Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

フィラデルフィア・ユニオンの今シーズン・フォーメーション

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それでは、今週末に行われる親善試合の対戦相手︰フィラデルフィア・ユニオンのフォーメーションについて。

  

最初にメジャーリーグサッカー(Major League Soccer,MLS)とは、アメリカ合衆国およびカナダのプロサッカーリーグでMLSは、米国およびカナダの主要なプロスポーツリーグの1つとなっている。24クラブのうち、米国が21・カナダが3クラブで構成されている。

 

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レギュラーシーズンは、20チームを東西10チームずつの東西2ディビジョンに分けて、同一カンファレンスとはホーム・アンド・アウェー方式2回総当たりの18試合、別カンファレンスとは1回総当たりの10試合に、そのチームのホームタウンの距離的に近い6チームとはさらにもう1回総当たりの合計34試合を行い、両ディビジョンの上位6チームずつの12チームが決勝トーナメントにあたる「MLSカップ」に駒を進める。

 

このレギュラーシーズンで最も優秀な成績をおさめたクラブには「サポーターズ・シールド」という表彰が行われる。またCONCACAF(北中米カリブ海地域)チャンピオンズリーグへの出場権は東西地区優勝クラブと、2位のうち勝ち点上位の3クラブがそれぞれ出場権を与えられる。

 

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フィラデルフィア・ユニオンは2010年にリーグへ加入し、未だリーグ優勝を経験したことはない。チームカラーはPUMASと同じく紺と金、本拠地はアメリカ合衆国の東部、ペンシルベニア州の都市フィラデルフィア。ホームスタジアムは、タレン・エナジー・スタジアム(収容人員:18500人)。今シーズンは現在のところ、15勝8敗6分けで勝ち点51のイースタン・カンファレンス第1位。

 

注目すべき選手は、チームの得点王でかつてはブンデスリーガ2部に在籍していたポーランド人:カツペル・プシビウコ、グアダラハラ下部組織出身選手でブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトに在籍していたメキシコ代表:マルコ・ファビアン、サンパウロFCからウクライナ・プレミアリーグへ経て移籍したイウシーニョ(イウソン・ペレイラ・ディアス・ジュニオール)などです。

 

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試合数が2部リーグ制のメキシコサッカー1部リーグよりも多いので、ここ数ヶ月で順位表の上位チームとの対戦した試合を5つピックアップ。

 

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まずは、6月2日(日)に行われた対ミネソタ・ユナイテッドFC戦(アウェイゲーム)。フォーメーションは、4-3-1-2。基本的にディフェンス陣は4バック制で、ジャック・エリオットとオーストン・トラスティの両センターバックに、カイ・ヴァーグナーとレイモン・ガディスの両サイドバック、中盤の真ん中にハリス・メジュニャニンとその左右にジャミロ・モンテイロとアレハンドロ・ベドヤ、TOP下にブレンデン・アーロンソン、最前線の2TOPがカツペル・プシビウコとセルジオ・サントス。

 

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次に、6月29日(土)に行われた対ニューヨーク・シティFC戦(アウェイゲーム)。フォーメーションは、4-2-3-1。守備陣の4バックはそのままで、両ボランチの位置にハリス・メジュニャニンとアレハンドロ・ベドヤ、中盤を3枚にしてその真ん中にジャミロ・モンテイロ、その左右にファブリス・ジャン・ピコーとイウシーニョ(イウソン・ペレイラ・ディアス・ジュニオール)、1TOPにカツペル・プシビウコという陣形。

 

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次に、8月4日(日)に行われた対DCユナイテッド戦(アウェイゲーム)。フォーメーションは、4-1-2-1-2。守備陣の4バックはそのままで、中盤の真ん中にハリス・メジュニャニンとその左右にアレハンドロ・ベドヤとワレン・クリーヴァル、TOP下にマルコ・ファビアン、最前線の2TOPがカツペル・プシビウコとアンドルー・ウッテン。

 

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次に、8月24日(土)に行われた対ニューヨーク・シティFC戦(ホームゲーム)。フォーメーションは、4-2-3-1。両センターバックがジャック・エリオットとオーストン・トラスティに代わってマーク・マッケンジー、カイ・ヴァーグナーとレイモン・ガディスの両サイドバック、両ボランチの位置にハリス・メジュニャニンとアレハンドロ・ベドヤ、中盤を3枚にしてその真ん中にジャミロ・モンテイロ、その左右にブレンデン・アーロンソンとイウシーニョ(イウソン・ペレイラ・ディアス・ジュニオール)、1TOPにカツペル・プシビウコという陣形。

 

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最後に、8月31日(土)に行われた対アトランタ・ユナイテッドFC戦(ホームゲーム)。フォーメーションは、4-2-3-1。守備陣の4バックはそのままで、両ボランチの位置にハリス・メジュニャニンとジャミロ・モンテイロ、中盤を3枚にしてその真ん中にマルコ・ファビアン、その左右にブレンデン・アーロンソンとファブリス・ジャン・ピコー、1TOPにカツペル・プシビウコという陣形。