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Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

パレンシアの成功の鍵は、PUMASのベンチにある

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“ガティジェロ(殺し屋=パレンシアのニックネーム)”は今トーナメントにPUMASの監督としてデビューした。多数の移籍選手がいたにもかかわらず、フアン・フランシスコは大半は下部組織出身選手中心にリーグ総合順位・第3位である。

 

2016年前期ステージの初めに当たって、最も疑わしいプロジェクトの一つがPUMASとフアン・フランシスコ・パレンシアであった。“ガティジェロ”はその前に2年間ギジェルモ・ヴァスケスが指揮を執り、プレーシステムの構築とチームをメキシコリーグ準優勝へ導いたクラブに就任した。

 

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就任してまもなく、イスマエル・ソーサ、ルイス・キニョネス、ダニエル・ルドゥエーニャ、ダンテ・ロペスら多数の移籍者が出た。しかしながらこの若いトレーナーはこの苦難を乗り越え、今や8節を消化していくつかの重要な勝ち点のおかげで総合第3位である。

 

11人のスタメン・レギュラー

現在のトーナメントですべてのチームで、PUMASとケレタロがより定期的なレギュラーの基盤を持っている。5人のPUMAS選手は、トーナメントの全試合フル出場:アレハンドロ・パラシオス、ルイス・フエンテス、ハヴィエル・コルテス、アブラハム・ゴンザレス、そしてダリオ・ヴェロンである。このリストにもう少しで入るのが、マティアス・ブリトスがこれまでのところ14分のみ、プレーをしていない。

もうあなたは気付いているかも知れないが、PUMASのバックボーンは常にグラウンドにあり、それを如実に示している。これらの5選手のうち3人は下部組織出身選手であり、今シーズンから加入したゴンザレスを含む3人はメキシコ国籍でない。

 

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パブロ・バレラの復活

バレラは、ソーサが移籍した穴を埋めるためにチームに合流した。8節を終わって、PUMAS下部組織出身のバレラは、ヨーロッパサッカーから復帰して以来最高のシーズンを過ごしている。メキシコリーグにおいて、2010年に6得点して以来達成していなかった3得点をマークしている。彼は数人の選手と共に2016年前期ステージでメキシコ人得点ランキング第2位タイであり、僅かに4得点のオリベ・ペラルタに1点差である。

 

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オリンピック・スタジアムは、避けて通れない障害

ケレタロ戦勝利の後、PUMASはホーム4試合全勝である。他チームでは唯一、クラブ・ティファナのみ同じ記録をマークしている。PUMASの勝ち点14のうち、12点はホームのオリンピック・スタジアムで獲得している。

 

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メキシコ人選手と下部組織出身選手の優先順位

チームに対する批判の一つは、外国人選手の過剰であった。このクラブの本質は自前の選手で形成することであり、パレンシアが優先順位を付けている状況である。PUMASはは6人の自前選手を擁立し、さらに2人以上で試合を終えた。ヘスス・ガジャルド、ケヴィン・エスカミージャ、ホセアントニオ・ガルシア、ルイス・キンターナのような青年たちであり、チームが2勝無敗で進んでいるCONCACAFチャンピオンズリーグにおいても数分間出場させている。

 

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オリンピック・スタジアムにおける長距離走者たち

PUMASの好調なステップ、現在総合順位・第3位。これは、主に3つの歯車の物理的な配置に起因している。2016年前期ステージにおいて、最も長い距離を走ってきた選手たち。

 

2016年前期ステージに沿って、これまでのところ、PUMASでアクションを見てきた17人サッカー選手たち。ヘスス・ガジャルド、フィデル・マルティネス、マティアス・ブリトスである。この3人のうちに加えて、PUMAS攻撃陣において信用度を比較すると走行距離も大きく関係する。今日までに、全てを統計すると各試合150キロメートル以上となるのだ。さらに守備からボールを奪って、攻撃の存在に補強することに役立つことになる。

