Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ 2023年後期 第4節 プレビュー

 

PUMASには、クオリティーの高い選手がたくさんいる:ヘスス・モリーナ

 

 

チーム内競争はチームが上位を目指して戦うための衝動であって、対クラブ・ティファナ戦は、アウェーゲームで勝ち点3を挙げられるためのチームのパラメータである

 

 

先週末の日曜日にPUMASでのデビュー戦をプレーし、自身が加入したクラブがクオリティーの高い選手たちの集団であることを、記者会見において強調した

「チーム内競争は集団を強くするものであり、チームは首位争いをしている。 中盤にはレギュラー争いがあり、ウリセス・リバス、サンティアゴ・トリゴス、ホセ・カイセド、イゴール・メリタオなどのクオリティーの高い選手がたくさんいる。彼ら全員がチームを強化するために、自身の選手としての経験を貢献しようとしている。」と、コメントした。

 

 

そういった意味で、「彼ら全員がリギージャ(プレーオフ)に進出するという確固たる目標を持っている。一歩ずつ進んで行かなければなりません。 クラブ・レオンのような素晴らしいチームを相手に、ホームゲームで非常に重要な一歩を踏み出した。 それは、我々が感情的に可能な限り最高の状態にあり、次の試合に非常にうまく向き合っていることを意味する。」と、述べた。

 

 

「これは長い道のりだ。 まだまだ、トーナメントは続く。 第3節、第4節も消化せずに優勝は考えらないが、リーグ優勝をする、方向性を変えるんだという強い意志を持っている。 我々は皆、心新たにしている。我々に残された唯一のことは、サポーターが与えてくれたサポートに報いるために全てを出し尽くす。」と、付け加えた。

 

 

次節の対戦相手チーム:クラブ・ティファナについて、「彼らのホームで対戦することは、特に人工芝のピッチであるので常に非常に複雑な試合になる。我々は、試合に勝つという確固たる信念を持って遠征する。チームは限界を超え続けることに専念し、その熱意を持っている。偉大なチームと彼らのホームゲームで対戦し、勝ち点3を挙げることが出来るかどうかは、良いパラメータになるだろう。」と、コメントした。

 

 

「アウェーゲームで思うように力を発揮出来ていないことは分かっているが、それでもなお結果を出せるように取り組んでいる。我々のホームスタジアムでは強くなければならず、そして今彼らの複雑なピッチにおける試合に臨むにあたって、チームは良い方法でそれを乗り越える準備が出来ている。我々は素晴らしいチームであって、ホームであろうがアウェーであろうが、勝ちに行かなければならない。」

 

 

一方で、久しぶりにピッチへ戻ったことの満足感を強調した。

「自分自身にとって数ヶ月のプレーをしない時期を過ごした後で、メキシコサッカー1部リーグデビューに非常に近いものだったが、とても良い内容で楽しかった。チャンスを与えてくれたクラブにとても感謝している。これは非常に大きな責任を伴う約束と熱意を持って取り組むという、自分のキャリアにおけるもう 1 つの挑戦だ。足跡を残すことを熱望し、チームに貢献すること、ここでリーグ優勝をすることが出来る選手として記憶されることを意図して、このクラブへ加入した。」

 

 

そして、こう付け加えた。

「特に、怪我の問題のためによるリベンジだ。 実際に昨年はプレーをすることはなく、実質2022年からプレーをしていない。2022年後期ステージ第4節の対ファレスFC戦が最後の試合で、その後前期ステージはFIFAワールドカップ・カタール大会開催でいつもより早く終了したので、シーズンを通して欠場した。年齢と怪我で復帰は難しいとよく言われたが、そのことが自分自身を前進させ、準備し、強化し、チャンスを待つように促し、PUMASがそのチャンスを与えてくれた。クラブには感謝の言葉しかない。クラブにとって相応しい、総合順位表の上位へ持っていけるよう全てを捧げるつもりだ。」

 

 

チームの選手たちとの環境について聞かれ、こう答えた。

「新しいチームに加入すると、選手たちがどうやって自身を受け入れてくれるか?という不確実なものが生まれ、ナーバスになりがちなものだ。自分は非常に謙虚で献身的な集団にいることに気付き、彼らは初日から暖かく迎えてくれた。素晴らしい選手たちの集団だ。」

 

 

「若手選手たちのクオリティーと能力には驚かされる。 アレク・アルバレスは、非常に才能がある。サンティアゴ・トリゴス、リカルド・ガリンドらは、メキシコサッカー1部リーにおいてプレーする時間が必要で経験を積むことが出来る優れた下部組織出身たちだ。 彼らは与えられたチャンスを利用しなければならないが、自分には多くの未来が見える。 TOPチームの幾つかの試合に出場できない我々に取って代わるクオリティーと人数がある。」

