ケレタロFCが、4-3でPUMASを制する
両チームがスタジアムに暴動が起きないよう、メッセージを送る
「ケレタロFCは、得点シーンを転換したから勝ったんだ。しかし、PUMASはどんな得点差になろうとも決して諦めずに前進することを証明した。今日は我々が作った全てのプレーを、特に後半において決め切れなかった。」と、メキシコ1部リーグ第8節の試合が行われたコレヒドラ・スタジアムで、土曜日にファン・フランシスコ・パレンシア監督はPUMASが4-3でケレタロFCに敗れたことについて語った。
PUMASは、前半10分左サイドコーナーキックからマティアス・ブリトスのヘディングシュートで先制した。しかしながら、ケレタロFCは31分アンヘル・セプルベダの得点と44分パブロ・ハケスのオウンゴールでハーフタイム前に試合をひっくり返した。
後半になると20分にエマヌエル・ヴィージャ、27分にカミーロ・サンヴェッソが得点差を広げ4-1とリードした。しかしPUMASは戦うことを諦めずに、39分にヘスス・ガジャルドがロスタイム3分にはブライアン・ラベージョがそれぞれ得点し追い掛けたが、もはや追い付けるところまでは至らず試合は終わった。
スタメン:
ケレタロFC:
1-チアゴ・ヴォルピ、3-ミゲル・マルティネス、12-ジョナサン・ボーンステイン、27-イラム・ミエル、14-ルイス・ノリエガ、28-ハイメ・ゴメス、29-ネリ・カルドソ、86-アルド・アレジャーノ(後半31分、10-ヘラルド・ルーゴ)、11-エドガー・ベニテス、15-アンヘル・セプルベダ(後半1分、19-ジェルソン・カンデロ)、30-エマヌエル・ヴィージャ(後半25分、7-カミーロ・サンヴェッソ)、監督:ハイメ・ロサノ
PUMAS:
1-アレハンドロ・パラシオス、2-ホセカルロス・ヴァンランキン、3-ヘラルド・アルコバ(前半40分、89-パブロ・ハケス)、4-ダリオ・ヴェロン、5-アラン・メンドサ、8-パブロ・バレラ、7-ハヴィエル・コルテス、10-アブラハム・ゴンザレス、11-ブライアン・ラベージョ、20-マティアス・ブリトス(後半21分、17-ヘスス・ガジャルド)、30-ニコラス・カスティージョ,監督:フランシスコ・パレンシア
主審:エドワルド・ガルヴァン、副審:ファン・ランヘル、アルフレッド・リヴェロリ、第4審:ロベルト・リオス
警告:
ケレタロFC 後半24分 エドガー・ベニテス
PUMAS 後半15分 ダリオ・ヴェロン、24分 ニコラス・カスティージョ、30分 ブライアン・ラベージョ
我々はライバルであって、決して敵ではない
両チームの首脳陣が試合前に話し合ってスタジアムに暴動が起きないようキャンペーンを行い、ホームチームのボックスシートに一緒に現れた。
同じように試合開始前に、22人の選手がそれぞれ「ライバル関係は、暴力ではない」という一文字を形成するTシャツを着用して、観客席に向かって整列した。
PUMASのサポーターは「我々はライバルであって、決して敵ではない」と書かれた巨大な横断幕を掲げた。さらにケレタロFCのサポーターは、「メキシコサッカーは、ファミリーのものであり続けるべきである」というメッセージを掲げた。