Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ2017年後期ステージ 選手紹介(FW編)

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17.ヘスス・ガジャルド(FW)

身長:176cm 体重:76kg

1994年8月15日生まれ(22歳)

デビュー:2014年11月23日

タイトル:なし

下部組織出身。デビューした年の9月に行なわれたメキシコ杯対トルーカ戦で、ペナルティエリア外からゴラッソを決めた。昨シーズンよりファン・フランシスコ・パレンシア監督から全幅の信頼を受け、そのスピードを活かして左サイドバックのレギュラーを射止めた。また念願であったメキシコ代表にも召集され、その実力を安定して発揮できるようになれば8度目のリーグ優勝も決して夢ではない。

 

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20.マティアス・ブリトス(FW)

身長:170cm 体重:64.9kg

1988年11月26日生まれ(29歳)

デビュー:2007年

タイトル:2012年後期ステージ(ウルグアイリーグ)・2013年前期、2014年後期(レオン)

国籍:ウルグアイ・メキシコ帰化

母国リーグでデビューして5年目で優勝を経験。2012年にメキシコリーグのレオンへ移籍。PUMAS以来どのチームも成し得なかったリーグ連覇を達成し、その後PUMASへ移籍。ゴール前での敏捷な動きで、1タッチプレーが得意。身長が比較的低い割には、角度を付けたヘディングなども出来る器用な選手である。PUMAS移籍直後は継続的な腰椎負傷で苦しんでいたが、最近ではチームの医療チームによって最高の瞬間を迎えている。残念ながら、プレシーズンに左足首の不全骨折(ヒビ)で治癒までに約1ヶ月掛かるとの見立て。

 

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24. サンティアゴ・パラシオス(FW)

身長:184cm 体重:72.9kg

1991年4月21日生まれ(25歳)

デビュー:2010年

国籍:メキシコ・フランス

ニックネーム:サンティ・パラシオス

2010年にアンダー20で1年半プレーをするも翌年PUMASから移籍しパスポート申請した後、若干20歳でオランダへ渡り、3部リーグのデ・トレフェルスに加入。すぐさま『射撃手』として、その素質を見せ始める。2014-2015年シーズンは彼にとって最も素晴らしいシーズンとなり、28試合で27ゴールの得点王を獲得した。そしてオランダ1部リーグのローダJCでプレーをするようになり(形上は、2部リーグのMVVマーストリヒトからのリース契約)5ゴールをマーク。昨シーズンは補強選手として最後に合流(第6節)したため出場機会に恵まれなかったが、今シーズンはその真価が問われることになる。

 

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30.ニコラス・イグナシオ・カスティージョ・モラ (FW)

身長:179cm 体重:74kg

1993年2月14日生まれ(23歳)

デビュー:2010年

タイトル:2016年チリ杯、前・後期ステージ、チリスーパーカップ(CDウニベルシダ・カトリカ)

国籍:チリ

ニックネーム:戦闘爆撃機、飛行機、ローカル・ターミネーター、闘牛

2010~2013年CDウニベルシダ・カトリカ、2014年クラブ・ブルッヘ(ベルギー)、2015年FSVマインツ05(ドイツ)、フロジノーネ・カルチョ(イタリア2部)、2016年CDウニベルシダ・カトリカ

アンダー20南米選手権で5ゴールを挙げ名を高めたチリの点取り屋。多彩なゴールパターンに加えて、トリッキーなプレーも得意とし観衆を沸かせるショーマンである。カーブを掛けながらゴール四隅を強襲するFKも驚異。昨年2ステージ連覇を成し遂げ、自身も両シーズン続けて得点王になった。

メキシコリーグ2017年後期ステージ 選手紹介(MF編)

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6.ケヴィン・エスカミージャ(MF)

身長:179cm 体重:76.9kg

1994年2月21日生まれ(22歳)

デビュー:2012年7月25日

タイトル:なし

下部組織出身。2011年に17歳以下メキシコW杯や23歳以下トゥーロン国際大会に出場、2015年にはトロントで行なわれたパンアメリカン競技大会で銀メダルを獲得している。昨シーズンからスタメンで起用される試合も増え、ファン・フランシスコ・パレンシア監督が賭ける期待も高い。この世代ではTOPの実力者であると個人的にも思うので、いよいよ飛躍して欲しいシーズンを迎える。

 

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7.ハヴィエル・コルテス(MF)

身長:170cm 体重:76.9kg

1989年7月20日生まれ(27歳)

