Pumas de la UNAM

メキシコサッカー1部リーグのクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルを応援している日本人の備忘録

ダニエル(ハッチータ)ルドゥェーニャ 祝33歳バースデー

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偉大なタッチと魔法のシューズで数秒のうちに試合を変える男

 

ダニエル(ハッチータ)ルドゥェーニャは今週月曜日に33歳の誕生日を迎えました。

 

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そのお祝いとして、特別なものをご用意しました。

 

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アルゼンチン人の有能なミッドフィールダーは、その偉大なタッチと魔法のシューズで数秒のうちにPUMASのために試合を変えてしまうことで知られています。今シーズンはPUMASに加入して4シーズン目となろうとしていますが、彼のキャリアの最終段階で我々にその見事なタッチを与えてくれることを期待しています。

 

このアルゼンチン人は、エストゥディアンテス・テコスというチームでプレーをするために、その輝いたジャージと共にその存在を知らしめるべくメキシコへ来ました。その後、彼のキャリアの最高の瞬間を過ごすことになると同時に真剣に代表チームの候補となれるよう真剣にプレーをしにサントス・ラグナというへ移籍しました。彼のキャリアはレギュラーでプレー出来るようになったパチューカへ方向転換をし、そしてアリエル・ナウエルパンとのトレードでPUMASへ辿り着きました。

 

“ハッチータ”はPUMASにおいて45試合で通算6ゴール・11アシストをマーク、近いうちにリーグ優勝することを期待しています。そこで彼のゴールベスト5をここに紹介することで、PUMASの才能ある背番号10を祝福したいと思います。

 

第5位:2015年後期ステージ第12節 対CFモンテレイ戦

 

 第4位:2015年前期ステージ第14節 対サントス・ラグナ戦

 

第3位:2015年前期ステージ第2節 対ケレタロFC戦

 

第2位:2014年後期ステージ第6節 対クラブ・ティファナ戦

 

第1位:2014年後期ステージ第8節 対クラブ・アメリカ戦

 

メキシコリーグ2015年前期 第2節 プレビュー

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僕らは対モンテレイ戦で良い面を見せられたが、改善していけなければならない事がある:ダヴィッド・カブレラ

 

 「モンテレイに対して良い試合をしたが、ただそれだけのことだ。これは開幕したシーズンにスタートダッシュをかけたのに、理にかなっていないかも知れない。僕らは、常に良いパフォーマンスが出来ることに集中しているんだ。それはシーズン開幕戦に直面する自信を与えるから、ホームで勝つための重要なステップだった。僕はチームの出来に対して気に入ったけれど、まだ改善しなければならない事があるんだ。」と、ダヴィッド・カブレラは本日オリンピックスタジアムの第2グラウンドで行なわれた記者会見で述べた。

 

 「前半は良い試合運びをしたと思ってるよ。これがPUMASだというところを見せられたし、ライバルを圧倒したし、得点をするオプションをつくることができて、それをうまく生かすことができた。その後、チームはあの正午のキックオフという暑い時間帯でのプレーによって受けに回ったんだ。PUMASは良い面を見せられたし、ピッチ上で規律良くよく戦っていたけど、僕らはまだまだ良くなることが出来ると思っているんだ。」とミッドフィルダーは付け加えた。

 

 ピッチの真ん中で彼のプレーをアシストした、補強戦力のアレハンドロ・カストロについて「とてもうまくコーディネート出来ていたよ。彼の事はメキシコ代表で一緒だったからよく知っていたし、チームにダイナミックに溶け込んでいるから、これからもこんな感じ続けていきたいね。フィデル(マルティネス)は、彼本来のポジションで型にとらわれず自由に思うままにプレーをしていたから、そのおかげで試合に勝てたと思う。彼は自分の経験をチームメイトと共有しようとしてるし、チームをより強くしようとしてるんだ。衆知の良いレベルを持っていれば、それはチームにとってメリットとなるし、それが僕らの狙いなんだ。」と語った。

 

 そして次節の対戦相手である、トルーカについて「難しい試合になるだろうね。多くの選手が不在だったにも関わらず、プレシーズンマッチで戦った。僕らはこういうチャンスを与えられているから、かなり自信を持っているんだ。アウェイの試合で勝ち点を上げられる良い試合が出来るハズだ。どんな相手と試合をする場合だって難しいし、アウェイであれば尚更さ。でも重要なことは勝ち点を重ね続け、良い試合をすることなんだ。それが、理想なんじゃないかな。」と述べた。

 

 解任されたメキシコ代表のミゲル・エレラ監督について質問をすると、こう答えた。「前を向かなければいけないね。サッカー協会が決めるべきことだから、これ以上の事は僕の口からは言えないよ。僕らは、代表に召集されるためにピッチで代償を払わなければいけないんだ。なぜなら、その可能性をいつも探しているからね。」

 