 

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トーナメントは青年:ヘスス・ガジャルドを多用しつつあり、フランシスコ・パレンシア監督のスタメンの中でほとんど1部リーグにおける経験が無い選手である。彼はルイス・キニョネスから左サイドバックのポジションを引き継いだ、最初のシーズンとなる。彼の走行は主に守備参加であり、サイドにおいてルイス・フエンテスの擁護してから可能であればゴールラインまで駆け上がり、センタリングもしくはシュートで相手ゴールを狙う。

 

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ガジャルドは、PUMASにおいて様々なポジションをこなすユーティリティープレイヤーである。本来の左サイドであったり、攻撃陣の後方支援であったり、逆サイドの右サイドまでこなす。2016年前期ステージで最も多くの距離を走行する選手は、毎試合90分間で平均10.8キロメートル。最近のレギュラー選手たちは、シーズン合計51.8キロメートルにも及ぶ。

 

「フランシスコ・パレンシア監督は、僕らに自信を与えてくれているんだ。現実に下部組織出身選手らは、監督にサポートしてもらっていると感じている。そして、それをピッチで表現しようとしているよ。」と、数週間前に言った。

 

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ガジャルドの次に走っているのは、フィデル・マルティネスだ。彼はPUMASで3シーズン目を迎え、最初のシーズンに示したチームがリーグ準優勝に貢献したレベルを回復しようとしている。今パレンシアは、彼をCFであるマティアス・ブリトスの後ろに配置し、彼へボールを供給することで攻撃に点火させようとしている。しかしながら、それらは彼らの自由な創造でプレーをすべて攻撃に繋げるのが目的である。

 

ボールの支配率によって、フィデルは作動する。守備のカバーをするためにフィジカルな努力を犠牲にしても問題ないし、試合を作ることを促進してサイドからのパスを増やすことも出来る。それは、試合における走行距離に反映する。毎試合90分間、10.2キロメートルである。レギュラーポジションを勝ち取ったばかりのガジャルドと同じように、唯一トータル56.2キロメートルを達成した。

 

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その後をほんの少しの差で追うのが、マティアス・ブリトスである。

彼の主な特徴は、自尊心と犠牲だ。2016年前期ステージにおいてこの点での義務はなかったが、706分間ピッチ上にいて、3得点を挙げた。毎試合9.9キロメートルを走行し、シーズン合計68.7キロメートルに達する勢いだ。移動性が彼の強みの一つであり、規律とスピードを統合したイレブンにいるベースとなるプレースタイルを確立するのに役立っている。今シーズンの素晴らしいスタートはパレンシア監督の個人的なアドバイス、例えばポジション取りやシュートのレクチャーが結果に表れている。


「監督は自身がフォワードだった視点から僕らをサポートしようとしていて、今監督として率いている。センターフォワードやサイドバック、ボランチなどのポジションをこなした経験からね。僕らをサポートしてくれる誰かが来てくれるのは常に歓迎だし、僕らは概念を同じにしするよう受け止めてチームの利益となるよう改善するんだ。」

 

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補強として少し控えめな仕事をしているのが、アブラハム・ゴンザレスだ。

各試合9.9キロメートルを走っていて、このまま行くとシーズン合計で69.4キロメートル(メキシコシティの半分以上)に達する。ピッチにおけるポジションは、デフェンシブ・ハーフ。1回以上の機会に攻撃に参加することを余儀なくされ、その回数だけ報われる。

 

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そして走行距離合計であれば、ゴンザレスのパートナーであるハヴィエル・コルテスがマティアス・ブリトスに次いで、シーズン合計68キロメートルに達する距離を記録している。

 

彼らがオリンピック・スタジアムの長距離走者たちであり、そして一部は彼らの犠牲のおかげでPUMASは将来の野心的な可能性が維持されており、最終段階でかつ総合順位の上位にいられることだろう。