デビュー:2008年8月24日

タイトル:2009年後期・2011年後期

下部組織出身。2011年後期ステージにおけるプレーオフ決勝の対モレリア戦などでも貴重なゴールを決め、7度目のリーグ優勝に大きく貢献した。2012年ロンドン五輪で金メダルを獲得したU-23メキシコ代表で、対日本戦の準決勝では後半45分に出場しアディショナルタイム3分にダメ押しの3点目をマーク。PUMASでも2度優勝を経験している生え抜きの選手だが、ここ数シーズンは怪我が多く周囲の大きな期待に応え切れていない感じであった。しかし前々シーズンのシーズン終盤に、また前シーズンにも再び故障。今シーズンもいかに怪我をしないで安定してプレーを出来るか?に掛かっている。

 

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8.パブロ・バレーラ(MF)

身長:178cm 体重:73.7kg

1987年6月21日生まれ(30歳)

デビュー:2005年

タイトル:2009年後期ステージ(PUMAS)2013年後期メキシコ杯(クルス・アスル)2013-14年CONCACAFチャンピオンズリーグ(クルス・アスル)

国籍:メキシコ

ニックネーム:ダイナマイト

2005年にTOPチームデビュー。足の速さを活かした突破や質の高いクロスが持ち味で、2008年7月に左ひざを負傷して半年間を棒に振ったものの、2009年1月初めに復帰し、クルブ・ネカクサ戦では早くもゴールを決め、決勝のCFパチューカ戦では後半ロスタイムに決勝ゴールを決め、後期ステージ優勝の立役者の一人となった。2010年7月にプレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドFCに移籍した後、メキシコへ帰国。クルス・アスル(49試合で4ゴール)、モンテレイへ移籍(38試合で4ゴール)した後にスタメンでのプレー機会を求めて再びPUMASへ。往年のレベルには程遠いものの、時折見せるプレーにはやはり流石と思わせるし要所での得点も多い。

 

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10.アブラン・ゴンサレス(MF)

身長:174cm 体重:76.8kg

1985年7月16日生まれ(32歳)

デビュー:2004年

2004~2007年テッラーサFC(現スペイン4部)、2007~2008年9月FCバルセロナB、2008年10月~2009年FCバルセロナ、2009~2010年カディスCF(現スペイン3部)、2010~2011年ジムナスティック・タラゴナ、SDポンフェラディーナ(現スペイン2部)、2011~2013年ADアルコルコン(現スペイン2部)、2013~2016年RCDエスパニョール(現スペイン1部)

タイトル:2009年スペイン1部リーグ、国王杯(バルセロナ)

国籍:スペイン

ニックネーム:ロシア人

スペイン下部リーグでデビューして一時期バルサに居たものの再び下部リーグを転々とした後、近年は前日本代表監督であったハヴィエル・アギーレが率いたRCDエスパニョールで10番を張っていたベテラン。昨シーズンから補強選手として加入して中で一番内容が良く、今シーズンも引き続きその活躍が期待される選手の1人である。

 

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11.ブライアン・マルティン・ラベージョ・メージャ(MF)

身長:165cm 体重:67.6kg

1994年5月16日生まれ(22歳)

デビュー:2009年

タイトル:2009年後期ステージ(CSDコロコロ)

国籍:チリ

ニックネーム:天才、宝石

2006~2012年CSDコロコロ、2012~2013年セビージャFC、2014年デポルティーボ・ラ・コルーニャ、FCルツェルン(スイス)、2015年CDレガネス、サントス・ラグナ

チリ代表にも召集されるほどの実力を持つ半面、精神的な弱さを兼ね備える悩めるMF。結果的にヨーロッパ移籍が時期尚早であったとも言われるが、CSDコロコロの象徴であるマティアス・フェルナンデスの後継として比較されるくらい隠された才能が開花すれば、レンタル移籍を決断したホセ・マヌエル・デラ・トーレ監督を後悔させることもあり得る。

 

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14.ホルヘ・エスカミージャ(MF)

身長:178cm 体重:79.8kg

1995年11月1日生まれ(21歳)

下部組織出身。1歳年上の兄ケヴィンは前々シーズンにトップチームデビューを果たし、下部組織出身者の中では一番才能があると指導者たちの評判である。兄弟の違いは利き足で、ホルへは左利き。

メキシコリーグ2017年後期ステージ 選手紹介(DF編)

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それでは、ここで今季のPUMASのプレーヤーを紹介していきます。

まずは、DF(ディフェンス)陣から。


1.アレハンドロ・パラシオス(キーパー)

身長:184cm 体重:70.5kg

1981年3月6日生まれ(35歳)

デビュー:2003年5月17日

タイトル:2004年前・後期、2009年後期、2011年後期

ニックネーム:ピコリン

下部組織出身。デビューしてすぐに前・後期リーグ優勝という、ここ近年のPUMAS黄金時代を継承。それまで不動のレギュラーだった、あのホルヘ・カンポスからその座を引き継いだ。昨シーズンもリーグ戦183試合+リギージャ(プレーオフ)17試合=200試合出場を達成し引き続き安定したセービングを見せていたが、年齢的にもそろそろピークを越えた感がある(本人曰く、今が一番ベストであるとのことだが)。

