Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

メキシコリーグ2018年前期 第16節 レビュー

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◆ダヴィッド・パティ―ニョ監督の試合後談話

「1つの目標を達成した」

 

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5年間トル―カにおいてアウェイで勝てなかった後、今日それを成し遂げそれが2018年前期ステージのリギージャ(プレーオフ)進出を決めた。

前半32分、カルロス・ゴンザレスによる得点でデポルティーボ・トル―カをアウェイで制し、順位表第3位にポジションを上げた。

この状況はシーズン開幕から掲げてきた目標を達成し、PUMASにとって満足感を与えると同時に1試合1試合リギージャ(プレーオフ)へ向けて興奮状態であると言う。

「リギージャ(プレーオフ)進出を上位4チーム以内で決めるという、今日プレーをした選手たち、またしなかった選手たちの努力によって、1つの目標を達成した。1試合1試合戦っていく。まだリーグ戦1試合残っていて、リギージャ(プレーオフ)と良いサッカーを出来ることに非常に興奮している。」

 

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PUMASは順位表の上位のチームに対して勝つことが出来なかったが、今日その悪い流れを断ち、それに対してダヴィッド・パティ―ニョ監督はデータ通りには物事は進まないと述べた。

「各試合それぞれ違うものだ。恐らくデータにはそれが表れるのだろうが、今日勝ち点29を挙げ、チームはリギージャ(プレーオフ)進出を決めていなくともホームとアウェイでたくさんの試合に勝ってきた。チームはとても良いサッカーをしていて、だからこそどのチームと対戦するのか?全く心配していない。我々がトライをするリギージャ(プレーオフ)に、ベストなチームが進出をすることは良いことだ。」

 

 

この試合結果によって、PUMASは最低でもリーグ戦中断(FIFA国際マッチデー)でブレイクを取る予定だが、パティ―ニョはPUMASがいつも通りのハードワーク(世間一般では1週間休みなくトレーニングをすると言われている)を続けることを明らかにした。

「我々は既に決まっている親善試合を米国で行うために遠征する。チームは、いつも通りトレーニングをする予定だ。掛かっている負担を和らげ、負傷をしている選手たちを回復させるために、この時間を利用する。」

 

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データ面では、これがダヴィッド・パティ―ニョ監督に代わってから2度目のリギージャ(プレーオフ)進出であり、ファンやメディアの中には彼の更迭を求めるものもあったが、彼は結果が全てであると語った。

「結果が全てだ。悪口を言う者たちは、私のことを知らない。彼らは、私の戦術的な話に決して耳を貸さない。トレーニングを見たことがない。選手たちとも、話したことがない。ましてや、サッカーについてなどもってのほかだ。しかし、ここで一番重要なのは結果なんだ。」

 

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両チーム合わせてイエローカード9枚という、レフェリーにとってプレッシャーの掛かる試合だったことに対して、彼は彼らに対して何もクレーム無く、良い仕事をしたと明らかにした。
「レフェリーにとっては、非常に難しい試合だった。私は彼らがよくやったと思う。間違いなく後で専門家が分析をするだろう。」

 

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最後にリギージャ(プレーオフ)へ向けて、最終節の試合はインテンシブの良いパロメーターになるだろうと述べた。

「もちろん今日の試合も含めて、第13節の対UANLティグレス戦以降、全ての試合が激戦だった。こういうプレーを続けるんだ。」と、締め括った。