 最後にパンアメリカン競技大会に参加していた、ホセ・カルロス・ヴァンランキンとケヴィン・エスカミージャのチーム復帰によるチーム内競争については「アイデアは、重要な内部競争でチームを持つことなんだ。彼らはクオリティーを持って僕らの誰に対してでも競争を要求しているし、僕らも一瞬たりとも気を緩めることは出来ないんだ。PUMASは今シーズン、輝かしいスタメンのイレブンとベンチのメンバーを持っている。それは良いシーズンを送れる可能性を秘めているし、より多くの勝ち点を上げるために毎日努力し続けなければならないんだ。」と加えた。

 

メキシコ杯 2015年前期 第1節 UNAM 1-2 Alebrijes

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アレブリヘスとPUMASは、旧知の仲

 

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PUMASは、今週の火曜日に2部リーグ最強チームの1つである『オアハカ・アレブリヘス』との対戦で2015年前期シーズンのメキシコ杯への参戦を始めます。

 

オリンピックスタジアムはいつも異なる顔を見せます。そして間違いなく伝説的なスタジアムにおけるナイターになり、ホームでサポーターにとって楽しいことうけあいのショーとなるでしょう。

 

モンテレイ戦3対0の試合を観戦したPUMASサポーターは、クラブ首脳陣が彼らのためにプロモーションとしてそのチケットの半券によって一銭も払うことなく入場出来ることになっています。それはメキシコ杯が再開してから、その試合の為にオリンピック・スタジアムが満員になることを期待しているからです。

 

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 『オアハカ・アレブリヘス』は2012年に設立された若いチームであり、常にリーグ首位を賑わしたりカップ戦で良い試合をしている1部リーグのチームらに快適な試合をさせ続けています。PUMASは彼らのホームゲームで勝利を全く保証されていません。この2チームは以前に直近のメキシコ杯で対戦をしたことがあり、オアハカで2対3・オリンピック・スタジアムで1対0でした。そして今再び両者が対戦しようとしており、この対戦はメキシコ杯のキーポイントとなろうとしています。

 

 PUMASのサポーターにとってこの対戦において最も楽しみ方の1つは、若い選手たち(ヘスス・ガジャルド、オマール・イスラス、パブロ・ハケス、フェルナンド・キンターナら)が1部リーグの試合において最初のプロ選手としてのステップを踏めて、経験豊富な選手たち(ダニエル・ルドゥェーニャ、マティアス・ブリトス、シルヴィオ・トラレス、ダンテ・ロペスら)とのプレーも可能であることです。

 

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予想スタメン:

アルフレッド・サルディヴァル、ギジェルモ・メナ、ルイス・フェルナンド・キンターナ、パブロ・ハケス、ヘスス・ガジャルド、シルヴィオ・トラレス、ホルヘ・エスカミージャ、オマール・イスラス、ダニエル・ルドゥェーニャ、ダンテ・ロペス、マティアス・ブリトス

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スタメンは、上記の通り。

 

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ユニフォームは、ホーム用。

 

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前半21分

左サイド中央でファールを犯したシルヴィオ・トラレス。相手チームのフリーキックを蹴ったボールが、どのプレーヤーにも触らず直接ゴールへ。

 

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前半28分

こぼれ球を奪ったダニエル・ルドゥェーニャが放ったミドルシュートは、惜しくも左サイドのゴールポストぎりぎりに外れる。

 

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後半9分

左サイドのコーナーキックから中央で合わせたシルヴィオ・トラレスのシュートは、惜しくもゴールバーの上をかすめる。

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後半20分

右サイドを駆け上がるダンテ・ロペスに縦パスが通って、そのままドリブル突破。ゴールキーパーペナルティエリア外まで飛び出すも、交わしてシュート。角度があまり無いところから右足で放ったため、惜しくも左側へ外れる。

 

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ここで、ダニエル・ルドゥェーニャが今日1部リーグデビューとなるホセ・アントニオ・メディーナと交代。怪我でなければ良いが。

 

後半30分

右サイドを突破したオマール・イスラスが相手デフェンダー2人を交わしてシュートするも、キーパーにセーブされる。

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後半33分

左サイドのコーナーキックから、ファーサイドのシルヴィオ・トラレスがヘディングシュート。キーパーが触るも、ゴール左奥へ。メキシコリーグ初得点をマーク。

 

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後半44分

相手チームの右サイドコーナーキックから、ノーマークになっていたファン・マヌエル・カナロに右サイドへヘディングシュート。完全にダンテ・ロペスのマークミス。

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ギジェルモ監督は、最初からメキシコ杯を勝とうとは思っていない

 

あるPUMAS応援テレビ番組で、ユースチームの監督が『こちらには、まだまだダイヤモンドの原石のような選手たちがいますよ。』と言っていたのが、頭からこびり付いて離れません。トップチームの中でユース出身の選手たちをよく観察していますが、個人的にはケヴィン・エスカミージャだとずっと思っていました。

