちがどのようなサッカーをするかというものを見せてくれたおかげで、幸せな気分だ。今は勝利の喜びに浸って、明日は次節の対トルーカFC戦を考えることになるだろう。」と、PUMASの監督:フランシスコ・パレンシアは対チアパスFC戦後に語った。

 

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PUMASの先制点は、前半終了間際に挙げた。ボール支配率のおかげで、ペナルティーエリア内におけるヘスス・ガジャルドとブライアン・ラベージョのワンツーパスで相手を崩し、相手キーパー:モイセス・ムニョスの手が届かないシュートを放った。

 

後半21分には、再びヘスス・ガジャルドがペナルティーエリア内のマティアス・ブリトスへ対角線のパスをアシストし、追加点となった。締めくくりとなったのは後半41分にアラン・メンドーサがヘスス・ガジャルドへスルーパスを送り、そのまま持ち込んでキーパーが飛び出すのを交わして2得点目を挙げ、ダメ押しとなった。

 

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スタメン:

チアパスFC:23-モイセス・ムニョス、19-フェリックス・ミコルタ、20-フェリックス・アラウホ、34-アキヴァルド・モスケラ、15-ブルーノ・ピレス(後半23分、11-フランコ・アリサラ)、2-ブライアン・アングロ、12-ルイス・ミニョ(後半9分、35-ルイス・レアル・デアンホス)、18-ディエテル・ヴィジャルパンド、28-ルーカス・シルヴァ、7-ルイス・アンヘル・メンドサ、9-エンリケ・エスケダ(後半1分、10-ジョナサン・ファブロ)、監督:セルヒオ・ブエノ


PUMAS:13-アルフレッド・サルディヴァル、18-アントニオ・ガルシア、3-ヘラルド・アルコバ、4-ダリオ・ヴェロン、5-アラン・メンドーサ、10-アブラハム・ゴンザレス、6-ケヴィン・エスカミージャ、8-パブロ・バレラ、17-ヘスス・ガジャルド、11-ブライアン・ラベージョ(後半43分、24-サンティアゴ・パラシオス)、20-マティアス・ブリトス(後半27分、7-ハヴィエル・コルテス)、監督:ファン・フランシスコ・パレンシア

 

主審:ミゲル・アンヘル・チャコン、副審:マリオ・ヘスス・ロペス、クリスティアン・キアベク・エスピノサ、第4審:アダリド・マガンダ

 

警告:PUMAS 後半35分、アブラハム・ゴンザレス

 

メキシコリーグ2017年後期 第12節 プレビュー3

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ハヴィエル・コルテス:チアパスFC戦に勝つことは、リギージャ(プレーオフ)進出圏内を確保することだ

 

PUMASは現在リギージャ(プレーオフ)進出圏内である順位表第8位を占めているが、トーナメント終盤において次節の勝利は大きな安心を与えることになる。

 

「この試合とそこで勝ち点3を挙げてリギージャ(プレーオフ)進出圏内を維持することは、非常に重要なんだ。チアパスFC戦に勝つことは、リギージャ(プレーオフ)進出圏内を確保することだよ。」

 

と、この木曜日にオリンピック・スタジアムにおけるトレーニング後の記者会見でハヴィエル・コルテスは語った。

 

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その場で、彼はPUMASと同様にリギージャ(プレーオフ)進出圏内にいるチアパスFCのようなチームは彼らにとって脅威ではなく、逆に「それは、モチベーションアップする部分だね。終わったことに対しては、振り返らないんだ。最高の形で、土曜日にはピッチで全てを出せるようにしないとね。」と、説明した。

 

彼は各国代表に召集されたダリオ・ヴェロン、ヘスス・ガジャルド、ニコラス・カスティージョらの復帰について、とてもいい形でチームへ戻ってきたと述べた。

 

「それは彼らにとって特別なモチベーションであって、彼らの代表チームと合流した後でとてもやる気になって戻ってきているよ。本当に良いサッカーをしているし、チームにとって彼らの最高なものを持ち帰って帰ってきてるよ。」と、強調した。