 

 

最後に、若手選手たちに自分を大切にすることの重要性を植え付けようとしていると説明した。

「自分はサッカー選手が1日24時間の間、サッカー選手であることを彼らに見せようとしている。彼らは非常に実りあるキャリアであるが、非常に短いものであるが故にピッチの内外で自分自身を大切にしなければならない。 自分は怪我をして、それをさらに感謝した。 外部ケアが不可欠であるため、彼らはチャンスを活かしてプロフェッショナルであることを理解させなければならない。」と、締め括った。

 

2023年CONCACAFリーグスカップ・グループ組み合わせ

 

リーグスカップは、2023年のメキシコサッカー1部リーグと 米国サッカー1部リーグの2023年リーグスカップの15グループリーグ組み合わせを発表した。これはメキシコサッカー1部リーグから18チーム、米国サッカー1部リーグから29チームの計47チームが参加するCONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)による公式な大会である。 開催期間は7月21日から8月19日までワールドカップ形式で行われ、第3位までの3つのクラブが 2024年のCONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)チャンピオンズリーグに出場する資格を得ることが出来る。

 

なお、すべての試合は米国とカナダで開催される。 西には3つのグループ、中央、南、および東にはそれぞれ4つのグループが存在する。各グループの上位2チームが決勝トーナメントへ進み、ラウンド32が開始される。グループリーグで試合が引き分けに終わった場合、試合は勝者に追加勝ち点を与えるペナルティキック合戦によって決定される。

 

2022年米国サッカー1部リーグ王者として、ロサンゼルスFCは2023年リーグスカップのラウンド32に直接出場する。CFパチューカはメキシコサッカー1部リーグ王者として2023年リーグスカップのラウンド16に直接進出し、2022年の前期ステージと後期ステージとで最高の勝ち点を獲得した。

 

 

2023年CONCACAFリーグスカップ・グループリーグ

東グループ

東グループ1:フィラデルフィア・ユニオン、クラブ・ティファナ、ケレタロFC

東グループ2:CFモントリオール、PUMAS、DCユナイテッド

東グループ3: ニューヨーク・シティFC、CFアトラス、トロントFC

東グループ4: ニューヨーク・レッドブルズ、アトレティコ・サンルイス、ニューイングランド・レボリューション

 

西グループ

西グループ1:UANLティグレス、ポートランド・ティンバーズ、サンノゼ・アースクエイクス

西グループ2: CFモンテレイ、レアル・ソルトレイク、シアトル・サウンダーズFC

西グループ3:ロサンゼルス・ギャラクシー、クラブ・レオン、バンクーバー・ホワイトキャップス

 

中央グループ

中央グループ1: クラブ・アメリカ、コロンバス・クルー、セントルイス・シティSC

中央グループ2: CFプエブラ、ミネソタ・ユナイテッドFC、シカゴ・ファイアーFC

中央グループ3: CDグアダラハラ、FCシンシナティ、スポルティング・カンザスシティ

中央グループ4:ナッシュビルSC、デポルティーボ・トルーカ、コロラド・ラピッズ

 

南グループ

南グループ1:オースティンFC、マサトランFC、FCファレス

南グループ2:サントス・ラグーナ、オーランド・シティSC、ヒューストン・ダイナモ

南グループ3: クルス・アスル、インテル・マイアミ、アトランタ・ユナイテッドFC

南グループ4:FCダラス、クルブ・ネカクサ、シャーロットFC

 

【再掲】2023年CONCACAFリーグスカップ概要

claudiosuarez.hatenablog.com

メキシコリーグ 2023年後期 第3節 裏話

 

力強い勝利

 

 

相手チームは勝ちに来た。良いサッカーをするチームで、PUMASは何とか危ない場面を凌ぎ、ついに手堅い守備をすることが出来た。

 

 

ラファエル・プエンテ監督の期待を一身に背負った、ジオゴ・デ・オリヴェイラやイゴール・メリタオといった選手たちを見ることが出来るのは、何と幸せなことだろう。忍耐力とハードワークは、ブラジル人選手たちが我々に示してくれたものだ。

 

 

PUMAS加入後、ヘスス・モリーナによる良い初戦だった。クオリティーを持っていて、今日それを我々に示して見せた。このようにプレーを続ければ、我々の生まれつきのボランチとなるだろう。

 

全般的に良い試合だった。このチームがこのフォームを維持し続け、全ての選手たちが自身のリズムでプレーすることが出来れば、もう少し上のレベルを目指せるだろう。

 

冷静に行こう。今日は、この素晴らしい勝利を祝おう。いいぞ、PUMAS!