 

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2.ホセ・カルロス・ヴァンランキン(ディフェンシブハーフ)

身長:179cm 体重:71.3kg

1993年5月14日生まれ(23歳)

デビュー:2012年3月18日

タイトル:なし

下部組織出身。昨シーズンまでポジションをマルセロ・アラトーレ奪われて完全にサブメンバーとしてベンチを温めていたが、2016年ブラジル五輪ではメキシコ代表のキャプテンを務めたくらい同世代ではTOPクラスの実力を持つ。問題は安定して一定レベルの出来を保てるか?に尽きる。今シーズンで8期目を迎え、いよいよプロ選手としての正念場ではないか。

 

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3.ヘラルド・アルコバ(センターバック)

身長:183cm 体重:82.5kg

1984年11月25日生まれ(33歳)

デビュー:2004年 タイトル:なし 国籍:ウルグアイ

20歳でウルグアイ1部リーグデビューして7年プレー(2009年にリーグ優勝を経験)をし、アルゼンチンで1部リーグで2年・エクアドル1部リーグで1年プレーをした後、一昨年からPUMASへ移籍。ウルグアイ代表にも召集されたことがあるセンターバックで、その長身を活かしたセットプレーからのヘディングや、オーバーラップしての攻撃参加による得点も多く、今や主将ダリオ・ヴェロンと守備の中心を支える欠かせない存在になっている。だが昨シーズンは開幕から第12節まで欠場し、最後までチームの足を引っ張った。

 

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4.ダリオ・ヴェロン(センターバック・主将)

身長:180cm 体重:81.3kg

1979年7月26日生まれ(37歳)

デビュー:1999年7月25日

タイトル:2004年前・後期、2003-2004年度チャンピオン決定戦、2009年後期、2011年後期

国籍:パラグアイ生まれ・メキシコ帰化

20歳でパラグアイでデビューして、3年目でリーグ優勝。翌年チリのクラブでもリーグ優勝、さらにその翌年からPUMASへ移籍。2001年にパラグアイ代表にデビューし、2010年にはW杯南米予選でレギュラーとして活躍・本大会にもエントリー。A代表では、主に右サイドバックを務めていた(昨年秋にも、再びW予選で召集された)。ピコリンと共に近年のPUMAS黄金時代を継承し、PUMAS守備陣には不可欠な心臓である。クラブ歴代第2位の412試合出場の記録を持つ、まさに「ミスター・プーマス」であるが、超一流の選手たち相手にスピード負けする場面も最近は増えピコリン同様そろそろピークを越えた感がある。

 

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5.アラン・メンドーサ(ディフェンシブハーフ)

身長:174cm 体重:83kg

1993年9月28日生まれ(23歳)

デビュー:2012年7月25日

2013~2015年PUMAS(1試合1ゴール)、2015~2016年ヴェナードスFC(ユカタン州メリダ市・2部リーグ、26試合0ゴール)、2016年クルブ・ネカクサ(2部リーグ、16試合0ゴール)、ドラドス・シナロア(5試合2ゴール)

タイトル:2016年メキシコ2部リーグ優勝(クルブ・ネカクサ、ドラドス・シナロア)

下部組織出身。

 

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12.オルランド・ピニェダ(DF)

身長:170cm 体重:71kg

1986年2月15日生まれ(30歳)

デビュー:2008年

2008~2009年PUMAS(26試合3ゴール)、2009~2011年クラブ・レオン(33試合2ゴール)、2011~2012年メリダFC(メキシコ2部・14試合1ゴール)、2012~2013年ベラクルス(6試合1ゴール)、2014年アレブリヘス・デ・オアハカ(メキシコ2部・11試合0ゴール)、2014~2016年サン・ルイスFC(メキシコ2部・44試合3ゴール)

 

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13.アレフレッド・サルディバル(キーパー)

身長:183cm 体重:80.9kg

1990年2月9日生まれ(26歳)

デビュー:2010年8月14日

タイトル:2011年後期

ニックネーム:ポジョ(チキンの意)

下部組織出身。デビューしてすぐに、近年で1番最後のリーグ優勝を経験。ピコリンの陰でその存在が目立つ機会が無かったが、一昨年に彼が怪我で欠場したシーズンに一躍脚光を浴びた。守備陣をもり立てる素晴らしいセービングをする次世代の守護神であり、いよいよ正キーパーの座を奪わなければならない時がやってきた。

 