 

メキシコリーグ2017年後期 第12節 プレビュー2

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対チアパスFC戦は、良い試合になるだろう:ブライアン・ラベージョ

 

「チアパスFCは、とても難しい相手だね。メキシコサッカーで、何度も偉大な成績を収めている。彼らのホームでどういうプレーをしてくるか分かっているし、良い試合になるだろう。」と、ブライアン・ラベージョはチアパスにおいて土曜日に行われる試合について語った。

 

彼はまた、こう付け加えた。「対クラブ・アメリカ戦のダービーマッチで負けたくなかったが、もうそれは終わったことだ。順位を上に上げ、我々が位置したい上位を維持するために、全力でチアパスFC戦に集中しなければならないね。この最後の数節は、非常に重要なものとなるよ。」

 

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「監督は、全ての攻撃と守備においてハードワークをしているんだ。前進するために、全ての面において改善しなければならないね。僕らは非常に攻撃的なチームで、カウンターアタックを受けることをさらけ出してしまったけれど、それらのことを改善しなければならないんだ。勝ち点3を挙げるために、最良の方法で僕ら自身を開発しなければいけない。」

 

ダリオ・ヴェロン、ヘスス・ガジャルド、ニコラス・カスティージョら3人の各国代表と共に選ばれなかったことについて尋ねられると、こう答えた。

 

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「僕らの陣容で、カギとなる選手たちなんだ。しかし改善することにおいて、試合に向かってベストな状態で臨むことに集中しなければならないよ。ニコラス・カスティージョはダービーマッチで、素晴らしいゴールを挙げた。今週末のために、戻ってきて欲しいね。非常に重要なプレーヤーの1人だけれど、チームのハードワークに依存しているんだ。全員が、プレーをすることと貢献することに対して同じ願望を持っている。僕らは穏やかで、監督のしていることに自信を持っているんだ。」

 

 

メキシコリーグ2017年後期 第12節 プレビュー

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ホセ・カルロス・ヴァンランキン:PUMASには、対チアパスFC戦で良い結果が出せるようなポジティブな雰囲気がある

 

「今度の試合は、とても難しいものになるだろう。なぜならば、僕らはアウェイだからね。しかしながら3月20日~30日におけるFIFAインターナショナルマッチデーは僕らがハードワークをするのに役立ったし、対チアパスFC戦で良い結果が出せるようなとてもポジティブな雰囲気を持って行けそうなんだ。」と、PUMASの下部組織出身選手である、ホセ・カルロス・ヴァンランキンは火曜日に大学都市の第2グラウンドで語った。

 

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彼はこの良い雰囲気は、主にコーチ陣の作業によるものであると認識した。「ファン・フランシスコ・パレンシア監督は、次戦を考えてそれをとても巧く行なっているね。気分転換をするべきなんだ。チームは対チアパスFC戦にあたって、いい瞬間を迎えているよ。」と、述べた。

 

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彼はチームがそれまですることが出来なかったことを分かっていて、もうすでにリギージャ(プレーオフ)進出圏内維持のためにハードワークをしていると語った。

「最大限、ミスの範囲を削減しないといけないよ。残りの試合において、もっと注意深くプレーをしなければならないね。僕らには素晴らしい方法でハードワークを積んでいる自信があるし、トーナメントにおいて良い締め括りをするんだ。」と、強調した。

 

 

2017年3月25日開催 FIFA国際マッチデー親善試合 Cruz Azul 4-1 UNAM

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クルス・アスルがメキシコパートナーカップにおいて、PK戦でPUMASを制する

 

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ギジェルモ・アリソンがアレハンドロ・カストロとケヴィン・エスカミージャらのシュートを止め、4-1で試合を制する

 

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規定の試合時間内に自身のミスにより1-1の同点にされた後、ギジェルモ・アリソンが勝者を決めるためのPK戦で2つのセーブによりヒーローとなった