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メキシコリーグ 2023年後期 第3節 レビュー

 

ラファエル・プエンテ監督は、補強選手が来るかどうかを知らされていない「我々の守備陣には、必要無い」

 

PUMASの監督は、首脳陣とその件で話し合っていない

 

 

「その件については、ハッキリとしていない。現実問題、プレーをしなければならない試合があり、それを終えたばかりだ。明日クラブにとってベストな決定を下すために、首脳陣とミーティングをする。」と述べ、首脳陣と最後の補強選手と契約をするかどうかを決定する時が来たことを明らかにした。

 

 

「具体的に答えられなくて、本当に申し訳ない。よく分からないんだ。明日はチームを分析し、どの選手が2つのポジションをカバーできるかを見ていくつもりだ。 真実は、自分には分からないということであって(他の補強選手が来るかどうか)、ハッキリとしていない。そのニュースを知った時には、我々は対クラブ・レオン戦の試合について考えていた。首脳陣と話し合ったり、分析したりしていないが、明日には分かるだろう。」

 

 

ダニエウ・アウヴェスの一件によって、チームがそのショックによってやる気を失ったことを否定した。

「チームは一丸となっていることを示し、このジャージを纏うことがいかに難しいかを分かっている。彼は退団し、我々はその穴を補うために取り組んでいる。もしその退団した代わりの選手と契約することが必要であるかどうかは、首脳陣と話し合う予定だ。」

 

 

必ずしもすべてが監督にとって幸せだったわけではなく、無失点を維持しなければならなかった。

「我々は、相手を完封出来なかった。2つまたは3つの是正措置があって、ペナルティーエリア内におけるディフェンスは、必要なものでは無い。勝ち点3を挙げる方がはるかに簡単だが、後でリプレイをビデオで確認するつもりで、強化しなければならない多くの問題をチェックする。」

 

 

サポーターのパフォーマンス*1も彼を驚かせた。

「自分は彼らが自分をサポートしているかどうかに関係なく、行動は常に模範的であり、単純に感謝をすることだが、自分が加入したときに言ったことだ。我々が約束できるのは、ハードワークだけだ。我々はこのジャージを着て、我々のサポーターの心を代弁する。」と、締め括った。

 

*1:PUMASのサポーター:レーベルが創立25周年だった

メキシコリーグ 2023年後期 第3節 UNAM 4-1 León

 

PUMASがオリンピック・スタジアムにおいてクラブ・レオンと再戦、大量得点で勝利

 

 

グスタボ・デル・プレテ、ジオゴ・デ・オリヴェイラ、そしてファン・ディネンノの2得点。PUMASがクラブ・レオンを上回り、今シーズン2勝目

 

 

PUMASはサッカーのやり方を取り戻し、タフなチームに対してそれを行い、クラブ・レオンを4-1で破った。 しかし、何よりも選手たちが慣れているポジションでプレーをしたため、チームは見直すことが出来た。 ダニエウ・アウヴェス不在の1試合目は、その良い代替オプションも見つかった。 そう、PUMASの選手たちはどんなサッカー選手よりも優れており、勝ち取るべきものを勝ち取った。

 

 

前節コアウイラ州トレオン市で大敗した後、ラファエル・プエンテ監督はチームを修正。重要なポジションにおいて、3つの変更と調整を行なった。まずは中盤のボランチに前節アルトゥーロ・オルティスを起用するというトライを終えて、ニコラス・フレイレと共にセンターバックへ戻した。そのポジションにはイゴール・メリタオとヘスス・モリーナを据え、右サイドハーフのホセ・ゴンザレスを外してジオゴ・デ・オリヴェイラを起用。そして最後にダニエウ・アウヴェスを欠いた右サイドバックには、リカルド・ガリンドを据えた。

 

 

少なくともキックオフ直後から確立したプランを持つチームとしての姿を示し、良い立ち上がりを見せて相手ゴールへ先制するのにそれほど時間が掛からなかった。PUMASはキックオフ直後に攻撃を仕掛け、まずファン・ディネンノが得点をマークしそうになったが良い形でシュートを出来ず、その後グスタボ・デル・プレテがインスピレーションをする瞬間が訪れた。前半9分、グスタボ・デル・プレテがアドリアン・アルドレテからボールを受け、相手ディフェンダー2人を置き去りにした。そして相手ゴールキーパー:ロドルフォ・コタが飛び出した瞬間に、チョコンとボールを浮かせてPUMAS加入以来最高のプレーをして先制。

 

 

