◆数年ぶりに里親のもとで下宿
グアダラハラから帰ってきたのは良かったのですが、アパート探しもろくに出来ずとりあえず数年前に1年半ほどお世話になった里親のもとで生活しております。よって通勤は約2時間くらい、それも当時と同様通勤ラッシュを日々体験しております。何とか会社のすぐそばに手ごろなアパートが見つかり、来週下見して良かったらそこに決めてしまおうと考えています。なかなかこういう機会も今後少なくなると思うので、逆に楽しんで過ごすようにしています。実際は、色々な意味で堪えますが(苦笑)
という訳で、11月の初めに念願のメキシコシティへ移住いたしました。
過去のメキシコシティにおける就職活動を簡単に説明すると、まずは5年前に強盗に遭って一文無しとなり、
今の里親のもとで食料品店を手伝ったりして1年ほど居候をしていました。
その後第5高等学校の学食でアルバイトを数ヶ月、セントロにある電気街で携帯ショップの店長を数ヶ月。
この間失効していた観光ビザの更新をしに、チアパス州タパチュラというグアテマラとの国境へ高速バスで片道1150km(約17時間)掛けて行き、不法滞在の状態を解消し、
アグアスカリエンテス州にある日経企業で通訳として就職をしたのが、3年半前でした。
1年半ほど働いた後、父親の新規事業を手伝うということで日本へ一時帰国。2年間従事した後、再びメキシコへ戻ってきたのが今年の1月末でした。就職活動をメキシコシティメインでしていたのですが、
どうしても見つからずケレタロに事務所がある日経企業へ何とか就職したのが、4月。そこから研修を1週間行なって、イラプアトの現場へ。
メキシコシティへ戻ってきたということでかれこれ足掛け3年以上掛かって現在に至るということです。
20年以上前に働いていた会社のすぐそばに現在の事務所があり、
当時住んでいたアパートはレフォルマ大通りを挟んで向かい側でしたが、奇しくも今回も全く同じロケーションにアパートが見つかりまして、
昨日里親のもとから引っ越しをいたしました。会社まで徒歩10分もかからず、通勤は快適です。これでようやくメキシコで腰を据えて生活が出来るという実感に浸っております。