テキサス州ダラスのフェア・パークにあるコットン・ボウルにおいて行われた親善試合は、クルス・アスルのGKがヒーローとなり、アレハンドロ・カストロとケヴィン・エスカミージャのシュートを止め、アラン・メンドーサのゴールのみによって今シリーズ4-1となった。

 

クルス・アスルはアドリアン・アンドレッティとケヴィン・モンターニョ、フランシスコ・ロドリゲス、ロサリオ・コタによるゴールで、規定の試合時間内に1-1のドローであった試合の決着を付けた。

 


 


 

 

試合は両チームとも得点シーンに欠けた退屈な内容となり、唯一真の危険な場面は前半13分にマティアス・ブリトスが受けたファールによるペナルティキックを自身が蹴ったものの、アリソンに止められたものであった。

 


  

感動的な場面は最後の5分、アドリアン・アルドレテがフリーキックを直接決め1-0としてクルス・アスルが先制するシーンまでなかった。

 


  

そしてそのまま試合は終わろうかという後半40分、コーナーキックに対して悪い飛び出しをしたアリソンを利用してホセ・アントニオ・ガルシアが同点とした。

 

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ドローとなった試合は勝者を決めるPK戦となり、前述のとおりGKの活躍によって4-1とクルス・アスルが勝利した。

 

メキシコリーグ2017年後期 第11節 UNAM 2-3 América

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クラブ・アメリカが大学都市において、PUMASを制する

 

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敵地で3-2、勝ち点14でリギージャ(プレーオフ)進出圏内へ近づく

 

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大学都市はクラブ・アメリカにとって脅威なピッチではなく、むしろそれは誇りや勇気、気概を捨てさせるように誘う確執がある。彼らのオリンピック・スタジアムへの到着は、PUMASの餌食になるのではなく、苦しむゲームになると知っていて勝利を挙げるチームであった。CAモナルカス・モレリア対プエブラFCの試合を残して、今トーナメントにおいて初めてリギージャ(プレーオフ)進出圏内に突入したのであった。

 

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PUMASは試合開始直後に大胆なところを示したが、危険な場面を作る試みはほんの少しであった。試合開始直後にミゲル・サムディオが右足を負傷したにも拘わらずクラブ・アメリカは守りを固くし、彼らのゲームプランはあえて強調せずオプションがあると分かっていた。クラブ・アメリカは負傷者続出であったが、PUMASの勢いを止めるキャパシティは持っていた。パレンシア監督はやや大胆にもヘスス・ガジャルドをサイドに配置したが、問題は彼が後方から駆け上がるために苦労する点であった。

 

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ラ・ボルペ監督は負傷者続出のため、オリジナルプランではへルソン・トーレスがプレーをする予定であったが、コスタリカのアンダー20代表に登録されており、ルールではそういったカテゴリーに登録されている外国人選手は1部リーグでプレーをすることができないため、青年ディエゴ・ライネスにチャンスを与えた。こうして彼はスタメン出場し少ししかボールに触るシーンはなかったものの、そういった場面では即座にボール・コントロールの良さを示した。最初のチャンスを掴んだのは、PUMASだった。ニコラス・カスティージョがヘディングをするためにヘスス・ガジャルドがセンタリングを上げるためにアブラハム・ゴンザレスがボールを繋いだが、そのシュートはゴールバーの上を超えていった。明らかな得点チャンスであり、これが試合の流れを変える要素となった。

 

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クラブ・アメリカはPUMASのボールの繋ぎが流れるように行かなかったので、急ぐこともなくうまくボールを収めた。オスマル・マレスのセンタリングからオリベ・ペラルタがヘディングシュートしたボールはゴールポスト脇を掠めたが、チームは守備の秩序を保ち続けた。クラブ・アメリカが先制したのは敵陣でボールをリカバリーし、シルビオ・ロメロがアルフレッド・サルディヴァルの守るゴールポスト右上に突き刺したシュートだった。彼は、今シーズン最初の得点をメキシコシティにおける試合で記録した。