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15.エリック・ヴェラ

身長:170cm 体重:??kg

1992年3月24日生まれ(24歳)

デビュー:2011年

2011~2014年PUMAS(28試合0ゴール)、2014~2015年ヴェナードスFC(ユカタン州メリダ市・2部リーグ、38試合0ゴール)、2015~2016年クルブ・ネカクサ(2部リーグ、21試合0ゴール)

タイトル:2016年メキシコ2部リーグ優勝(クルブ・ネカクサ)

下部組織出身。

 

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18.ホセ・アントニオ・ガルシア(DF)

身長:176cm 体重:74.4kg

1992年1月17日生まれ(25歳)

デビュー:2009年8月18日

タイトル:なし

下部組織出身。

 

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21.アレハンドロ・カストロ(DF)

身長:177cm 体重:78.2kg

1987年3月27日生まれ(29歳)

デビュー:2005年11月26日

タイトル:2013年メキシコカップ・2014年北中米カリブ海地域チャンピオンズリーグ(共にクルス・アスル)

一昨年にクルス・アスルから加入したMF。メキシコ代表にも何度か選出されておりクルス・アスルではDFとして活躍していたが、PUMASでは中盤を支えるMFとしてギジェルモ・ヴァスケス監督から起用されており、前線へのロングパスからゴールチャンスを演じる経験豊かな貴重な存在となっている。2008年にメキシコA代表デビューし、2013年ゴールドカップでは対パナマ戦に90分出場。2018年ロシアW杯北中米カリブ海地域予選に、僚友のルイス・フエンテスと共に召集された。最近は再びDFとして起用されることが多いが同じく怪我も多いため、安定感に欠ける感がある。

 

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26.ルイス・キンターナ(センターバック)

身長:178cm 体重:75.4kg

1992年2月3日生まれ(24歳)

デビュー:2012年7月25日

タイトル:なし

下部組織出身。ホセ・カルロス・ヴァンランキン同様メキシコ1部リーグデビューして4年が経過して、今シーズンはチームの主将ダリオ・ヴェロンを越えなければならない時期に差し掛かる。昨年ホームの対ケレタロ戦にて初ゴールをマークしたように、引き続き要所における守備や攻撃参加に期待したい。

 

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30.ベルナベ・マガーニャ(キーパー)

身長:186cm 体重:87kg

1993年8月16日生まれ(22歳)

デビュー:2012年9月19日

タイトル:なし

下部組織出身。

メキシコリーグ2017年後期 第1節 Guadalajara 2-1 UNAM

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シーズン開幕戦は、いつでも待ち遠しいものです。これから再び8度目のリーグ優勝に向かって歩み出そうという、期待と不安に胸が張り裂けそうになるものです。特に今年の2017年後期ステージは今までにないような補強を行なったこともあり、しかしながら大変残念なことに昨シーズンのチーム得点王:マティアス・ブリトスがプレシーズンに負傷してしまい全治約1カ月程度とのことですが、それでも果たしてどういう攻撃を見せてくれるのか??ワクワクしていました。

 

試合開始早々の3分、その新攻撃陣は早速期待通りのプレーを見せてくれました。左サイドからボールを奪ったニコラス・カスティージョはそのままディフェンダーをおきざりにしてあわや先制点というシーンを作り出したのです。その直後、今度は右サイドからパブロ・バレラが中央に流れ込んだニコラス・カスティージョにスルーパス。惜しくもオフサイドフラッグが上がりましたが、少なくともアウェイであるPUMASが押し気味に試合を進めていました。

 

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さらに15分には、左サイドを抜け出したヘスス・ガジャルドがファーサイド中央でフリーになっていたハヴィエル・コルテスにセンタリング。これをヘディングで合わせようとしたボールは、惜しくもバーに直撃。この時点で、まさかこの試合ゴールポストがこれほどまでPUMASの勝利を邪魔しようとは、夢にも思いませんでした。

 

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ところが前半26分、それまでPUMASペースで進んでいた試合が突如ホームチームのゴールで流れが完全に変わってしまったのです。仲間たちも「いつの時点で、急に流れが変わったんだ??」と言うくらいおかしくなったのは、26分ブライアン・ラベージョが左サイドで奪ったボールを中央で待つニコラス・カスティージョでセンタリングしたボールが相手にわたって、その後オスワルド・アラニスが新加入のロドルフォ・ピサーロへそして絶妙なトライアングルパスから、最後は無人の右サイドからシュートを放ったエドワルド・ロペスの先制点でした。完全にフリーであったとは言え、安易に得点を許したキーパー:アレハンドロ・パラシオスの対応も褒められたものではありません。
 

