フランシスコ・パレンシア:我々は成功するだろうということに疑いはない
「選手たちはコーチ陣やUNAMコミュニティ全体同様、とても強いんだ。敗北は我々を止めることはないし、そうなる兆しもないね。なぜならばシーズン開幕時にも言った通り、チームは精神的にキャパシティが大きいからだ。このチームは決して諦めることはしないよ。我々が追放されるとすればそれは全てを諦めた時であり、成功するだろうということに疑いはないんだ。」と、PUMASの監督であるファン・フランシスコ・パレンシアは、オリンピック・スタジアムで行なわれた対UANLティグレス戦に3-1で敗れた後に語った。
「我々は重要な個性を示したんだ。しかしあのようなクオリティの高いチームと渡り合い、1人退場というとても大きな不利を蒙った。しかし、我々はこの状況を逆転させることができることを冷静に確信している。」と、彼は付け加えた。
PUMASは前半20分にマルセロ・アラトーレが2枚目の警告で退場したため、ほとんどの時間帯を10人でプレーをした。ティグレスの得点はルーカス・セララヤン(前半7分)、アンディ・デロート(後半11分)とイスマエル・ソーサ(後半46分)で、PUMASの得点は、マティアス・ブリトス(前半31分)であった。
今やPUMASはリギージャ(プレーオフ)進出圏外となった勝ち点3を失うために決定的であったマルセロ・アラトーレの退場について、彼はこう責任を負った。「マルセロ・アラトーレはミスを犯したが、我々すべてが時折犯すような類いのミスだった。彼を責めることは出来ないね。あれは、状況的に起きたものだったからね。」と、締め括った。
オリンピック・スタジアムは、公式ピンクリボン運動(アメリカの乳がんで亡くなられた患者さんの家族が“このような悲劇が繰り返されないように”との願いを込めて作ったリボンからスタートした乳がんの啓発運動)でピンク一色で染められた。たくさんの観衆がこのイニシアチブによって運動をほのめかしたTシャツと金&紺以外に他の同じピンクで置き換えられた応援旗を振り、さらにPUMAS選手たちは濃紺のユニフォームに背番号をピンク色のジャージを着用した。
スタメン:
PUMAS:1-アレハンドロ・パラシオス、16-マルセロ・アラトーレ、3-ヘラルド・アルコバ、4-ダリオ・ヴェロン、5-ルイス・フエンテス(後半34分、15-エドワルド・エレラ)、6-ケヴィン・エスカミージャ(前半25分、2-ホセカルロス・ヴァンランキン)、10-アブラハム・ゴンザレス、8-パブロ・エレラ、17-ヘスス・ガジャルド、7ーハヴィエル・コルテス、20-マティアス・ブリトス(後半20分、9-フィデル・マルティネス)、監督:ファン・フランシスコ・パレンシア
ティグレス:1-ナウエル・グーズマン、29-ヘスス・ドゥエニャス、3-アンセルモ・ヴェンドレチョフスキ“ジュニーニョ”、4-ウーゴ・アジャラ、6-ホルヘ・トーレス・ニロ、19-ギド・ピサーロ、8-ルーカス・セララヤン(後半42分、15-マヌエル・ビニエグラ)、23-ルイス・キニョネス(後半12分、25-ユルゲン・ダム)、20-ハヴィエル・アキーノ、18-イスマエル・ソーサ、9-アンディ・デロート(後半12分、9-フリアン・キニョネス)、監督:リカルド・フェレッティ
主審:ホルヘ・アントニオ・ペレス、副審:サルヴァドール・ロドリゲス、イゴール・イツヴァン、第4審:ディエゴ・モンターニョ
警告:PUMAS 6分 マルセロ・アラトーレ、12分 ヘラルド・アルコバ、後半16分 マティアス・ブリトス:ティグレス 17分 ホルヘ・トーレス・ニロ
退場:PUMAS 20分 マルセロ・アラトーレ