 

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以前から平日のオリンピックスタジアムで行なわれるメキシコ杯には、よく観戦しに行っていました。メキシコに20年ぶりに戻ってスタンドで応援することを再開して、初めて出会ったのがプルスのマルコでした。メキシコ人もさすがに平日は仕事をしているのでなかなかカップ戦に観戦しに来るサポーターはいません。そのスタンドで見様見真似で昔を思いだしながら声を上げて応援していた時に声をかけてくれたのが、マルコでした。そして、今の自分があります。

 

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今日の試合をよく見ていたら、あることにやっと気が付きました。おそらくギジェルモ監督は、ハナからメキシコ杯を勝とうとしていない。むしろ、ユースから上がってくる選手たちを本当に1部リーグで通用するか?を試しているんだと。

 

特筆すべきだったのは、後半から出場した右サイドのデフェンシブハーフのアラン・モソ。相手プレーヤーの動きをしっかり見ながら確実にボールへタックルに行けるし、攻撃参加もスピードがあってなかなか良い感じ。今後スタメンはともかく、後半から交代出場で良いアクセントとして活躍出来るかも。

 


 

ダリオ・ヴェロン 祝35歳バースデー

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偉大なるキャプテン ダリオ・ヴェロン

 

昨日(日曜日)で35歳の誕生日を迎えた、PUMASの偉大なるキャプテン「ダリオ・ヴェロン」。そこで、ヴェロンの「10のトリビア」を。

 

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1.初オリンピックスタジアム

2003 年 リベルタドーレス杯ベスト16対コブレロア(チリ)戦。ヴェロンをメキシコへ連れてきたPUMAS元オーナーのアルトゥーロ・エリアス・アジュブにとって、この2003 年4月24日という日は生涯忘れらない1日である。彼曰く、そのパラグアイのチームのセンターバックに惚れ込んで、コブレロアのオーナーへ「この選手はいくらで契約出来るのか?」と聞いたくらい、彼はゾッコンだった。

 

2.デビュー戦

2003年前期シーズン開幕戦に、PUMASはハリスコ州のグラウンドで大勢のチーム補強選手の1人として紹介した。ホワキン・ボテロ、イスマエル・インニグェス、ホワキン・デロルモとダリオ・ヴェロンをウーゴ・サンチェス監督のもとトッププランにチームを戻すために人物像を描き出した。2003年8月9日は歴史的な背番号「4」としてデビューするとともに、0-1のスコアによってアトラスに勝利するために、グアダラハラにおいてレギュラーシーズン最後の勝利として大学の歴史の中に記録された。

 

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3.初ゴール

デビューしてたった4日で、ダリオはなぜクラブの補強選手として連れて来られたかを示すことになった。2003年8月13日オリンピック・スタジアムでの対クラブ・アメリカとのメキシコシティーダービーにおいて、前半28分に初得点をマークした。ペナルティエリアの端にリバウンドした後、ダリオはボールを拾ってアルベルト・ベセラによるディフェンスを交わしてよく鍛錬された左足で角度を付けたシュートを放った。彼は『真の宝石』であった。その試合は、PUMASが4対3で勝利した。

 

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4.初タイトル

2004年という年はリーグ連覇と サンティアゴ・ベルナベウカッププレシーズンマッチ)を獲得した、PUMASサポーターにとって決して忘れることのできない年であった。シーズン前半にPUMASはレギュラーシーズンを勝ち点41をあげ、順位表で第2位となった。リギージャ(決勝トーナメント)は非常に難しい勝ち抜き戦となり、対チーバスとの決勝戦まで辿り着いた。我々のホームスタジアムで、サポーターの前で2ndレグにおいてPUMASは13年間無冠という屈辱を晴らした。アルベルト・メディーナのPK失敗で、チームの祝福の輪が広がった。クラブに到着してちょうど2つめのトーナメントで、ダリオは王者となる栄光を知ったのだった。

 

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5.対プエブラ戦のゴール

それはベロンにとって栄光であり、神の肖像を与えた瞬間だった。もしあなたが真のチーム・サポーターであるならば、あの瞬間とどうやってゴールの雄叫びをあげたか忘れないだろう。2009年後期シーズン準決勝の89分、PUMASはホームで2対0で負けていて、そのままでは決勝戦に行けずトーナメントに別れを告げようとしていた。イスラエルカストロは瞬時にグラウンドのスリークオーター・センターからセンタリングを送って、ヘディングシュートをホルヘ・ビジャルパンドが守るゴールの奥へ決めた。オリンピック・スタジアムはまるで爆発したかのように、感動の渦に巻き込まれた。最終的にこの対パチューカ戦はPUMASの勝利に終わるとともに、魔術師(ダリオ・ヴェロンのニックネーム)は切望していた決勝戦を勝ち取ろうとしていた。

 