これで完全に勢いに乗ったグアダラハラは、37分今度は左サイドを抜け出したアンヘル・サルディヴァルからのセンタリングを押し込むだけであったアラン・プリードが追加点を挙げました。ここでプレシーズンマッチに散々大量失点を格下であるアンダー20のチームにも喫した実態が明らかになりました。ホセカルロス・ヴァンランキンは昨シーズンまで完全にルイス・フエンテスの控えであった選手であり、それにはそれなりの理由があったからです。

 

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それが今シーズンになって解消した訳でなく、むしろあからさまになった格好です。もちろんアラン・プリードについていた両センターバックにも、非がない訳ではありません。特にダリオ・ヴェロンはかつてのスピードを失い、今や1線級のFW相手にマンツーマンで抑えることは不可能に近いと思われます。

 

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それでも後半に入ってから10分、それまでの汚点を帳消しにしようと中央にいたハヴィエル・コルテスから左サイドのペナルティエリア外からミドルシュートを放ったアラン・メンドーサの反撃弾から、流れは再びPUMASに移ろうとしていました。

 

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しかしそれを阻んだのは、皮肉にもゴールポストでした。後半20分右サイドからクロス気味にミドルシュートを放ったパブロ・バレラのボールは、惜しくもゴール左のポストに直撃しました。

 

さらにその2分後、今度は左サイドでフリーキックを得たハヴィエル・コルテスが放ったボールは再びゴール左のポストに直撃。ファン・フランシスコ・パレンシア監督が我々は勝利に値するだけのゲームをしたというのも、頷けなくはありません。
 

いずれにしても結果は2-1のまま終わり、PUMASのグアダラハラにおけるアウェイゲーム連敗記録は35年となってしまったのでした。

 

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メキシコリーグ2017年後期 第1節 プレビュー2

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アラン・メンドーサ:若手選手たちは、PUMASの名声を上げたがっている

 

「PUMASは神秘的に下部組織出身選手たちにチャンスを与えるように回復していて、これは首脳陣から出たアイデアであってそれを利用しなければならないね。僕ら若手選手たちは、PUMASの名声を上げたがっているよ。TOPチームにおいてポジションを獲れるために、僕らに自信を持たせるためにやる気にさせるんだ。」と、PUMASのサイドバックであるアラン・メンドーサはこの木曜日にオリンピック・スタジアムで行なわれたトレーニング後に語った。

 

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第1節の対CDグアダラハラ戦は、それを示すための良い機会である。「僕らは勝ちに行くつもりで行くよ。監督とずっとトレーニングを積んできたのは、そのためなんだ。勝ち点3を獲りに行くために、僕らのサッカーをするんだ。」と、説明した。

 

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1982年はPUMASがCDグアダラハラのホームで最後に勝利した(0-1)年である。2月7日にマヌエル・ネグレテがオーバーヘッドキックでゴールを決めた、34年も前のことである。3度の準決勝(1983-84シーズン、1998年度冬季シーズン、2011年後期ステージ)と1度の決勝(2004年後期ステージ)を含む、16敗22引き分けという内容が、その対戦成績である。

 

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 ※TOP5の第2位

 

「グアダラハラにおいて、今まで起きたことは知っているよ。だからこそ、僕らはやる気なんだよ。ニコラス・カスティージョやブライアン・ラベージョらのような選手たちとの契約は、監督が求めているサッカーをするためにプレシーズンにおいてベースとなってきているんだ。僕らはCDグアダラハラに対抗できる能力と資質を持っているけれど、それらはすべて彼らが僕らのことを気を付けるためでもあるんだ。プレッシャーがあるか?って??そんなものはないね。」と、記者会見でコメントした。

 

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PUMASの下部組織出身選手であるアラン・メンドーサは、前シーズンまで主将であり2017年後期ステージにCFモンテレイに移籍したルイス・フエンテスが守っていたポジションをカバーするであろうと強調した。彼はメキシコ2部リーグからPUMASに戻るチャンスを与えられ、プレシーズンにそれまでルイスがプレーをしていた左サイドバックを任せれていた。

 

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「ルイスは彼の契約をして、僕は僕が出来ること…多分それは彼が提供しなかった、またはその逆も然りだろう。彼の代わりをするために帰ってきたのではなく、僕は自分のコンディションで仕事をして行くんだ。」と、語った。

 

プレーシーズンの間散々であったPUMASの結果に対する重要性について、それはチームのパフォーマンスと新しく契約した選手たちの適応をを見るためであったと語った。「プレシーズンマッチの結果についてそんなに興味はないんだ。僕らにとって興味があるのはチームの機能であったり戦略的に僕らがフィット出来るか?であって、あれらの試合結果は、少し誤解を招くだろうね。トーナメント開幕に当たって、コンディションを整えられたんだ。」と、メキシコ2部リーグで優勝したクルブ・ネカクサとドラドス・シナロアの両チームからPUMASへ戻ってきた男は語った。

