毎シーズン恒例のリギージャ(プレーオフ)進出争いですが、ようやく絞られてきた感があるので、ここで現時点における可能性を探ってみたいと思います。
こちらが、今日現在の順位表。
リギージャ(プレーオフ)進出は近年の傾向からして最低勝ち点26がボーダーラインと言われているので、上位5位まではほぼ進出確定。残りの3席をこの7チームが争う構図です。それぞれのチームの残り試合数とライバル関係とで、
難易度をA(難しい)、B(やや難しい)、C(易しい)
で分けてみます。
まずは、現在第6位(勝ち点24)のケレタロFC。残り3試合(うち1試合は、第14節のサンルイス戦延期分)で、第4位のUANLティグレスとのホームゲームを残しており、予断は許さないと言えるでしょう。安全圏と言われる勝ち点26まで、最低でも1勝もしくは2分けが必要です。
難易度C(易しい)
続いて、現在第6位タイ(勝ち点24)のクラブ・ティファナ。同じく残り3試合ですが、同じ圏内にいるCFモンテレイおよび最終節のクラブ・レオン戦のホームゲームはかなり苦戦することが予想されます。しかしアウェイゲーム2試合はいずれも圏外のCDグアダラハラとFCファレス戦なので、安全圏と言われる勝ち点26まで1勝もしくは2分けすることはそう難しくないでしょう。
難易度C(易しい)
昨日のホームゲームでFCファレス相手に圧勝した、第8位のモナルカス・モレリア(勝ち点23)。残り3試合で安全圏と言われる勝ち点26まで1勝もしくは2分けが必要。ホームゲームで対CFプエブラ戦はともかく、残りの2試合は第4位のクラブ・レオン戦と第5位ケレタロFC戦であり、かなり厳しい戦いが予想されます。
難易度B(やや難しい)
そして、現在第9位(勝ち点21)の我がPUMAS。残り3試合いずれもリギージャ(プレーオフ)進出圏外の2チームとの対戦は他の候補と比較してやや分があるように見えます。 安全圏と言われる勝ち点26まで2勝もしくは1勝2分けが必要で、特に本日の対CFプエブラ戦は、少なくともドロー以上が求められます。
難易度B(やや難しい)
前節PUMASが、ホームゲームで下した第9位(勝ち点21)のCFアトラス。残り2試合で、最終節に同じ圏内にいるCFモンテレイとのアウェイゲームはかなり苦戦することが予想され、同じく最低でも2勝が必要なのでかなり厳しい状況です。
難易度A(難しい)
昨日のホームゲームで対クラブ・レオン相手に辛勝した、第11位(勝ち点20)のクルス・アスル。残り2試合で安全圏と言われる勝ち点26まで全勝が必要ですが、首位サントス・ラグーナとのアウェイゲームは相当苦戦するであろうと思われます。
難易度A(難しい)
前節で同じリギージャ進出争いを繰り広げているCFパチューカ相手にアウェイゲームで勝利した、第11位(勝ち点20)タイのCFモンテレイ。残り3試合で安全圏と言われる勝ち点26まで2勝必要ですが、残りのホームゲーム2試合で最下位ベラクルスと最終節にCFアトラスというのは、比較的組み易いと言えるでしょう。
難易度C(易しい)
ここまで見てみて、残りの3つの椅子はケレタロFC、クラブ・ティファナ、CFモンテレイの3チームが有利であるだろうと思われます。ただ最後まで何が起きるか?分からないのがメキシコサッカー1部リーグですので、モナルカス・モレリアやPUMASにも十分チャンスはあるでしょう。