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6.対クラブ・アメリカ戦の複数ゴール

ヴェロンの歴史のための1試合は、2009年前期シーズン第15節のオリンピック・スタジアムで夜9時に行われたものである。PUMASは、今までにないくらいクラブの紋章が大きく付いた美しい既製レトロユニフォームで対クラブ・アメリカ戦をプレーしていた。21分のコーナーキックで完全にフリーだったダリオは、ギジェルモ・オチョアが守るゴールポストすれすれに驚異的なヘディングシュートを決めた。それは、先制点の正確な画像でも見ているかのようであった。ヴェロンは、再びもう一つのコーナーキックでノーマークで反対側のポストへボールを押し込んだ。オチョアは放たれたボールに決して追いつくことはなかった。そしてPUMASは44分にすでに2対0で勝っていた。最終的に、試合は3対2でPUMASが前半にあげたアドバンテージによって勝利しようとしていた。

 

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7.再び、対クラブ・アメリカ

舞台は改善されることは不可能であった。2010年前期シーズンのアステカ・スタジアムでリギージャ(決勝トーナメント)進出を賭けた試合で、ペナルティエリア内でヴェロンはボールを奪い信じられないようなフィニッシュでオチョアが守るゴールラインへショットを打ちつけ、唯一のゴールを決めた。対クラブ・アメリカ戦は、ダリオが最も多くゴールを決めている相手である。これは現在までにマークしている、最後の通算5得点目である。

 

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8.歴史的偉業

PUMASが7回目のリーグ優勝を決めた2011年後期シーズンモナルカス・モレリアを合計3対2で破った最終戦で、ベルナル、レアンドロイスラエルカストロ、ヴェラルデ、リカルド・フェレッティとピコリンらと分け有った名誉で、ダリオはクラブの歴史の中で最もタイトルを多く獲得したプレイヤーになった。2004前・後期、2009年後期、2011年後期の4タイトルとチャンピオン決定戦、さらに対レアル・マドリードに勝利したサンティアゴ・ベルナベウカッププレシーズンマッチ)そして2005年の対ボカ・ジュニアーズコパ・スダメリカーナ準優勝が彼によってもたらされた遺産の一部である。

 

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9.キャプテン

2011年のタイトル獲得はデフェンシブ・ハーフのイスラエルカストロがキャプテンであった。それはドラフトによってクルス・アスルへ移籍するにあたって、PUMASにおける歴史の終わりに作られたものであった。翌シーズンには、引退しようとしていたファン・フランシスコ・パレンシアへのオマージュとしてキャプテン・マークは授与された。ベテランのヴェロンは、名誉を受けるためのキーマンとなった。2012年後期シーズンは、ダリオがキャプテン・マークの負担し始めるトーナメントとして記録されている。そして、今日までグラウンドの内外でチームのリーダーシップを発揮するところとなっている。

 

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10.400試合出場

2015年後期シーズン第3節の対トルーカ戦において、この偉大なキャプテンはリーグ通算400試合出場を記録し、レアンドロから背番号400のジャージを名誉として贈られた。これは、クラブ所属の外国人によって打ち建てられた最も多い記録である。第15節対ベラクルス戦でミゲル・エスパーニャが持っていた410試合出場の記録を破り、PUMASのもう一つの歴史をつくった。先週日曜日の試合までに413試合(レギュラーシーズン370試合・リギージャ43試合)を上回る記録は、セルヒオ・ベルナルのリーグ519試合のみである。PUMASとともに11のカップ戦と14のトーナメントにおいて413試合出場し続けており、合計438試合になろうとしている。それらの試合で、20ゴール(リーグ戦17ゴール、リギージャ2ゴールとCONCACAFチャンピオンズリーグで1ゴール)を記録している。そして2014年後期リーグは、その中で最も多い3ゴールをマークしている。

メキシコリーグ2015年前期 第1節 レビュー

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ただ良いスタートを切ったというだけのこと

 

 冷静さを特徴とし、勝利および敗北で賢明なことをしている監督がいるとすれば、それはギジェルモ·バスケスだろう。

PUMASの戦略はモンテレイ相手に勝ち点3をあげることでシーズンのスタートダッシュを決めることであったが、それだけであった。

「前半は非常に準備周到で、守る時間は固く、意図通りに維持し続けることが出来たと感じていて、シーズンの良いスタートを切ったというだけのことだ。」と記者会見で語った。

「チームは良い結果を得ただけだ。我々はもっと要求しなければいけないし、次以降の試合もこのような可能性を追求しなけばならない。」とPUMASの監督は語った。

 

補強された選手たちでプレーが際立っていたのは、アレハンドロ・カストロフィデル・マルティネスそしてマルセロ・アラトーレだった。

「新たにチームへ組み込まれた戦力は、とても良い仕事した。ずっと他の選手達と一緒に、意図された通りに練習してきている。前半と比較して、後半は少ししか攻撃が出来なかった。相手(モンテレイ)が前半より修正したのを確認しなければならず、彼らは改善しようとした。暑いグラウンドで仕事をし続け、改善し、難しいことではあるが良いリズムを維持することが必要だが、それを試そうと思う。」

