※メキシコリーグ公式によるPUMASの理想的なスタメン
いよいよ、今週末からメキシコリーグ2015年前期が始まります。第1節はホームのオリンピック・スタジアムでの対モンテレイ戦になります。
モンテレイは前シーズンは開幕して出遅れ気味だったチームを途中から就任したアントニオ・モハメドが建て直し、リギージャ(決勝トーナメント)進出は逃したもの12位というフィニッシュでした。
今シーズンはいつになく積極的な補強をしており、特にFW陣はパルマからワルテル・ガルガノ、ベンフィカからロヘリオ・フネス・モリ、チーバスからアルド・デ・ニグリス(1年で出戻り)、クルス・アスルからパブロ・バレーラらを移籍させて、現レギュラーのドルラン・パボン、エドウィン・カルドナらコロンビア代表組や以前PUMASにいたカンディド・ラミレスら高速サイドバックと連携した攻撃により、得点力UPを計っています。
対するPUMASは基本的には前シーズンと同じ4-4-2もしくは4-3-3のシステムで、CBにベロンとアルコバ、右にフエンテス左はヴァン・ランキンがU22メキシコ代表で出場中のため代わりにアラトーレ、真ん中にカブレラとコルテスもしくはフィデル、2TOPがエレラとソーサという布陣だと思われます。
ゲームのポイントはいかにモンテレイの攻撃を守備陣が抑えてカウンターで相手を崩れるか?に尽きるでしょう。そのためにはFWへパスを供給する役割をカブレラかコルテスのどちらかが果たさなければならない訳ですが、フィデルはプレシーズンマッチの時同様に左サイドから崩す形を取るのか?個人的には、前を3枚にしてその真ん中でプレーをして欲しいところです。特にソーサは右サイドからペナルティエリアまで切り込む動きが出来るので、おとりになる効果も期待できます。
ちなみに両チームの対戦成績(直近5試合)は、PUMASの2勝2敗1分けと五分。
2013年3月30日 モンテレイ 3-0 PUMAS(後半の最後10分で3失点)
2013年9月28日 モンテレイ 0-1 PUMAS(スペイン人ルイス・ガルシアの値千金ゴール)
2014年3月23日 PUMAS 1-2 モンテレイ(ベロンのヘッドとオウンゴール)
2014年11月23日 PUMAS 4-2 モンテレイ(ダンテ先制、カブレラの40m近いロングシュート、エレラ2得点)
2015年5月9日 モンテレイ 2-2 PUMAS(大雨の中でリギージャ進出をかけて打ち合い)
開幕戦でホームゲーム、おそらくスタジアムにはPUMASのファンが大勢来るであろうと思われます。何とか良いゲームをして欲しいところですが、あいにく自分はオリンピック・スタジアムに行く予定は今のところありません。