 

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PUMASのリアクションは、受け身であった。何も爆発せずサポートを欠き、ロングボールを敵陣に放り込むだけであった。クラブ・アメリカは、中盤で何の苦労もなくボールを支配した。ブライアン・ラベージョも、パブロ・バレラもサイドを崩せなかったからである。前半終了間際、クラブ・アメリカは追加点を挙げる。オスマル・マレスが奪ったボールをPUMASはヘラルド・アルコバへのファールであった主張したが、それを許したオリベ・ペラルタはペナルティーエリアに達しアルフレッド・サルディヴァルを交わしてボールを押し込んだ。

 

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後半は、PUMASの反撃が義務付けられた。チームはより攻撃的に、決定力を持った攻撃をしなければならなかったが、果たしてそういうプレーをした。押し込み、相手陣内でボールを支配し、後半7分ニコラス・カスティージョが相手キーパー:アグスティン・マルチェシンが届かないヘディングで追撃弾を挙げた。

 

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試合は主導権が変わり、PUMASが反撃に転じた。ラ・ボルぺ監督は、中盤を引き締めるためにディエゴ・ライネスからハヴィエル・グェメスを投入した。PUMASは攻撃の手を緩めなかったが、クラブ・アメリカは抵抗した。アグスティン・マルチェシンはパブロ・バレラのシュートをパンチングで防ぎ、守備陣はゴールマウスを脅かす全てのボールを抑えたが、数回のミスによって引き分けのチャンスを与えてしまった。後半22分、ウィリアンがボールをカットされ、オスマル・マレスがコントロールを誤ったボールを奪ったパブロ・バレラが繋いだチャンスをニコラス・カスティージョがアグスティン・マルチェシンが防げなかった同点弾を挙げた。

 

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試合はPUMASが逆転するかと思えるほど両チームにとってオープンとなった。アグスティン・マルチェシンは数回、逆転される窮地を救った。終盤セシリオ・ドミンゲスが奪ったボールをカウンターアタックに移ったクラブ・アメリカは、最後彼自らがシュートまで持ち込み再度逆転に成功した。両チームともチャンスを作ったが、PUMASはもうすでに追い付くことは出来なかった。クラブ・アメリカは鍵となる瞬間において、重要な結果を出した。それは敵地であっても、逆境に屈しないという明確な答えであった。

 

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スタメン:

PUMAS:13-アルフレッド・サルディヴァル、2-ホセカルロス・ヴァンランキン、3-ヘラルド・アルコバ、4-ダリオ・ヴェロン、17-ヘスス・ガジャルド、10-アブラハム・ゴンザレス、7-ハヴィエル・コルテス、8-パブロ・バレラ、11-ブライアン・ラベージョ、20-マティアス・ブリトス、30-ニコラス・カスティージョ、監督:ファン・フランシスコ・パレンシア

 

クラブ・アメリカ:1-アグスティン・マルチェシン、18-ブルーノ・バルデス、6-ミゲル・サムディオ(前半12分、4-エリク・ピメンテル)、21-ダニエル・ゲレーロ、282-エドソン・アルヴァレス、15-オスマル・マレス、7-ウィリアム・ダ・シルヴァ、340-ディエゴ・ライネス(後半12分、5-ハヴィエル・グェメス)、10-セシリオ・ドミンゲス、9-シルビオ・ロメロ(後半18分、11-マイケル・アロージョ)、24-オリベ・ペラルタ、監督:リカルド・ラ・ボルぺ

 

主審:マルコ・アントニオ・オルティス・ナヴァ、副審:アルベルト・モリン、ジミー・アコスタ、第4審:アドナイ・エスコベード

 

警告:

PUMAS 前半1分 ヘスス・ガジャルド、後半1分 ブライアン・ラベージョ

クラブ・アメリカ 後半16分 ウィリアム・ダ・シルヴァ、35分 ダニエル・ゲレーロ、45分 アグスティン・マルチェシン