Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

2019年前期ステージのPUMAS、そして個人的な状況について

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PUMASはこの後、9月7日(土)に親善試合として対フィラデルフィア・ユニオン戦があるものの、FIFA国際マッチデーとしてメキシコ代表は9月6日(金)に対米国戦、9月10日(火)に対アルゼンチン戦が組まれており、とりあえず長いリーグ戦もここで約2週間の中断となります。

 

第8節まで消化して、成績は4勝4敗(ホームゲーム:3勝1敗、アウェイゲーム:3敗)です。勝ち点12の第9位タイで8得点6失点、勝った試合はすべて2得点しています。リギージャ(プレーオフ)に進出圏内と言われる、総合順位第8位以内に入る勝ち点26を獲得するためには、残り10節であと勝ち点14(4勝2分け)が不可欠となります。

 

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リーグ戦再開初戦である第9節には現在順位表・第3位の対クラブ・アメリカ戦(アウェイゲーム)、第12節には同じく第2位の対サントス・ラグーナ戦(ホームゲーム)、そして第15節には現在まで首位を走っているケレタロFC戦(アウェイゲーム)が控えており、それ以外にも昨シーズンのリギージャ(プレーオフ)準決勝へ進出したクラブ・レオン戦(ホームゲーム)もあります。いずれのチームも良い内容のサッカーを展開しており、それぞれ全く油断の出来ない試合になるでしょう。

 

今シーズンのPUMASはホームゲームでしか勝利していないため、リーグ戦の後半残りホームゲーム5試合で4勝以上挙げるためには、上記以外の対クルス・アスル戦、対CFアトラス戦そして今シーズンから加入した対FCファレス戦ですべて勝利しなければなりません。

 

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クルス・アスルは今シーズン2勝2敗4分けと成績が振るわず、これまで3シーズンの間チームの指揮を執っていたペドロ・カイシーニャ監督がついに更迭。新監督候補には、リーガエスパニョーラのセルタ・デ・ビーゴを率いるアントニオ・モハメド(画像中)、MLSのサンノゼ・アースクエイクスを率いるマティアス・アルメイダ(画像左)、そしてつい昨シーズンまでメキシコサッカー1部リーグに在籍していたロボス・BAUPを率いていたフランシスコ・パレンシア(画像右=元PUMAS選手、監督)らの名前が挙がっております。

CFアトラスは前節主力選手たちが移籍もしくは負傷をして戦力が非常に下がっているクラブ・アメリカをホームゲームで3-0と破っており、FCファレスもまたCFモンテレイを1-0とホームゲームで勝利していて、それぞれ気が抜けない相手となりそうです。

 

個人的な話題となりますが、先日アウェイゲームの対モナルカス・モレリア戦を見に行った際に、今シーズンのPUMASには大きな期待は出来ないなと感じたと同時に、順位表の上位チームが繰り広げているサッカーとの質の違いを痛感しました。加えて、7月から入社した現在の会社で今月より3週間にわたって日曜日の業務が発生。

 

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これまでメキシコに住んでいた際に一度も欠かしたことのない対クラブ・アメリカ戦のスタジアムにおける観戦も、今回ばかりは断念せざるを得ないどころかテレビ中継の観戦すら出来ない(先週末の対デポルティボ・トルーカ戦)状況です。従って今シーズンは、昨シーズンのように全17節すべて観戦どころか2週間に一度のペースでメキシコシティにおけるホームゲーム観戦も、1ヶ月に一度行ければ良いといった感じになりそうです。

 

PUMASがリーグ優勝をする瞬間を生観戦で味わうべく昨年の1月から再びメキシコへ移住し生活をしている訳ですが、こればかりは対戦相手チームはもちろんのことチーム自体がその実力を兼ね備えていなければ達成することが出来ないので、まずは日々の生活基盤をしっかり作った上で、来るべきその日に備えたいなと思っています。