PUMASは良さそうに見え、クラブ・レオンが反撃するのに時間が掛かったが、少しずつリズムを掴みつつもそれほど得点チャンスを創出出来なかったものの、少なくとも手応えを感じていた。中盤における試合の激しさは増し、どちらも明確な優位性を発揮しなかった。攻撃の繋がりを見つけるのに、ミスが多かったからである。前半26分、クラブ・レオンは少しずつPUMAS守備陣の裏を突き、イバン・モレノによる素晴らしいプレーの後に、ルーカス・ディ・ヨリオへ対角線のパスを送った。クラブ・レオンのセンターフォワードはこれをヒールキックで流し込んで同点に追い付いた。

 

 

その後は明確なボール支配が無いまま、PUMASは攻撃陣に対して繋ぐことが出来ずに、流れのある攻撃をもう出来なくなっていった。クラブ・レオンはそのまま逆転を狙いに行ったが、相手ゴールキーパー:セバスティアン・ソサの前に沈黙した。しかし前半終了間際、PUMASはブラジル人選手コンビがこの流れを変えた。イゴール・メリタオがペナルティーエリア左サイドからセンタリング。これをゴール前右サイドにおけるオスバルド・ロドリゲスとのポジション争いに勝ったジオゴ・デ・オリヴェイラがヘディングシュート。ラファエル・プエンテ監督によるスタメン起用が実った瞬間であった。

 

 

後半に入ってクラブ・レオンは再び同点に追い付くために攻撃を仕掛け、試合は激しさを一段と増した。ラファエル・プエンテ監督はすでにイエローカードを貰っていた両サイドバック:アドリアン・アルドレテとリカルド・ガリンドを下げ、これ以上プレーを続けるリスクを回避。パブロ・ベネデンノとアレク・アルバレスを投入した。そして、その直後に追加点を挙げるプレーが出た。後半14分、再びグスタボ・デル・プレテがペナルティーエリア手前からドリブル突破。またもや相手ディフェンダー数名を交わしてシュートを試みたが、ロドルフォ・コタがこれを止める。しかしながら、そのリバウンドはファン・ディネンノの前に落ち、これを冷静に押し込んで3点目。これで試合の主導権は、完全にPUMASが握った。

 

 

予想通り、クラブ・レオンはさらにリスクを冒した。PUMAS守備陣はこれを頑丈に守り切り、全力を挙げて挑んでくる相手チームにそのオプションを与えなかった。クラブ・レオンは後半33分と40分にそれぞれさらに攻撃する選手たちを入れ替えて、試合の終盤はそれを受けて抵抗するPUMASという構図となった。最終的にPUMASがヘスス・モリーナを中心としたプレーで、良い形で鎬を削るサブメンバーがいることを明確にした。後半42分、クラブ・レオンが守備態勢が整っていない隙を突いて、ファン・ディネンノが2点目を挙げて、この大量得点劇を締め括る完璧な仕上げを行なったのであった。

 

 

ダニエウ・アウヴェスがスペインで逮捕・収監されたことを受けて、PUMAS退団へ

 

PUMASは、性的虐待の疑いで調査されているブラジル選手の事件について判決を下した

 

ダニエウ・アウヴェスは、バルセロナの最高裁判所が女性からの告訴を受けて捜査開始した結果、現地時間20日に身柄を拘束。裁判官に保釈を却下され、バルセロナ近郊の刑務所に収監されたことを受けて、所属クラブであるPUMASはブラジル人選手との雇用終了を発表した。地元新聞記者によると、この決定は契約違反の選手にとってクラブに法的影響を与える可能性があるとのこと。

 

 

PUMASの会長:レオポルド・シルバは、

「ダニエウ・アウヴェス選手が直面している法的手続きについて本日得られた情報によれば、彼はスペインで拘留。裁判官に保釈を却下され、バルセロナ近郊の刑務所に収監されており、クラブ・ウニベルシダ・ナシオナルは、本日よりダニエウ・アウヴェス選手との雇用契約を終了する決定を下した。」と、記者会見で語った。

 

 

「正当な理由によってダニ・アウベスとの契約を解除する。当クラブはクラブの精神と価値観に反する行為を容認しないことを改めて表明する。選手たちが社会、メキシコ、そして世界のどこであっても模範となるようにピッチの内外における敬意、誠実さ、品位、プロとしての振る舞いを推進し、我が国の若いアスリートのトレーニングと育成において、歴史的に模範となってきた我々の哲学が1人の行為で傷つけることは許されない。」と、付け加えた。

 

 

性的暴行があったとされるのは昨年12月30日から31日の夜にかけてで、バルセロナ市テュセット通りにある人気のナイトクラブ「サットン」。アウベスは友人と踊っていた女性の下着に同意なく手を入れ、その後トイレまでついていったと伝えられた。

