PUMASはプエブラFC相手にドローを拾ったものの、リギージャ(プレーオフ)進出が遠のく
PUMASはクアウテモック・スタジアムにおける対プエブラFC戦で1-1のドローを拾う
2019年前期ステージの第17節のオープニングゲームで、PUMASは先制されたものの1-1のドローを拾ったが、リギージャ(プレーオフ)進出が複雑となった。クアウテモック・スタジアムで行われたこの試合、後半15分にホルヘ・アレハンドロ・サラテが先制点を挙げたが、その後39分にはファン・マヌエル・イトゥルベが同点弾を放ち追い付いた。
この結果、プエブラFCは勝ち点14に到達。PUMASは勝ち点22となり、現時点ではリギージャ進出圏外に留まった。もしPUMASが追いついた勢いそのままに勝ち越していれば話は違っていたかも知れないが、このドローは他の試合結果次第でリギージャ進出は持ち越された。プエブラFCはすでにリギージャ進出の可能性はなくなっていたが、彼らの目的は2部リーグ降格争いで何とか1部リーグ残留をすることであった。
最初のチャンスを作ったのは左サイドからスルーパスで抜け出し、良いボールコントロールをしたクリスティアン・アレハンドロ・タボによるプレーだったが、フィニッシュをすることが出来ずそのシュートは外れた。最も決定的なチャンスであったのは後半2分、同じく左サイドの深いところからクリスティアン・タボがペナルティエリア内へ送ったセンタリングをアレハンドロ・サウール・チュマセロがフリーになり、後は決めるだけというシュートを外したシーンであった。
状況はそこから完全に攻守交替し、PUMASはそれまでよりアグレッシブに攻めたものの危険なシーンを作ることが出来なかった。プエブラFCは後半15分、ホルヘ・サラテがリバウンドボールの跳ね返りをダイレクトボレーでゴールネットに突き刺した。先制したプエブラFCは試合を支配し、大半の時間帯で主導権を握った。
その20数分後、プエブラFCのペナルティエリア内でこぼれたボールを、ノーマークとなったファン・マヌエル・イトゥルベが力強い左足のシュート一閃。相手ゴールキーパー:ニコラス・ビコニスが一歩も動けないまま、同点に追い付いた。
その後PUMASは一方的な攻勢に出たが、確実性を欠いたまま試合終了。ドローを拾ったものの、リギージャ進出圏外に留まったまま次節以降の試合を迎えることになる。