 

 

メキシコリーグ2017年後期 第1節 プレビュー

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ニコラス・カスティージョ:個人的な目標よりも、チーム第一に考える

 

「自分の目標はチームがリーグ優勝すること、そのために機能すること、毎週勝ち点3を挙げてそのうえにゴールを決めることが出来れば満足することが出来るだろうね。プレッシャーは障害では無いんだ。毎試合良いサッカーをして、もし得点出来れば良いね。もしそうでなければ、チームが勝利するために自分が出来ることをより多くもたらすことなんだ。」

 

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と、この火曜日にPUMASの新補強選手であるニコラス・カスティージョは、クラブのバイス・プレジデント:セルヒオ・エヘアが大学都市の第2グラウンドで紹介した後に語った。そして首脳陣が大変な努力をして、チリのウニベルシダ・カトリカにおける2ステージ連続得点王ならびにチリ代表選手を連れてきたことを強調した。

 

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カスティージョは彼のクオリティを示すためにチームに適応することに対して言い訳をせず、PUMASにおけるデビューを待望しているようである。

 

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「サッカーをするためのコンディション造りは出来ているよ。とても居心地が良いし、チームはベストな待遇をしてくれているんだ。フィジカル面において、何の問題も無いよ。」と、説明した。

 

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チリ代表FWはPUMASサポーターの自分に対する愛情に感謝すると同時に、もう土曜日には対CDグアダラハラ戦があることを知っているのでピッチ上で闘志と良好なパフォーマンスを発揮したいと期待している。

 

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「監督が行けと言えば、トーナメントを戦う準備は出来ているよ。新しいチームメイトとトレーニングしてきたプレシーズンは、自分のプレーをするリズムを失わないために非常に役立ったからね。」

 

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「その対戦が、何を意味しているのか?は分かっているよ。間違いなく、メキシコリーグはチリリーグよりもレベルが上なんだ。だからPUMASが自分にくれたたくさんの同僚が偉大なキャリアを形成し、ここからチリ代表へ巣立っていったメキシコという場所でプレーをする機会にとても興奮してやってきたんだ。でもここでは、どんなチーム相手でも複雑なんだ。もしCDグアダラハラ戦でプレーをすることになれば、期待に応えたいね。」と、強調した。

 

 

2017年PUMASは、どのようなサッカーをするのか?

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冬のドラフトで退団した選手たちとマティアス・ブリトスの負傷欠場で、トーナメント開幕に直面するファン・フランシスコ・パレンシア監督率いるイレブンは変更する。後期ステージのフォーメーションは4-2-3-1となる

 

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2017年後期ステージに登場するファン・フランシスコ・パレンシア監督2期目のシーズンは、不適切であったチームの機能の正当化として、経験不足の面を補うためのより少ない誤差とトーナメントでなければならない。しかし、それとともに今シーズンはより強力なチームのバージョンを提供しなければならない。冬休みに負傷した欠場者や退団者たちの穴は、直ちにチーム外からの加入選手たちもしくは下部組織出身選手たちで埋めなければならない。

 

直ちに始まるトーナメントや差し迫った対CDグアダラハラの開幕戦を考えると、疑問が生じる。PUMASは、今から再生されるであろうか??

 

 

最初の3試合で14得点も失点した憂鬱であったプレシーズンにも関わらず、ゴールマウスはアレハンドロ・パラシオスが守ることになるだろう。ピコリンはパレンシア監督にとって、唯一ポジションを約束されているプレーヤーでありサポーターのアイドルという存在でもある。

 

最低でももう1シーズン先には、欠場もしくは怪我があればアルフレッド・サルディバルかベルナベ・マガージャがその出場機会を与えられるだろうが、対CDグアダラハラ戦のレギュラーとしてのPUMASキーパーは35歳のピコリンだろう。

 

ファン・フランシスコ・パレンシア監督が政権を続けるためのルールであるディフェンスラインの4バックは、昨シーズンのフォーメーション通りであろう。

 

 

右サイドバックはマルセロ・アラトーレのCDティブロネス・ロホス・デ・ベラクルスへの期限付きレンタル移籍によって、ホセカルロス・ヴァンランキンがスタメンの役割を担うことになる。センターバックはベテラン2人:ヘラルド・アルコバとダリオ・ヴェロンがチームの砦として、引き続き守ることとなる。問題となるのは、左サイドである。ルイス・フエンテスが抜けた穴を埋めるのは、監督の最終的な決意をもって起用されるであろう2人ともプレシーズンマッチでそのチャンスを得たエリック・ヴェラかアラン・メンドーサである。