 

3対0で圧勝したにも関わらず、監督は続けた。

「まだまだ、チームには改善しなければいけないことが残っている。シーズンはまだまだ続くが、すべてにおいて選手とパスの偉大な配列を見つけるつもりだ。それはよく分かっているつもりだし、そのために仕事を続けていきたい。」

 

シルヴィオ・トラレスがスタメンにもベンチにも不在であったことについては、このように報告をした。

「土曜日の練習中に怪我をして完治しなかったので、スタメンにもベンチにも不在だった。それ以外の選手たちは、ピコリン(アレハンドロ・パラシオス)もそうだが良い仕事をしたし、よくやったと思う。」

 

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素晴らしい試合だった

 

モンテレイ戦の勝利した後、ギジェルモ·バスケス監督は彼のチームが素晴らしい試合をし、すべてのラインのバランスを維持し、特に前半に力強く3点を挙げた攻撃陣について語った。

「素晴らしい試合だった。前半の間、集中攻撃と素晴らしいディフェンスを見せた。今はこのファクターを長いシーズン中維持しなければならない。なぜならば、これは始まったばかりで満足できないからだ。」

とPUMASの監督はオリンピックスタジアムで行われた記者会見で宣言した。

 

 今シーズン補強された、アレハンドロ・カストロ、マルセロ・アラトーレ、そしてフィデル・マルティネスらのプレーに対してパフォーマンスを称賛し、たった数日のうちにTOPチームに残る必要性を実証しました。と同時に、シルヴィオ・トラレスがなぜプレーをしなかったことについて述べた。

「シルヴィオは、土曜日の練習で怪我をした。アレハンドロ・カストロ、マルセロ・アラトーレ、そしてフィデル・マルティネスはよくやったと言えるし、チームが意図しているプレーを理解してくれていることに満足している。

 後半はチームのリズムが落ち、ボール支配率が落ちて相手ゴールへほとんど到達しなかった。これは、今回起きたことを避けるためにもっとハードワークしなければならない。」と次のステージを見越したコメントで締め括った。

 

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夢見ていたPUMASでのデビュー戦

 

 対モンテレイ戦のPUMASによる勝利の後、アレハンドロ・カストロクルス・アスルでデビューしただけでなく、奥さんが身籠っているのに加えて、PUMASの圧勝にゴールで貢献したのです。

 

「もちろん、こういう形でデビューし、チームのためにこの場にいることに満足しているよ。大きな喜びを感じたね。みんながこういう形でデビューすると思っていて、神様がチャンスをくれて、そのことに満足しているんだ。家内は妊娠していて、女の子であることを期待していて、そのことにとても幸せを感じているんだ。」とカストロは言った。

 

「本当は試合前は少し神経質になっていたんだ。でもいつもシーズン開幕を勝利で飾ることは重要だし、個人的に自分に自信とワクワク感を与えてくれるんだ。」

 

 カストロが気に入ったことは「チームが示した堅実性さ。チームがピッチでのプレーで示したアグレッシブさは、非常にポジティブだった。ボール支配率も非常に良かったと思うよ。とても良い気分だし、満足しているよ。たくさん改善していかなければならないことがあるけど、そのことにとっても満足しているんだ。チームメイトは、何の問題もなく自分の事をとても良くしてくれていることにとても感謝しているよ。」

メキシコリーグ2015年前期 第1節 UNAM 3-0 Monterrey

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さて、いよいよ待ちに待ったシーズン開幕です。


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天候にも恵まれ、暑くなりそう。

 

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アフスコの山並みも、くっきり見えます。

 

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イムノ斉唱のため、選手入場。

 

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ギジェルモ・ヴァスケス監督も。

 

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ユニフォームは、ホーム用。

 

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スタメンは、プレビューした通り。システムは、4−4−2。

 

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前半6分
イスマエル・ソーサの左サイドからセンタリングをモンテレイDFがクリアして、コーナーキック。ダヴィッド・カブレラが蹴った中央へ上ったボールをエドワルド・エレラが左に流れておとりになり、真ん中からアレハンドロ・カストロがヘディングシュート。モンテレイDFミエルの左肩に触ったボールが、キーパーの左側へ転がりPUMAS先制。 

 

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前半22分
ディフェンスしていたヘラルド・アルコバがそのまま奪って、センターサークルを越えて自分でボールを持ち上げる。いったんハヴィエル・コルテスがいた右サイドへはたいて、真ん中へ走り込みワンツー。戻ってきたボールを左へ半回転しながら、キーパーの右側へシュート。PUMAS2点目。

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前半29分
相手キーパーのゴールキックがミスしたボールをディフェンダーが一気にカウンター。エドワルド・エレラが受けて、右サイドから中央にいたイスマエル・ソーサへ。スペースが十分空いていた隙にゴール左隅へ、技ありミドルシュート。PUMAS3点目。