検察庁の要請と、原告からの私的な告発を受け入れてバルセロナの第15審裁判所の判事はアウベスに聴取を行った上で、刑務所に送ったと説明。保釈を却下した理由は「治安判事は経済力と国外のメキシコに住んでいることを考えると、逃亡の危険性が高いと判断した」とのこと。その後メキシコサッカー1部リーグではこの問題を裁定し、その中でブラジル人選手の訴訟を保留してPUMASと共に決定を下すことを声明で発表した。

 

 

シルバ会長は「ダニエウ・アウヴェスに関する情報に従って、彼が置かれている手続き上の法的状況に関して、クラブ・ウニベルシダ・ナシオナルは、アスリートと締結された労働契約で確立されているように、内部就業規則と同様にその行動と制裁を行なう。」と、クラブの声明で述べている。

 

ダニエウ・アウヴェスは、バルセロナにおいて2度目のプレーをした後、2022年前期ステージに向けてPUMASに加入。 計13試合をプレーし、2023年後期ステージでは開幕節において対フアレスFC戦のみ後半からプレー。第2節の対サントス・ラグーナ戦では、彼のパートナーであるジョアナ・サンスの母親の葬式に出席するためにスペインに旅行したため、欠場していた。

 

メキシコリーグ 2023年後期 第2節 裏話

 

昨シーズン同様、守備陣の脆さが改善されず

 

前節の裏話にも書いた通り

サイドバックの加入が急務だ。注意しなければならないのは、FCファレスはサイドバックがマークに付いていない隙を突いて先制した点。このポジションで状況を逆転出来ないと、苦しむことになるだろう。

 

サイドバック及びセンターバックの守備が、サントス・ラグーナの攻撃陣に対して全く歯が立ちませんでした。そもそもパブロ・ベネデンノ(左サイドバック)とリカルド・ガリンド(センターバック)は今シーズンのプレシーズン合宿が始まった際には、ラファエル・プエンテ監督の構想外であったのに、蓋を開けてみたらそのままチームの陣容に残ってしまいました、おそらくは補強をするつもりだったのでしょうが、クラブの補強予算が捻出出来ず仕方無く残ったのではないかと思いますが、そもそも昨シーズンに一戦級の相手チームに大量失点をして連敗を重ねた原因は、彼らにあります。

 

 

今節のフォーメーションは、前節に引き続き4−2−3−1でした。

セバスティアン・ソサ、ニコラス・フレイレ、ホセ・リカルド・ガリンド、パブロ・ベネデンノ(後半24分、カルロス・グティエレス)、アドリアン・アルドレテ(後半25分、アレク・アルバレス)、エドガー・アラフィタ(後半24分、マルコ・ガルシア)、アルトゥーロ・オルティス、、ホセ・ゴンザレス(後半1分、セサル・ウエルタ)、グスタボ・デル・プレテ(後半33分、ジオゴ・デ・オリヴェイラ)、エドゥアルド・サルビオ、ファン・ディネンノ。

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メキシコリーグ 2023年後期 第2節 レビュー

 

対サントス・ラグーナ戦に敗れたラファエル・プエンテ監督「守備を改善しなければならない」

PUMASの監督は、チームの欠点を認識した

 

 

PUMAS監督であるラファエル・プエンテ・デル・リオが認めたように、得点力不足とダニエウ・アウヴェスの欠場は、PUMASがコアウイラ州トレオン市でサントス・ラグーナに敗れた(3-0)敗戦の決定的な要因であった。 そして、ダニエウ・アウヴェスの義母が亡くなったことで、監督は彼を当てにすることができなかったということだ。

「ダニエウ・アウヴェスが直面している不幸な状況(義母の死)のために、我々がプランニングして取り組んできたことに基づいて、複雑な1週間であった。 この場をお借りして、彼とその家族にはお悔やみを申し上げる。彼らはそれぞれ異なる特性を持つ選手であり、ピッチでハードワークをするチャンスがなかったので、そのプランは我々を変えたが、それは言い訳にはならない。」と、試合後の記者会見で語った。

 

 

「力強さに欠いたという部分はもちろんのこと、対戦相手チームが得点をする選択肢を生み出さないように、守備段階で改善しなければならない。我々は攻撃の段階で力強さを欠き、守備の段階では非常に貧弱な結果だった。自分はこれら2つ問題点とそれ以外に、開幕戦で勝利をおさめて翌節にこの敗戦という事実は、非常に不確実なスタートを切ったと思う。前半は前節同様に我々が望んでいたものから非常に遠くなり、集中力に欠き、プレーが不確実で、明確な得点チャンスが少なかった。」と指摘し、自らの過ち批判した。