 

センターハーフは、ハヴィエル・コルテスとスペイン人選手:アブラハム・ゴンザレスによって形成されるだろう。

 

 

Seguimos con la puesta a punto...💪⚽️ #pumas #clausura2017

Una foto publicada por Abraham Gonzalez Casanovas (@abrahamgc_10) el

 

背番号7(ハヴィエル・コルテス)はPUMASでプロデビュー以来9年目のシーズンを始めることになり、昨シーズン終盤に負傷した後にレギュラーとしてその最高のパフォーマンスを取り戻すことを期待されている。またスペイン人MF(アブラハム・ゴンザレス)にとってはPUMASで2シーズン目となり、新たなプレーや最大限に彼のポジションを守るパフォーマンスの肯定的な評価を承認する必要がある。

 

 

ファン・フランシスコ・パレンシア監督は、3ボランチ(左右と真ん中)においてより攻撃的にまた目まぐるしいプレーを生みだすことをトライするであろう。右サイドは彼のピースでも鍵となる、昨シーズンも良いプレーをして締め括ったパブロ・バレラである。

 

 

TOP下でマティアス・ブリトスへのパスを補給するのは、今年の補強選手であるブライアン・ラベージョよりアドバンテージを維持しているサンティアゴ・パラシオスのようである。

 

 

左サイドは昨シーズンメキシコ1部リーグで力強さを誇示した、ヘスス・ガジャルドが引き続き務めることになるだろう。チームの攻撃の大部分やプレーのレベルは、このラインで生成されているものに依存することになる。

 

 

新たなゴールゲッターとしての責任は、チリ人選手:ニコラス・カスティージョがその契約額をPUMASが支払った分を証明する必要がある。2016年シーズンの間チリリーグとカップ戦で32得点をマークしたこのFWは、PUMASが今まで泣いてきた得点力不足を解決する最初のオプションとなるであろう。サポーターは、彼の威力に期待している。マティアス・ブリトスやサンティアゴ・パラシオスも同じくこの1TOPのポジションをプレー出来るが、生まれつきのCFは唯一彼のみである。

 

 

すでに触れたキーパーなどのポジションやブライアン・ラベージョなどにおけるサブメンバーは、数少ないチャンスしかない。ルイス・キンターナやホセ・アントニオ・ガルシアら下部組織出身選手らは、ダリオ・ヴェロンやヘラルド・アルコバの交代要員となるだろう。すでにセンターバックとしてコンバートされたアレハンドロ・カストロでさえ、ハーフでも未だプレーを出来るにもかかわらずこのポジションを争うことになる。そのハーフは、ケヴィン&ホルヘ・エスカミージャ兄弟が今年から生き残りを賭けることになる。

 

 

攻撃陣のサブメンバーとしては、2015年後期ステージにギジェルモ・ヴァスケス時代にデビューし最近TOPチームに再び合流したオマール・イスラスやアラン・アコスタらがいるが、ファン・フランシスコ・パレンシア監督にとって反発的な一対の選手たちとなるであろう。彼らの若さと経験不足はに対してそれらを果たしているように見えるが、もし彼らが1部リーグで輝きたいのであればチームの需要に適応しなければならないであろう。

 

昨シーズンと同じ目標「勝ち点25」

 

昨シーズン同様、PUMASはリギージャ(プレーオフ)出場をするために勝ち点25を目指す。昨シーズンは勝ち点26を獲得しリギージャ(プレーオフ)準々決勝に進出したが、その後決勝戦で延長戦の末リーグ王者となったUANLティグレスと相まみえた。今シーズンも最低でも勝ち点25を挙げないと、進出圏外となる可能性が高いであろう。

メキシコリーグ2017年後期 プレシーズンマッチ-2

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PUMASはTOPチームが紅白戦で2部リーグチームを6-1と下し、プレシーズンを締め括った

 

最後にTOPチームが勝ってプレシーズンを終わり、2017年後期ステージに向けた準備を終わった(4試合中、1勝3敗)

 

プレシーズン最終戦においてそれまでの3試合中2試合が大量失点であったが、最後に2部リーグチームを6-1で下して勝利を収めた。

 

オリンピック・スタジアムで行なわれた試合は45分クォーターで、最初のハーフ(90分)をレギュラー選手たちその後サブチーム選手たちがそれぞれプレーをした。

 

最初のハーフ(90分)のスコアは4-1で、残りのハーフ(90分)のスコアは2-0であった。

 

得点者はヘスス・ガジャルドが2ゴール、ハヴィエル・コルテスも2ゴール、その他はアレハンドロ・カストロとサンティアゴ・パラシオスであった。

 