 

前半35分
イスマエル・ソーサが左サイドをドリブルで一気に上がって、左側へいたエドワルド・エレラに合わせると見せかけて直接ゴールへループシュート。僅かにバーの上を超える。

 

前半41分
アレハンドロ・カストロの放ったミドルシュートが、ゴールポストを直撃。

 

前半ボール支配率
PUMAS61%、モンテレイ39%

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後半53分
エドウィン・カルドナが左サイドから攻め上がって、キーパーと1対1に。ピコリンが見事なセーブ。

 

後半72分
同じくエドウィン・カルドナが右サイドから至近距離のシュート。ピコリンがファインセーブ。

 

後半87分
やはりエドウィン・カルドナが真ん中から抜け出し、キーパーと1対1。ヘラルド・アルコバがカバーへ入るものの、そのままシュート。ただし、地面を足首が引きずってしまう弱いシュートとなってしまい、ピコリンが難なくセーブ。

 

後半ボール支配率
PUMAS58%、モンテレイ42%


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★試合のポイント

本人が記者会見で言っていた通り、フィデル・マルティネスが左サイドでプレー。前シーズンまではこのポジションに相手の脅威となるプレーヤーがいなかったので、攻撃の起点となってソーサが比較的マークが緩くなる。また攻撃だけでなく、ディフェンスにもしっかり戻って犠牲を払っていたので、全体的に守備陣に安心感が生まれた。

 

3点目を奪われた辺りから、モンテレイ攻撃陣の集中力が欠けた。アルド・デ・二グリスが右サイドから上がって厚みの無い攻撃か、カウンターから真ん中へ合わせる単調な攻撃のみで、ディフェンス陣にとって全く脅威でない。後半からPUMASが多少受けに回るが、守備陣の安定感はプレシーズンマッチ(パートナーツアーカップ対トルーカ戦)で見た時に感じた通り、ここ数シーズンでは決して見られなかったもの。240日ぶりに怪我から復帰した正キーパーのピコリン(アレハンドロ・パラシオス)も十分及第点の出来。

 

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ちなみに本日は先シーズンまで巻いていたキャプテンマークを引き続き巻いた、ダリオ・ヴェロンの35歳の誕生日。試合後のインタビューで映像を見る限りまだまだ若いし、少なくとも先シーズンよりもプレーが安定している。ヘラルド・アルコバとのセンターバックの関係が安定しつつあるのに加えて、新加入のマルセロ・アラトーレが脇を固めており、本人自身の状態も怪我がちであったのが完全にリフレッシュ出来たのかも知れない。

 

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メキシコリーグ2015-16シーズン チーム公式写真

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 7月24日にメキシコ・サッカー1部リーグのPumas de la UNAMがメキシコリーグ2015-16シーズンのチーム公式写真をオリンピックスタジアムにて撮影


着用されたユニフォームは、先日発表された新ユニフォームのホーム用。
しかしながら、13.アルフレッド・サルディバル(ゴールキーパー)と23.アルフォンソ・ニエト(FW)はメディカルチェックのため欠席。幸い、何も異常は無かったとのこと。

 

明日はいよいよメキシコリーグ2015年前期リーグ第1節対モンテレイ戦がこのオリンピックスタジアムで行なわれる訳ですが、相手チームのエースストライカーで、前シーズンのリーグ得点王でもあるドルラン・パボン


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が怪我のため欠場するとの情報が。これは、PUMASにとって有利な感じですね。
キックオフは、メキシコ時間で明日日曜日の正午です。


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本日7月25日は、PUMASのフォワードである、エドワルド・エレラの27歳の誕生日です。そこで、エレラの「5つのトリビア」を。


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1.キャリアスタート
クラブのユースでそのキャリアをスタートした、エドワルド・エレラ。メキシコ2部リーグで通算11ゴールをマーク。だが2009年には腰を痛め、半年ほど戦列から離れたこともあった。


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2.プロデビュー
2008年北中米カリブ海チャンピオンズリーグ第4節(10月9日)エル・サルバドルのルイス・アンヘル・フィルポというチームのホームゲームで73分に、マルティン・ブラヴォーと交代で出場。監督はリカルド・フェレッティだった。メキシコ1部リーグデビューは、それから3年後の2011年前期リーグ7月24日対サンルイス戦。30分にファン・カルロス・カチョと交代で出場。監督は、現ギジェルモ・ヴァスケス。


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3.初ゴール
2011年前期リーグ第3節(8月3日)対モンテレイ戦。91分にハヴィエル・コルテスによる左サイドからのコーナーキックをヘディングで合わせ、チームの3連勝をサポートするゴールとなった。ちなみにそのシーズンはそれ以外にみ2度ゴールを決め、相手はサントス・ラグナとティグレスという全て北国のチームだった。