 

 

しかしPUMASの監督にとって、サントス・ラグーナへのアウェーゲームは全てが悪いわけではない。チームプレーをミスしたことを理解して、それを修正するために努力すると考えているからだ。

「自分たちが何を出来なかったのか?をよく知っている選手たちの話を聞くという事実は、深呼吸をさせてくれる。それを正すには、自分たちが間違っていたことを受け入れることから始めないこと以外に良い方法は無い。ただ決して最後まで諦めずに、彼らは最後まで戦い続けた。それがPUMASというクラブが要求することだ。それまでの歴史が、それを証明している。」

 

この試合の結果、PUMASは 勝ち点3で総合順位表の第10位となり、1 月22日(日)にオリンピック・スタジアムにおいてクラブ・レオンを迎え撃つ準備を始める。

 

メキシコリーグ 2023年後期 第2節 Santos 3-0 UNAM

 

互角に対峙させず!サントス・ラグーナがPUMASに3-0で快勝

 

 

サントス・ラグーナは2023年後期ステージ初勝利、PUMASに対して同カードを連勝

PUMASがディフェンスライン崩壊で、サントス・ラグーナがディエゴ・メディナの2得点による3-0で勝利。前節対UANLティグレス戦(0-3)のリベンジを果たす

 

 

この試合サントス・ラグーナは新たな1面を見せ、力強く圧倒。コロナ・スタジアムのサポーターはそれを高く評価した。それはより多くの得点が生まれてもおかしくない1戦であったが、両ゴールキーパーのパフォーマンスが鍵となった。サントス・ラグーナはチームプレーと個人プレーのレベルが上がり、一方でPUMASは主導権を握った瞬間にその勢いを活かすことが出来なかった。

 

 

サントス・ラグーナは序盤から試合の主導権を握り、ボールを支配してファン・ブルネッタからのフリーキックをセバスティアン・ソサが何とかゴール左へ逸らすなどの得点チャンスをもたらした。ファン・ブルネッタは、昨シーズンに受けた出場停止処分明けでスタメン復帰したハビエル・コレアと共に非常に攻撃参加が目立ち、得点チャンスを量産した。

 

 

PUMASは相手ゴールキーパー:カルロス・アセベドに要求しすぎることなく、慎重にアプローチをすることが出来た。サントス・ラグーナのビルドアップに対してプレスをかけようとしたが、それは逆襲を引き起こす幾つかのリスクを冒す結果を招いた。サントス・ラグーナは前もって立てた作戦通り、左サイドへ攻撃を集中。

 

 

前半15分、アイルトン・プレシアードはファン・ブルネッタとのワンツーで抜け出しシュートを放ったが、ディフェンダーに当たってゴールキーパー:セバスティアン・ソサがセーブした。しかしながら、そのリバウンドはディエゴ・メディナの目の前へ転がり、左足でネットへ押し込んで先制した。

 

 

サントス・ラグーナは明らかに試合を支配しつつ、相手守備陣の乱れを突いてさらに追い討ちを掛けた。アイルトン・プレシアードはますます積極的に攻撃参加をし始めたが、前半20分に自陣で生まれたシュートの応酬ではPUMASにとって幸いなことに追加点は生まれなかった。セバスティアン・ソサが再び窮地を救ったのである。

 

 

前半試合は少しずつ動き始め、PUMASはわずかながら流れを引き寄せたかのように感じられた。前半終了間際にカウンターアタックによる攻撃で同点に追い付けたかのように感じられたのは、エドゥアルド・サルビオがフェリックス・トーレスによるマークが緩い隙を突いて放ったシュートがゴールマウスやや外へ外れた瞬間であった。

 

 

サントス・ラグーナはよりコンパクトにスペースを塞ごうと、後半に入った。後半6分、カウンターアタックから最後はファン・ブルネッタによるシュートが決定力を欠き、ゴールキーパーへ軽く当たった。後半15分、今度はウーゴ・ロドリゲスがピンチを救った。

 

 

後半16分、それに対してサントス・ラグーナはすぐさま反撃、左サイドからファン・ブルネッタがオマル・カンポスへスルーパスを供給。ペナルティーエリアまで到達し、上げたセンタリングはディフェンダーが逸らしたものの、アイルトン・プレシアードがシュート。セバスティアン・ソサが一旦防いだものの、最後はディエゴ・メディナが押し込み2点目を挙げた。

 

 