こうして2017年後期ステージに向けたプレシーズンをアンダー20のチームに1-6、サントス・ラグナに1-2、ケレタロFCに1-6と敗れた後に少し溜飲を下げて終わることとなった。

 

  

PUMASは2017年後期ステージ開幕戦をエスタディオ・オムニライフで対CDグアダラハラ戦で迎え、34年間グアダラハラで未勝利という記録を破ろうと挑む。

 

ニコラス・カスティージョ、メキシコシティへ到着-2

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ニコラス・カスティージョ:PUMASがリーグ王者になるために、自分は協力し貢献したい

 

「クラブや監督が自分と話した際にに与えてくれた信頼に対して、感謝しているよ。そして、それは自分がメキシコへ来るのに対してとても助けになったんだ。今、PUMASがリーグ王者になるために、自分は協力し貢献したいんだ。」と、この火曜日にPUMASの新補強選手であるニコラス・カスティージョはチリからメキシコ国際空港へ到着した際に語った。

 

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23歳のチリ代表FWは、チームのバイス・プレジテントであるセルヒオ・エヘアが出迎えられ「PUMASはとてもビッグ・クラブであると、チリにいる間から聞かされていたよ。偉大なサポーターがいて、それら全てについてが大学であるとね。さらにチームの方向性や僕自身を加えた監督のプロジェクトもとても気に入ったんだ。」と、説明した。

 

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CDウニベルシダ・カトリカで2ステージ連続の得点王に輝いた彼は、そのペースはあくまでもオフモードではなく、出来るだけ早く適応したいと考えている。「フィジカル的に良い具合だよ。数日間はジムに居たし、少しでも早くトレーニングしたいね。」

 

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PUMASは、再びプレーシーズンマッチで大量失点した

 

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2017年後期ステージに向けたプレシーズンマッチで、PUMASにとって全く良い状況ではない。準備試合で、再び大量失点したからである。今回は、オリンピック・スタジアムで行なわれた試合において35分クォーターの試合で1-6と敗北したケレタロFCに対してである。

 

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両チームともレギュラー選手がスタメン先発した前半は、2-1でケレタロFCが勝利した。さらにその後、両チームのサブメンバーが出場した後半は4-0で再びケレタロFCが勝利した。PUMASは2017年後期ステージ開幕戦を、昨シーズンアウェイゲームに苦しんだ対CDグアダラハラ戦をアウェイで訪れ、その後ホームでクルス・アスルを迎え撃つ。

 

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前半:アレハンドロ・パラシオス、ホセカルロス・ヴァンランキン、ヘラルド・アルコバ、ダリオ・ヴェロン、アラン・メンドーサ(背番号5)、ハヴィエル・コルテス、アブラハム・ゴンザレス、パブロ・バレラ、ブライアン・ラベージョ(背番号9)、サンティアゴ・パラシオス

 

後半:アルフレッド・サルディヴァル、アントニオ・ガルシア、パブロ・ハケス、エリック・ヴェラ、アレハンドロ・カストロ、ケヴィン・エスカミージャ、ホルヘ・エスカミージャ、アラン・アコスタ、オマル・イスラス、ディエゴ・バロン

 


 

 試合中、ニコラス・カスティージョはすでにボールタッチを含めたフィジカル・トレーニングをチームと始めた。

メキシコリーグ2017年後期 プレシーズンマッチ プレビュー2

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ブライアン・ラベージョ:偉大なチームに合流して、自分のベストを尽くす

 

「このクラブに所属することが出来て、とても幸せだ。偉大なチームに合流して、自分のベストを尽くすよ。PUMASにいることは間違いなく責任は大きくて、良いプレーが出来るためにベストな選択をするんだ。」と、PUMASの補強選手であるブライアン・ラベージョは、この木曜日にオリンピック・スタジアムにおけるトレーニング後に語った。

 

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プレシーズンの僅かな数日間、このチリ人プレーヤーはPUMASにおいて誰も約束されていないポジション争いをしている。「監督と話したんだけれど、最良の形でチームに適応するつもりだよ。ここのチーム内競争は非常に強力で、週末ごとにプレーを出来るために毎日争わなければいけないんだ。」と、強調した。

 

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彼が持っている可能性を実証することが出来るためには、チームと共に目標に向かってやっていくことであり、その状況はポジティブな流れになっている。「チームに合流した初日から、僕はチームメイトにもクラブにも最高の形で受け入れられたんだ。PUMASにいることが出来て、本当に満足しているよ。」と、説明した。

 

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サントス・ラグナが2-1でPUMASを制する

 

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 マティアス・ブリトスの負傷は、左足首の不全骨折(ヒビ)で治癒までに3週間(全治1ヶ月)。開幕戦のCDグアダラハラ戦は、欠場。