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4.ゴールを決めた際のポーズ
2013年後期リーグの対クルス・アスル戦(アスルスタジアム)で前半終盤にロングボールを受けて、ヘスス・コロナの守るゴールへシュートを決めた際に初めてユニフォームの上から両手で真ん中より外側へ腕を引っ張るポーズをした。これはエドワルド曰くNFLカロライナ・パンサーズクォーターバックであるカム・ニュートンからインスピレーションを受けたらしい。小さい頃の憧れのヒーローだった、クラーク・ケントがスーパーマンに変身する際のポーズらしい。


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5.メキシコ代表デビュー
2014年前期リーグで13ゴールを決め、前シーズンも6ゴール。本日まで彼のベストを尽くすプレーがメキシコ代表のミゲル・エレラ監督の目に留まったのは、2015年の3月だった。親善試合の対エクアドル戦で後半ロスタイムの数分だけであったがデビュー。続く対パラグアイ戦では、コーナーキックからその長い足で合わせたシュートで初ゴール。コパ・アメリカのため再び招集されたエドワルドは、 対グァテマラ戦のテストマッチで2ゴールを決め、本大会でも対ボリビアエクアドル戦で起用されたが特に目立つ活躍は出来なかった。

 

明日のリーグ開幕である対モンテレイ戦で、自らのゴールで祝うことが出来るか?注目です。最近ではダニエル・ルドゥェーニャが誕生日だった時にメキシコリーグ通算100ゴールまであと1点に迫っていたことがありましたが、惜しくも達成出来ませんでした。いずれにしても、ホーム開幕戦なのでまずは勝ち点3をきっちり確保して欲しいものです。

PUMAS ナイキショップ・リニューアルオープン

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7月15日オリンピックスタジアム敷地内にPUMASナイキショップがリニューアルオープンしました。

 

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セレモニーには、クラブ・ウニベルシダ・ナシオナル首脳陣をはじめナイキ・メキシコの販売部門責任者ら、そしてスペシャルゲストととして元PUMASゴールキーパーホルヘ・カンポス氏も参加しました。

 

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店内の様子。もともとオリンピックスタジアム敷地内にはPUMASオフィシャルショップがあるのですが、それを新たにナイキショップとしてオープンしたようです。

 

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過去に獲得したトロフィーの数々が展示されています。

 

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と同時に、この日メキシコリーグ2015-16年新ユニフォームもお披露目となりました。画像はエドワルド・エレラ(左)とダリオ・ヴェロン(右)着用のホームユニフォーム。

 

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画像は、左からフィデル・マルティネス、ヨズガル・ギィテレス、アレハンドロ・カストロのアウェイユニフォームとゴールキーパー用 。

 

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画像は、左からヨズガル・ギィテレス(ゴールキーパー)、イスマエル・ソーサ(ホーム用)、フィデル・マルティネス、アレハンドロ・カストロ(アウェイ用)。 

 

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店内のダリオ・ヴェロン。

 

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ゴールキーパー用ユニフォームは、ホルヘ・カンポス氏からインスピレーションされたものとのこと。本人は「酷いデザインかも知れないが、このユニフォームには幸運が備わっている。」と言ったとか言わなかったとか。

 

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ライトアップされたショップ外周の様子。

メキシコリーグ2015年前期 第1節 プレビュー3

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エドワルド·エレラ:集団的な成果は、常に個人の成果よりも重要だ

 

「僕らは過去のトーナメントで始めに多くの勝ち点を手放したので、今シーズンはスタートが重要になる。」と彼は言いました。

 

「我々の目標は、リギージャ(決勝トーナメント)に出場する資格を得ること、そこで戦える状況に居ること。そして個人の目標は、ゴールであれアシストであれチームが勝つために貢献することだ。」とエドワルド·エレラは、オリンピックスタジアムの記者会見で語りました。

 

PUMASのアタッカーは、レギュラーシーズンのスタートが重要になるだろうと主張しました。

「僕らはリーグ開幕を楽しみにしているんだ。そしてやるべき事をうまくやるつもりだ。スタートは重要になるだろうね。何故ならば、過去2シーズンに多くの勝ち点を失ったからだ。それをまた繰り返すことは出来ないし、第1節から成果を上げなければいけない。そしてホームチームとして、インテンシブにプレーすることは不可欠だ。」

そしてチームの補強がベストの方法で統合されていると推定した。「彼らは良く結束しているし、選手たちは超越したくてチームに貢献しに来ている。それらは間違いなくチームにとって大きな助けになる。我々はとてもパーフェクトなチームを持っている。」

 