後半22分には途中交代出場したマテウス・ドリアがフリーキックからのセンタリングを押し込んだかのように見えたが、これは惜しくもオフサイドの判定。対するPUMASも後半26分、セサル・ウエルタが放ったシュートはカルロス・アセベドを対応するのに手こずらせ、ファン・ディネンノによるゴールをも防いだ。PUMASは途中交代出場選手たちによって反撃したが、ゴールキーパーがまたしても活躍した。

 

 

後半40分、アレク・アルバレスがペナルティーエリア内でアイルトン・プレシアードにファールを犯し、ペナルティキックの判定に。これを冷静に決めて、3-0とリードを拡げた。サントス・ラグーナは、2023年後期ステージ第2節で初白星を挙げた。そしてこれは2022年前期ステージでオリンピック・スタジアムにおける1-5の勝利と併せてPUMASに対して、同カード連勝となったのであった。

 

 

メキシコリーグ2023年後期ステージ 選手紹介(FW編)

 

7:ジオゴ・デ・オリヴェイラ・バルボサ(左サイドハーフ)

身長:195cm 体重:79kg

1996年12月4日生まれ(26歳)

国籍:ブラジル

経歴:2019〜2020年AAフランカーナ(ブラジル2部リーグ)、2020年クラブ・プラサ・デ・デポルテス・コロニア(ウルグアイ1部リーグ・37試合9得点)2021年~PUMAS

国際大会歴:2020年コパ・スダメリカーナ(クラブ・プラサ・デ・デポルテス・コロニア、2試合無得点)

タイトル:2021年ウルグアイ1部リーグ前期ステージ(プラサ・デ・デポルテス・コロニア)

その長身にもかかわらず、機敏な動きをするストライカー。ゴール前でポストプレーをすることも出来れば、自ら直接ゴールを奪える。加入当初はメキシコサッカー1部リーグのスピードに慣れるのに時間がかかったが、シーズン終盤では最終節の対クルス・アスル戦で大逆転を演じる立役者となった。ベンチスタートのケースが多いが、何よりもそのポテンシャルを知っているサポーターらからは、スタジアム全体でジオゴコールが起きるほど。あまり慣れていないポジションで苦労している印象だが、今シーズンこそはチームの危機を救う役割を期待したい。

 

 

9.ファン・イグナシオ・ディネンノ(センターフォワード)

身長:186cm 体重:82.6kg

1996年8月29日生まれ(28歳)

国籍:アルゼンチン

デビュー:2013年10月13日、ラシン・クラブ

経歴:2013~2014年ラシン・クラブ(アルゼンチン1部リーグ・9試合1得点)、2014~2015年CAテンペルレイ(アルゼンチン2部リーグ・46試合10得点)、2016年CAアルドシビ(アルゼンチン1部リーグ・17試合1得点)、2017年デポルティーボ・クエンカ(エクアドル1部リーグ・46試合21得点)、2018年バルセロナSC(エクアドル1部リーグ・42試合17得点)、2019年~2020年デポルティーボ・カリ(コロンビア1部リーグ・60試合28得点)、2020年~PUMAS

チーム新加入時からその得点能力の高さを遺憾なく発揮し、1昨シーズンはチーム最多の12得点であわやリーグ得点王という活躍ぶり。一阼シーズンからそれまで2TOPを組んでいたカルロス・ゴンザレスの退団により改めてその得点力には期待がかかったものの、やはり1人に掛かる負担は大きく伸び悩んだ。1試合複数ゴールを奪う点においては引き続き期待したいとともに、その長身を生かしたヘディングやトラップした後の素早いフェイントからの強烈なミドル、ロングシュートには定評がある。ここのところ対戦相手の執拗なマークに苦しみ、点取り屋の本領を発揮できていないが、エドゥアルド・サルビオとグスタボ・デル・プレテとのアルゼンチン人トライアングルで爆発することを願う。

 

 

10:エドゥアルド・アントニオ・サルビオ(左サイドハーフ)

身長:173cm 体重:70kg

1990年7月13日生まれ(32歳)

国籍:アルゼンチン

デビュー:2008年8日24日(CAラヌース)

経歴: 2008~2009年CAラヌース(アルゼンチン1部リーグ、47試合14得点)、2009~2011年アトレティコ・マドリード(スペイン1部リーグ、70試合10得点)、2012〜2019年SLベンフィカ(ポルトガル1部リーグ、267試合62得点)、2019〜現在ボカ・ジュニアーズ(69試合18得点)

タイトル:2013、2014、2015、2016、2018年ポルトガル1部リーグ、2011、2014、2015,2016年アリアンツ杯(ポルトガル1、2部リーグクラブカップ戦)、2014,2017年ポルトガル杯、2014,2016,2017年ポルトガルスーパーカップ(全てSLベンフィカ)、2019年アルゼンチン1部リーグ、2020、2022年アルゼンチンスーパーカップ、2010年アルゼンチン杯(全てボカ・ジュニアーズ)

