パレンシアにとって、対クラブ・アメリカ戦はリベンジではない
FIFAインターナショナルマッチデーによるリーグ戦中断でリズムを失わないために、PUMASはこの日どうしても勝ちたい対クラブ・アメリカ戦が行なわれるロスアンゼルスに遠征する。選手たちとコーチ陣は、カリフォルニア州カーソンにあるスタッドハブ・センターでクラブ・アメリカが創立100周年をお祝いする首都ダービーに参戦するため朝方に旅立った。しかし特に悪気はなく、9月24日の2016年前期ステージで2-1で敗れたリベンジと受け取っていない。「永遠のライバルクラブの100周年記念試合だが、我々にとってはスポーツマンシップに則って参加することへの誇りである。」とPUMASの監督フランシスコ・パレンシアは言った。
彼は、この試合が2016年前期ステージのリーグ戦における敗戦のリベンジではないと受け取っている。「リベンジというのは、リーグ戦もしくはリギージャ(プレーオフ)においてのみだ。この試合は我々にとって非常に重要な一戦であって、そういう意味合いであると受け取っているよ。」と、述べた。
PUMASは、対クラブ・アメリカ戦を単なる親善試合だと見ていない
マルセロ・アラトーレは、今週の土曜日に米国で行なわれる対クラブ・アメリカ戦を単なる親善試合だと取っておらず、あくまでも勝利を目指す。「親善試合であろうが、なかろうが勝ちたいに決まっているさ。親善試合というのは、あくまでも建て前でしかないだろうね。」と、カリフォルニア州ロスアンゼルスへの便へ搭乗する前にコメントした。
一方、アレハンドロ・パラシオスは重要なことは勝利を得るためだということに同意した。「たとえ親善試合であっても、そう願っているさ。対クラブ・アメリカ戦は、いつだって勝つことが重要な一戦なんだ。」と、言った。
Con las bajas de Paul, Darwin, Ventura, Pineda, Güémez (lesión) y seleccionados (5), América viajó a Los Ángeles para el amistoso vs Pumas. pic.twitter.com/cWmbahjr7w
— ԹԾℒ (@AndreOlmoss) 2016年10月6日
クラブ・アメリカは、対PUMAS戦の親善試合をメキシコ代表:モイセス・ムニョス、パラグアイ代表:ブルノ・ヴァルデス、パブロ・アギラル、エクアドル代表:レナト・イバラ、マイケル・アロジョ、そして負傷者:ディエゴ・ピニェダ、ヴェントゥラ・アルヴァラード、ハヴィエル・グエメス、パウル・アギラル、そして治療を続けていて未だ運動が出来る状態で無いダルウィン・キンテロの計11人欠員で遠征する。
ミゲル・サムディオは、チーム一行とは別に一人で米国へ飛び立った。ルベンス・サンブエサは彼の合流を称賛した。「クラブ・アメリカの選手たちにとって重要な日だから、とても興奮しているよ。いつもこういうチャンスが巡ってくる訳ではないから、日々ハードトレーニングしなければいけないんだ。僕らは最も偉大なクラブにいて、それを満喫しないとね。残念ながら今シーズンは非常に怪我人が多いので、彼が合流出来ることは非常に良いことだね。多くの負傷は、各選手にとってもチームにとっても良くないことだ。リーグ戦とカップ戦を戦う上でも、彼らが最良の方法で回復してくれることを願っているんだ。」
さらに、こう付け加えた。「この試合を活用しないといけないし、監督はチームのために働き続けているし僕らも来るべき全ての事に対して準備しているんだ。残ったメンバーだけでね。多くは各国代表選手たちだからさ。時にはこういうメンバーだけで、常に100パーセントを出し切るんだ。」
クラブ・アメリカの主将は「これらの親善試合では常にベストを目指し、僕らと帯同する若手選手たちは監督にアピールするチャンスであり、メキシコ1部リーグでプレーをしたがっているんだ。」と、コメントした。
Rubens Sambueza disfruta de lo que será la semana del centenario en América @ESPNmx pic.twitter.com/Oj0BBFXNvR
— Ricardo Cariño (@ricardocarino) 2016年10月6日