彼は攻撃陣に課された仕事のサポートを求めるであろう、フィデル·マルティネスについても述べました。

フィデルはとてもチームに貢献することになるだろうね。僕らはチームの将来のについてたっぷりと話をしたし、どうやったらうまくパートナーとして同調していけるか?試してもみたし、ピッチの中で立ち止まって話したりもしたよ。チームには、とてもたくさんの変化が生まれたんだ。これはその場にいる相手ゴールを目指したり、それをしようとするプレーヤーにとって、とても良いことなんだよ。僕らのチームメイトには、チームに貢献することが出来る選手がいっぱいいるんだ。」

 

「チーム内に競争が生まれたり、変化が生まれることは重要だ。より良い選手が君のそばにいれば、間違いなくより多くのゴールを決める可能性が増えるからね。僕らの誰もがスタメンを保証されないことでリラックスすることができないし、それはチームにとってのメリットなんだ。」と彼は付け加えた。

 

彼はグループの目標が常に優先となることを強調しました。

「得点王のようなものに期待を抱いたりするときもあるさ。でも、集団的な成果は常により重要になるんだ。本質的なことは、個人的な成果よりもチームがリギージャ(決勝トーナメント)に出場する資格を得て、優勝を目指すことだよ。僕はそれに対して責任を感じるけれど、逆にそれを楽しむことにするよ。僕がデビューして4年が経とうとしている。そして今、僕のキャリアの中でかなり良い瞬間なんだ。プロデビューをするためには、最初に目立たないといけない。ユースの選手たちは競争がより多いから、プレーをうまくしなければいけないと考慮しようとするね。いつもそのための要件があって、目立つプレーをし、その場にいられるチャンスに値する」

 

最後に、日曜日に対戦する予定の相手について述べました。

「素晴らしい試合になるだろう。モンテレイはクオリティのある選手がいるし、良い補強をしたから非常にタフな相手になるだろうね。僕らは応援してくれるサポーターの前で、ホームグラウンドでうまくスタートダッシュをするというモットーを掲げていて、そのために準備してきたんだ。僕らはインテリジェントな試合をしなければならない。」

 

 

メキシコリーグ2015年前期 第1節 プレビュー2

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フィデル・マルティネス:僕らは責任を持ってプレーし、ピッチでベストを尽くさなければならない

 

「これは、僕のキャリアの中での新たなステージだ。僕らは大きな責任と直面していて、最善を尽くすことに努めている。新戦力としてチームに合流したときには、それまでいた選手たちのプレーとの違いを示さなければいけない。ここには非常に重要なチームがあって僕らは全員団結しているし、これからずっとに一緒にならば全ての面において違いを示すことになるだろう。」とフィデル·マルティネスは、オリンピック・スタジアムで行われた記者会見で語りました。

 

まず、チームにどう合流したのか?を示しました。

「前シーズン(レオネス・ネグロスで1部昇格→翌シーズン降格決定)は、非常に難しいシーズンだったよ。でもこういうチャンスを与えてくれた神様に感謝しているし、それを生かさなければいけないんだ。チーム合流初日から、首脳陣や監督・チームメイトらが自分に対して非常に良くしてくれている。こうやって、新しくチームに入った選手は馴染めるんだね。僕は、みんながしている仕事を快適に感じているよ。そして今、PUMASサポーターがこの最高なチームを応援するためにスタジアムへ来てくれることを待ってるんだ。」

 

そして、今シーズンどういうプレーをするか?を述べました。

「自分のポジションは、初めにメキシコへ来てティファナにいた時からプレーをしている左サイドバックだ。慣れてるし、中盤からゴールを目指すのが好きなんだ。目標とするゴール数は決めていないよ。毎試合いつも全力でプレーするんだ。ゴールエリアに達するのが好きだし、そうやってゴールを決めるチャンスが巡ってくることを歓迎するね。そうでなければアシストだって構わないし、ときには相手のゴールを防ぐことだって重要だよ。」

 

 同様に、プレッシャーを感じないことにしました。

「プレッシャーは、いつでもどこにだってあるものさ。でも、サッカーはゲームなんだ。責任を持って楽しまなければいけないし、ピッチでは全力を尽くさなければいけない。チームメイトと仲良くしながらね。今までも全てのチームメイトとそうしてきたし、そうすることによって自分がプレーするための自信が付くし、彼らを助けることだって出来るんだ。最も重要なことは、僕らはプレーをして常にギジェルモ監督の指示に従うことだ。」

 

 今週の日曜日に対戦することになる、モンテレイについてこう語りました。

「これから試合をする相手は、モンテレイに限らずみんな手ごわいチームばかりだよ。僕らはとてもクォリティが高いチームだし、対戦する相手だって同じさ。もし、ピッチで本来するべきプレーが出来ればきっと良い結果が出るさ。僕らはリーグ開幕をホームで迎えることを楽しみにしているんだ。PUMASのホームゲームで、するべきプレーを出来るようにしなければいけない。プレシーズンマッチはとても重要な試合だったし、親善試合はリズムを与えてくれるんだ。相手ゴールを目指さなければいけないし、僕らのペースでリズムで試合に勝ち始めなければいけないんだ。」