卓越したボールテクニックを有するサイドアタッカー。切れ味抜群のドリブルが最大の武器だが、局面に応じてカットインやアーリークロス、ミドルでチームの攻撃を活性化させる。小さいながらもヘディングも上手。サイドハーフ、ウイング、セカンドトップなど複数の攻撃的なポジションでプレーできる。運動量が多く、あらゆる場所に顔を出して攻撃に関与する。献身的なプレスや得点感覚も備え、多彩な形でチームに貢献する。加入したばかりの昨シーズンは序盤は得点をマークしつつも、終盤はメキシコサッカー1部リーグに慣れる時間が掛かった印象。今シーズンこそは、デュエルの強さを生かして得点量産をしたいところ。

 

 

12:セサル・サウール・ウエルタ・バレラ(右サイドハーフ)

身長:171m 体重:67g

2000年12月3日生まれ(22歳)

デビュー:2000年12日3日(CDグアダラハラ)

経歴:2018~2019年CDグアダラハラ(2試合無得点)、2019年CDサカテペク(2部リーグ、17試合6得点)、2020年モナルカス・モレリア(10試合無得点)、2020年マサトランFC(17試合3得点)、2021〜2022年CDグアダラハラ(2試合無得点)

メキシコサッカー1部リーグデビューは、2018年3月19日。当時指揮を執っていたマティアス・アルメイダ監督からTOPチームに召集され、対サントス・ラグーナ、UANLティグレス戦の親善試合に出場。さらに同年11月10日、対クラブ・レオン戦でリーグ戦デビュー。その後、12月18日にCDサカテペクへレンタル移籍。2部リーグ戦で3得点、メキシコ杯で2得点をそれぞれマーク。2019年6月11日にトマス・ボーイ監督から2019年前期ステージの補強選手として古巣へ復帰するも、2020年1月4日、モナルカス・モレリアへ後期ステージの補強選手としてレンタル移籍。さらに2020年7月27日、移籍したマサトランFCでメキシコサッカー1部リーグ初得点。8月24日のCFパチューカ戦で2得点目を記録。シーズン・ベストイレブンの1人としてのパフォーマンスを見せ始める。昨シーズンにPUMASへ移籍するも、怪我が多くまともに出場できないシーズンを送った。

 

 

21:グスタボ・ハビエル・デル・プレテ(TOP下)

身長:175cm 体重:68kg

1996年6月12日生まれ(26歳)

国籍:アルゼンチン

デビュー:2006年1日21日(モナルカス・モレリア)

経歴: 2014~2019年クラブ・シポレッティ(アルゼンチン3部リーグ、85試合8得点)、2019~2021年モンテビデオ・シティ・トルケ(ウルグアイ2部リーグ、61試合24得点=リーグ得点王となり、1部リーグ昇格に貢献)、2021~2022年エストゥディアンテス・デ・ラ・プラタ(アルゼンチン1部リーグ、39試合13得点)

2021年コパ・スダメリカーナ(南米クラブ選手権大会=UEFAヨーロッパリーグに相当、モンテビデオ・シティ・トルケ)予選リーグ敗退(8試合6得点)

2022年1月カタールワールドカップ南米予選最終節で、アルゼンチン代表に召集される。

時折見せるオーバーヘッドキックシュートなど、ゴール前における嗅覚は確か。昨シーズンに加入して、それまでやっていなかったポジションにおけるプレーやメキシコサッカー1部リーグに慣れるまで時間が掛かった印象。今プレシーズンマッチでは同僚のエドゥアルド・サルビオとのコンビネーションで得点をマークする一幕もあった。今シーズンこそは、本来持っている能力を十二分に発揮してもらいたいところ。

 

 

208:ガエル・ロドリゲス・モンティエル(センターフォワード)
身長:170cm 体重:69kg
2002年5月14日生まれ(20歳)
2018年までクラブ・レオンに所属していたが、2022年にPUMASのアンダー20へ移籍してからは出場機会も増え、昨シーズンのアンダー20では全17節で12得点、さらにリギージャ(プレーオフ)では7得点をマーク。リギージャ決勝の対CFアトラス戦1stレグ(ホームゲーム、4-0)で3得点(前半2,45,後半21分)。今シーズン開幕前のプレシーズン合宿で、TOPチームへ加入。プレシーズンマッチで得点をマークするなど、今後の攻撃陣において期待がかかる下部組織出身選手の新星。