Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ2018年前期 第3節 レビュー

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◆前回の裏話で書いた覚え書きの検証

・本来スタメンであるべきの主将︰マルセロ・ディアスとセンターフォワード︰マティアス・アルスティサが、後半より出場
⇒前者は、アルゼンチン1部リーグ︰ラシン・クラブへ正式移籍。後者はプレシーズンマッチの際からスタメンで出場していなかった理由として、深刻ではないものの悪化する恐れがある筋肉痛を抱えているため。

 

 

・替えの効かない両センターバックの一人である、ルイス・キンターナが試合途中で負傷交代⇒1日の練習で紅白戦に出場せず、個別トレーニング
⇒第3節は、欠場。代わりに代打として、アラン・メンドーサがそのポジションでプレーをした。

・新補強選手の7人の中でも最も年俸の高い(推定︰約5億1千万円)のファン・マヌエル・イトゥルベが出場予定は、早くて次節・遅くても第6節から=怪我のため
⇒おそらく今週の火曜日に行われる、メキシコ杯予選リーグ第3節対クルブ・ネカクサ戦で、今シーズンデビューの見込み。

 

 

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・下部組織出身の両サイドバック、アラン・モソとアラン・メンドーサが得点、特に前者の決勝点は、当該節のリーグベストイレブンに選出
⇒今節のリーグベストイレブンに、アルフレッド・サルディヴァル、アレハンドロ・アリバス、ケヴィン・エスカミージャがそれぞれ選出

 

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◆今回の個人的な印象や覚え書きとして

・アラン・モソはたまたま前節活躍したのではなく、今節も攻守に渡って素晴らしいプレーをした。(この後の記事で、独占インタビューの内容書き起こし予定

・キーパーからのゴールキックは、ヘディングの打点が高いカルロス・ゴンザレスに集中している。

・替えの効かない両センターバックの一人である、ルイス・キンターナの代わりに出場したアラン・メンドーサはポリバレントな役割が可能なプレーヤーだった。ただし、その分本来の左サイドバックで行なっていた攻撃力が半減する。

・アラン・メンドーサがセンターバックで出場したため、左サイドバックにはロサリオ・コタが入った。しかしながら、あまり存在感を見せることは無かった。

・ケヴィン・エスカミージャが、2014年前期ステージの第14節対サントス・ラグーナ戦でメキシコ1部リーグデビュー以来、初ゴールをマーク。相手が序盤攻勢だったが、ペナルティーキックをミスしたのをきっかけに、試合の流れを変えた先制点となった。

・2点目はペナルティエリア外左からパブロ・バレーラによる、フリーキック。2016年後期ステージ第7節の対クラブ・ティファナ戦(ホームゲーム)以来、怪我による休養をはさんで約2年ぶりの得点だったが、サポーター仲間と一緒に、先制点と併せて同じゴールエリア裏で見れた。

  

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シーズンが開幕して上々の滑り出しを見せたこともあり、過去にもそういったシーズンはいくつもありましたが、今シーズン果たしてどこまで行けるのか?というものを見定めたくなりました。

 

開幕3連勝は、前回リーグ優勝した2011年以来のこと。基本的な考え方として、前回のリギージャ(プレーオフ)の際にも書いた、戦えるだけの戦力があるチームには未だなっていないと思います。現在第3節を終わって3戦3勝のチームは、首位のPUMAS以外に得失点差で第2位のクルス・アスル、そして第3位のCFモンテレイ。こうなれば、第5節のアウェイで対戦するCFモンテレイ戦も見に行こうかな?と真剣に考え始めております。