勢いに乗ったPUMASはスタメンにベストメンバーを揃え、アウェイでサントス・ラグーナに挑みました。
前半からボールを支配したPUMASは5分、ペナルティーエリア外の右サイドからマルセロ・ディアスが壁を超えて地面まで落ちるフリーキックで先制。
その後は相手の攻撃をひたすら耐えたキーパー︰アルフレッド・サルディヴァルの好守もあって、42分ハーフライン右サイドで一度ボールを受けたニコラス・カスティージョが中央にいたマティアス・アルスティサへ叩いて、すぐさま反転ダッシュのワンツーで抜け出し相手キーパー︰ホナタン・オロスコの左脇を抜くシュートで追加点。
前半をそのまま折り返した後半、今度はサントス・ラグーナの反撃が待っていました。12分にはカーボベルデ代表のリーグ得点王争いTOPを走る、ジャニニー・タバレスのシュートをアルフレッド・サルディヴァルがセーブ。32分には、フリオ・セサル・フルチのヘディングも好守。このまま攻勢は続き、33分左サイドのコーナーキックからカルロス・イスキエルドスが中央でこぼれ球にすぐさま反応し、強烈なシュートで1-2。
これでそれまで静まり返っていたスタンドも急に盛り上がり、追いつけ追い越せムードになったもの、時すでに遅し。PUMASはこの連勝で一気に、勝ち点差1でひしめき合うリギージャ(プレーオフ)進出争いの一角に入り込んだのでありました。