PUMASとチアパスFC、その対戦の歴史
今週の日曜日に、PUMASとチアパスは新たに対戦する。しかしながら、両チームにとってこの戦いは異なる戦いを意味する。なぜなら、今までこの戦いで得た栄誉はそれまでの対戦で終わっているからである。
2007年前期ステージ
PUMASにとってリーグ戦13試合未勝利。リカルド・フェレッティ政権継続にあたり、チームは崖っぷちで深刻な危機を迎えていた時期である。チームは、チアパスにおけるアウェイゲームで連敗脱出を目指していた。
前半アルゼンチン人:エステバン・ソラーリが先制し、勝利を掴む期待を与えようとした。後半終了間際メルヴィン・ブラウンが同点弾を決めトゥカの連敗脱出への出口は塞がってしまったかのように見えた。しかし再びエステバン・ソラーリが逆転弾を決め、PUMASは長いトンネルを抜け勝ち点3を挙げるとともに、そのステージのリギージャ(プレーオフ)決勝戦にまで辿り着くことになった。
2011年後期ステージ
このシーズンPUMASは11戦無敗という成績でチアパスへ乗り込み、非常に魅力的なサッカーでサポーターを魅了していた。しかしながら、アントニオ・サラサールの2得点とエドガー・アンドラデによるゴールで、3-1でPUMASの無敗記録を止めた。PUMASの得点はフェルナンド・エスピノサによるものだった。
2015年後期ステージ
チアパスはこの試合前まで18試合ホーム無敗。1年以上このスタジアムで負け知らずで、まさにタダでは通り抜けができないグラウンドであった。2015年後期ステージ第10節、PUMASはこのジャングルへ突入しチアパスの無敗記録をイスマエル・ソーサとダヴィッド・カブレラの得点のおかげで2-0で勝利した。
2015年前期ステージ
PUMASはホームゲーム全勝&無失点という、夢のようなシーズンをオリンピック・スタジアムで送っていた。2015年前期ステージ第14節、この連勝記録を続けさらなる犠牲者として思われていたチアパスの遠征を迎え撃った。
PUMASはエドワルド・エレラの先制でリードを奪ったが、その後展開は捻れハガーレスはシルヴィオ・ロメロとマルセロ・アラトーレのオウンゴールで逆にリードを奪われ、さらに他チームの追随を許さなかったクオリティを失ったまま前半を折り返した。
後半イスマエル・ソーサが同点弾を決めるも、その数分後エミリオ・アルメンテロスがフリーキックから得点しPUMASのホーム無敗記録を止める2-3で勝利した。
さて、PUMASはこのまま今シーズンホームゲーム無敗を維持できるのか?はたまたチアパスに対して、今トーナメント初の敗北を喫するのか?
パブロ・バレーラ ESPN独占インタビュー
バレーラ:パレンシアは、試合における言い訳を受け入れない
聞き手:一度PUMASから移籍して、6年後の復帰ですね。どういう風に戻ってこれましたか??
バレラ:やぁやぁ、インタビューしてくれてありがとう。そうだね、満足しているよ。クラブは自分に対して、良くしてくれているしね。PUMASでリーグ優勝をして、大きな喜びと満足を達成したいね。
聞き手:もう一度PUMASのユニフォームを纏って、何を感じましたか??
バレラ:家に戻ってこれて、少しくすぐったい感じかな。以前に着ていた時は素敵な瞬間だったし、僕にヨーロッパのチームへ移籍をするチャンスをくれたクラブだからね。満足しかないよ。
聞き手:モンテレイへの移籍は容易ではありませんでしたね。どうだったんですか??
バレラ:最初の数シーズンは、良かったよ。最後のシーズンは、何も無かったね。毎シーズン他から選手を連れて来るようなチームだから、チーム内競争はとても激しかったんだ。だからもうあそこに残ることは、あれ以上我慢出来なかったね。自分が好きなことは、プレーをすることだからさ。
聞き手:選手として、そして監督としてのファン・フランシスコ・パレンシアの間に感じる違いは何ですか??
バレラ:そうだね、少しの違いはあるよね。選手としては、プレーをすることを知っている。監督としては、試合における言い訳を受け入れないよ。平日に時間を与えて、物事をうまくやれるようにリラックスさせる。でも土日の試合となれば、持っているものすべてを出さなければならないんだ。